Red Bull「RASEN」鎮座DOPENESS、仙人掌、Moment Joon、SPARTA　ビートはSTUTS

Red Bullがキュレートする日本のヒップホップにフォーカスしたYouTubeチャンネル「レッドブルマイク」にて、その場限りのマイクリレー企画「RASEN」の最新回が公開された。

第9回目となる今回は、鎮座DOPENESSさん、仙人掌さん、Moment Joonさん、SPARTAさんの4名が集結。

ビートは、現在放送中のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』主題歌で話題のSTUTSさんが手がけた。

ラッパー4人がつくりだす渦「RASEN」

フリースタイルバトルや楽曲制作と共に人気が高い唯一無二のラッパー・鎮座DOPENESSさん。

フリースタイルバトルでは、圧倒的なフロウを武器にしたオリジナリティの高いスタイルで、「ULTIMATE MC BATTLE 2009」（UMB）で全国優勝。

ZEN-LA-ROCKさん、G.RINAさんとのユニット・FNCY（ファンシー）としても活躍している。 ラッパーであり、ビートメイカーとしても活躍する仙人掌さん。ISSUGIさん、Mr.PUGさんらによるユニット・MONJUのメンバーとしても活動。

ストリートに根ざした詩情を表現するスタイルで、ドープな曲を世に放っている。 移民ラッパーという視点で制作されたアルバム『Passport & Garcon』が話題を呼んだ韓国出身のラッパー・Moment Joonさん。

ヒップホップシーンや国家問題などを、外からの目線で問題提起するリリックが特徴的。 スケーターとしてのキャリアも持つラッパー・SPARTAさん。

KID FRESINOさんとの楽曲「ALIEN」で注目を集め、BIMさんなどシーンを象徴するラッパーとの楽曲も発表している。

存在感のあるラッパーにも負けない解放感のあるスタイルで支持されている。 今回ビートを担当するSTUTSさんは、トラックメイカー、音楽プロデューサー、MPCプレイヤー。

ラッパー・PUNPEEさんをフィーチャーした楽曲「夜を使いはたして」は、日本のMPCプレイヤーの曲としては異例の再生回数700万越えを記録。

メインストリームになりつつある、チルな曲の代表格のひとつとなった。

作品制作だけではなく、ライブとプロデュースにも意欲的に活動。主演・松たか子さんが歌うエンディングが毎話変わるドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌「Presence」シリーズのトラック制作と楽曲プロデュースを担当。 一つの曲をベースに、KID FRESINOさん、BIMさん、NENEさん、Daichi Yamamotoさん、T-Pablowさんと毎話変わるラッパーの雰囲気に合わせた編曲・プロデュースは、毎話SNSで話題沸騰になっている。

ヒップホップのうねりを「RASEN」

シーンを牽引するラッパーから期待の若手まで、その場限りのマイクリレーをするサイファー企画「RASEN」。豪華かつサプライズな出演陣で、最新回が公開される度に話題を集めている。

「4本のマイクでつなぐ円（縁）は高みを目指し、“螺旋”をえがく——そのうねりの行き着く先は、ヒップホップの未来か」と謳っており、話題の実力派のビートメイカーが手がけたビートに、リリックを巧みに乗せるラッパーたちがセッションして起こす化学反応を堪能することができる。