えなこさんは以下のようにツイートして、今後の対応を事務所であるPPエンタープライズから発表すると伝えている。
【えなこの切り抜きについて】
多数の切り抜きチャンネルにて、えなこ本人のイメージを損なうような動画があまりにも乱立したため
事務所の判断により、規制させていただくことになりました。
今後の対応は、事務所のアカウントから発表させていただきます。
収益化OKにしていた&事前にガイドラインを送っていたにも関わらず、再生回数増やしたいだけのタイトルやサムネの切り抜きばかりで残念です。好き勝手やっていい、と言った覚えはありません。
チャンネル削除の連絡が来たら速攻削除してください。
問題の動画を消すから云々など、交渉には応じません。
収益化OKにしていた&事前にガイドラインを送っていたにも関わらず、再生回数増やしたいだけのタイトルやサムネの切り抜きばかりで残念です。好き勝手やっていい、と言った覚えはありません。
— えなこ (@enako_cos) February 8, 2022
チャンネル削除の連絡が来たら速攻削除してください。
問題の動画を消すから云々など、交渉には応じません。
当初は問題視されていなかったえなこの切り抜きチャンネル
2021年4月、えなこさんはYouTubeチャンネルを開設。そこでは仕事の裏側やプライベートのこと、ゲーム配信など、自身の好きなものを配信・投稿している。 その後、チャンネルの動画を短く切り抜いたいわゆる“切り抜き動画”が広まっていった。えなこさんは2021年12月にも切り抜きチャンネルについて言及。YouTubeの配信切り抜きについて質問があったので…!
— えなこ (@enako_cos) November 30, 2021
基本OKですが、タイトルなどあまりにも下品だったり、誰かを不快にさせるようなものはやめてください。
削除依頼を出したらすぐに消してください🙇♀️
収益化もOKですが定期的にスパチャで返してくださいね😉笑
その際は「基本OKですが、タイトルなどあまりにも下品だったり、誰かを不快にさせるようなものはやめてください。削除依頼を出したらすぐに消してください」などとツイート。基本的には問題なしという姿勢を見せていた。
その後2022年1月に、切り抜きチャンネルの開設者にチャンネル名とURLを送るようにアナウンス。そして今回の規制の発表が行われた。【配信の切り抜きについて】
— えなこ (@enako_cos) January 7, 2022
切り抜きチャンネルを開設されている方はこちらにチャンネル名とURLを記載の上、メールを送ってください。
enakoch.info@gmail.com
(スタッフが対応させていただきます)
また、配信の概要欄に切り抜きNGと記載されているものは禁止となりますのでよろしくお願いします。
えなこさんは上記の通り、「収益化OKにしていた&事前にガイドラインを送っていたにも関わらず、再生回数増やしたいだけのタイトルやサムネの切り抜きばかりで残念です。好き勝手やっていい、と言った覚えはありません。」とツイートしており、提示したルールが守られていない現状があることを明かしている。
実際、YouTubeを見ると、えなこさん関連の扇情的なタイトルやサムネイルの切り抜き動画が乱立している。
UUUMなどの企業や渋谷ハル、呂布カルマも対策を実施
多数のクリエイターが参加しているYouTube。そのコンテンツはとても1人が追い切れるような量ではなくなっている。特に生配信などの長時間コンテンツを最初から最後まで視聴できるのは一握りだ。そこで、有名YouTuberの配信やコンテンツの面白い部分をピックアップして投稿する「切り抜き」文化が隆盛した。
ゲーム実況者/配信者が名プレイを編集して投稿している場合(モンタージュ動画)もあるが、YouTuberやバーチャルYouTuberの配信切り抜きはもともとユーザー同士の文化として始まった2次創作としての文化であり、権利的にはグレーなものだった。
ただ、人気の広まりに貢献する役割を果たしているという側面もある。
近年ではYouTubeの自動識別システム「Content ID」によって権利元に収益の一部を還元する環境が整い、ひろゆきさんはじめ本人や動画運営元が推奨する形で切り抜きチャンネルが増え、公式側がファン活動を取り込む動きも増えている。
その上で、扇情的なタイトルやサムネイルによって再生回数を稼ごうとする切り抜きチャンネルも多く、トラブルも頻繁に起こっているのが現状である。
HIKAKINさんを筆頭に多くの人気YouTuberが所属するUUUM、バーチャルYouTuberの渋谷ハルさんやラッパーの呂布カルマさんが独自の方法でそれを行っている。
今後えなこさんの切り抜きチャンネルの可否がどうなるかは未定だ。まずは事務所であるPPエンタープライズからの発表を待とう。
「切り抜き」を考える
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