『インターネットは言葉をどう変えたか』デジタル時代の言語学

『インターネットは言葉をどう変えたか』デジタル時代の言語学
『インターネットは言葉をどう変えたか』デジタル時代の言語学

『インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図』/画像はすべてAmazonから

POPなポイントを3行で

  • 書籍『インターネットは言葉をどう変えたか』
  • 言語学者による、世界のメディアが賞賛した本
  • ネットによる言葉の進化を紐解いている
日本で生まれた絵文字がなぜ世界で市民権を得たのか? チャットで「はい〜」「よろしくー」と語尾を伸ばしがちなのはどうしてなのか?

デジタル時代におけるそうした言語の進化をユーモラスに紐解いた書籍『インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図』が、9月25日(土)に発売される。

手がけたのは、インターネット言語学者のグレッチェン・マカロック(Gretchen McCulloch)さん。

ネットと言語の進化を紐解く本『インターネットは言葉をどう変えたか』

大文字の“LOL"が小文字の“lol"に変化する過程で定義・意味がどう変化したのか?

年代によって句読点の使い方が違うのはなぜなのか?

デジタル時代における言語の進化。そのひとつ一つは些細ながら、考えてみると背景や成り立ちを知らないことが多い。

言語は、SNSやチャット上で次々に新しいスラングや専門用語を生み出し、急速かつ興味深い方法で変化を繰り返している。

書籍『インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図』は、一見無秩序な言葉の進化が持つパターンや一定のルールをひも解き、人間の言語全般についての理解を深められる一冊だ。

手紙や印刷機、電話といったインターネット以前のメディアが言葉に与えた影響、スペルチェックなどのソフトウェアがもたらす言葉の変容、変化の一途を辿ってきたテクノロジーと言語の変化との関連など、さまざまな角度から紹介している。

ニューヨーク・タイムズ』は「マカロックほど親しみやすい作家はいない。聡明で、気さくで、おまけに彼女自身が誰よりも言語学の大ファンなのが伝わってくる。」、英国の新聞『サンデー・タイムズ』は「マカロックに感動を覚えずにいるのは難しい。それは、彼女が誰よりも言語学を愛している魅力的な作家だから。」と、米メディア各社が絶賛している。

日々、インターネット言語を生み出している人たちに捧ぐ
あなたたちが広大な土地だとしたら、本書はその地図にすぎない。
(献辞より)

将来、国語で必須になりそう

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書籍情報

『インターネットは言葉をどう変えたか デジタル時代の〈言語〉地図』

価格
2420円(税込)
出版社
フィルムアート社
発売日
2021/9/25
言語
日本語
単行本(ソフトカバー)
400ページ
ISBN-10
‎484592028X
ISBN-13
978-4845920280

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