新世代とベテランYouTuberとの神コラボ コムドット、はじめしゃちょー、フィッシャーズの“武器”とは

画像は動画「先輩、どっちが上かハッキリさせましょうよ」より

POPなポイントを3行で

  • コムドットがはじめしゃちょー、フィッシャーズとコラボ
  • ベテラン勢と次世代勢が重要視するもの
  • まじ神コラボ!
5人組YouTuberグループ・コムドットの勢いが止まらない。

この3月にはチャンネル登録者数100万人突破を記念しHIKAKINさんとコラボ。

そしてこの12月には、はじめしゃちょーさん、Fischer's-フィッシャーズ-といういずれも人気なYouTuberたちと立て続けにコラボを果たした。

YouTuberの最大手事務所・UUUMに所属するベテラン勢と、自分たちで事務所を設立し活動する独立独歩の新世代とが相見える非常に熱い展開に。

それぞれの動画は、ベテラン勢が重視するものと、新世代勢が重視するものが顕著に表れた好対照のコラボとなっている。

コムドット。地元ノリとストイックさで天下取りを目指す

2018年10月に活動を開始した5人組YouTubeグループ・コムドット。

チャンネル登録者数は今年3月に100万人、そして6月には200万人を突破し、今度は年内300万人の達成を掲げて活動している。

地元の幼馴染で結成されているためメンバー同士の仲が良く、内輪にしか通じないいわゆる“地元ノリ”をむしろ積極的に打ち出してその輪を全国に広げようという方針を掲げている。

とにかく楽しそうな友達同士ならではの(とりたてて意味のない)無邪気なかけ合いが魅力。そして動画でのノリとは裏腹に、YouTuber活動に対してはどこまでもストイックであり、自ら企画・撮影・編集をこなす姿を日夜発信し続け、支持を広げている。

一方で、強気すぎる発言やコロナ禍での宴会騒動などでたびたび炎上していることもまた事実。 しかしその度に自らを省みて、自分たちの影響力の大きさに応じた振る舞いを身につける努力を怠らず、今もその活動に邁進している。

はじめしゃちょー、フィッシャーズとのコラボが実現

コムドットは、2021年3月に押しも押されもせぬYouTuber界の王者・HIKAKINさんとのコラボを果たし、12月に入ってからは、はじめしゃちょーさん、フィッシャーズとも立て続けにコラボを果たした。

はじめしゃちょーさんとのコラボは、コムドットが彼の豪邸に遊びに行った先で撮影された動画。

前ばかり見て突き進むコムドットに対して、「上には上がおるんやぞ!」ということを(もちろん冗談で)示すため、はじめしゃちょーさん自身が上から落ちてくるというとんでもないドッキリを決行。
おいコムドット。お前ら上なんて見てねえだろ?
【失礼】資産3兆円のはじめしゃちょーの大豪邸に突撃して欲しいもの全部持って帰った
一方、コムドットの動画では、はじめしゃちょーさんの豪邸にあるものを「これください」と頼んでどこまで持って帰れるかを検証するという企画。

いずれの動画もYouTubeの急上昇ランク入りしている。

そして、続くフィッシャーズとの動画では、グループYouTuber同士、待望のコラボが実現。
【第15回モヤモヤ】コムドットと最後まで残っちゃいけない「かくれんぼ」やったらリーダー同士が手を組んだ!?
「先輩、どっちが上かハッキリさせましょうよ」
コムドットの動画は、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(スマブラSP)でのチーム対決。

シルクロードさんを筆頭にスマブラが得意なフィッシャーズに対し、ゲームは好きだがあまり上手くないことに気づかされたコムドットたちが、様々な“縛りプレイ”を持ちかけて勝負を挑む。

フィッシャーズの動画では、コムドットのスタジオ兼事務所にて、フィッシャーズの人気企画でもある「モヤモヤかくれんぼ」を開催。指定された順番で見つかった人だけが罰ゲームを受ける。

企画とコミュニケーション 神コラボが象徴するもの

この4本のコラボ動画には、すでに 一時代を築き今も最前線をひた走るベテラン勢(「旧世代」とは言いたくない)と、今まさに躍進を続ける新参の次世代勢とで、お互いが何を最も重要視しているかがよく表れていると言える。

はじめしゃちょーさんとフィッシャーズは企画を軸にした動画撮影・編集を行っているのに対して、コムドットも企画自体がユニークなのはもちろんだが、あくまで動画の軸は、メンバーとコラボ相手とのかけ合いに置いている点が特徴的だろう。

まだYouTube黎明期と言える時代に企画力に秀でて登録者数を伸ばしてきたベテラン勢。

そして、群雄割拠が極まったYouTuber戦国時代において企画が横並びになる中、メンバーの個性とその関係性、コミュニケーションを芸に昇華してきた次世代勢。

詳しい内容やその結末はそれぞれの動画を視聴してほしいが、そのコントラストが極めて象徴的に表れているため、お互いのファンならずとも必見の動画となっている。

何より、コムドットからは今も第一線で活動する尊敬する先輩へのリスペクトが、はじめしゃちょーさんとフィッシャーズからは、飽くなき挑戦をがむしゃらに続ける新世代へのリスペクトが感じられる。

ベテランと新世代との構図が好対照な“神コラボ”と言っておきたい。

年内300万人達成に王手のコムドット

年内のチャンネル登録者数300万人達成を目標に掲げているコムドット。

チャンネル登録者数288万人となっている現在、すでにその頂きも見えてきている。

12月11日(土)に開催されるYouTubeの祭典「YouTube FanFest」(略称:YTFF)にも、HIKAKINさんやフィッシャーズと共に出演することも発表されている。

特にコロナ禍以降、芸能人やお笑い芸人らもこぞってYouTubeに参戦するようになっている現在。

次世代YouTuberが突き上げ、ベテランYouTuberがそれに応えるという、生粋のYouTuberシーンの動向にも胸が熱くなる。

YouTubeの哲学

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1件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:5514)

コムドット嫌い。笑