「この時間にはやらないでおこう」配信時間へのこだわり
──先ほど朝活の話もありましたが、ロベルさんはなぜトークメインの配信スタイルになったんでしょうか?ロベル 一番大きな理由は、単純にしゃべるのが好きだからですね。あとは基本的に配信の内容ってゲーム実況が多いと思うんですけど、僕は朝からゲームをやりたくなくて。でも配信はしたいしということで、じゃあ朝活では雑談をしようと思って、続けた結果が今という感じですね。
ロベル やっぱり夜に配信をする方が多かったですし、特にホロスタの中だと朝にやってる人があんまりいなかったので。じゃあこの空いてる時間にチャレンジしてみるかってはじめたのがきっかけでしたね。
もともと朝は苦手ではなかったですし、起きたら数秒でパチっとスイッチが入るタイプなので、「うわ~やらなきゃ~」みたいな感じではないんです。
ただ、決まった時間でもう何か月もやってきたので、そろそろ次の段階を見ているというか。いかに飽きさせないか、という部分で、どう続けていくかはいろいろ考えている最中ですね。見てくれている方も多いので、なるべく続けていきたいとは思ってますけど。
──ちなみに配信の時間帯って、お二人も意識されていたりするんですか?
天真 「この時間にやろう」はないですけど、「この時間にはやらないでおこう」は結構ありますね。アステルもあるでしょ?
アステル 僕もゴールデンタイムはやらないですね。
天真 18~22時あたりね。やっぱりその時間帯はいろんな人が個人配信をしてるから。ホロスタって配信の予定表を公開する仕組みがあるんですけど、他の人の予定表を見ると、ゴールデンタイムはやっぱり多いなぁ~って感じるので。
アステル 僕は海外の視聴者さんが多いんですけど、やっぱり日本の時間感覚と違うんですよね。今週のスケジュール作ったのに貼ってなかったwww
— 岸堂天真🦔💨@ホロスターズ2期生 (@kishidotemma) March 24, 2021
これだぁ!!!!
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日本で言う朝方がコアな時間になってくるので、深夜4時ぐらいからはじめて、朝の9~10時ぐらいに終わる感じです。逆に日本の方向けにやりたいときは、16時とかからはじめたりします。
──天真さんはホロスタのメンバーを集めて、ワードウルフなど会話や思考が鍵となるゲームを企画されています。参加者の意外な本性が明らかになる、絶妙なお題設定やゲームマスタリングに定評がありますね。
天真 僕は騎士学校時代あんまりお金がなくて、道具を買わなくてもできる遊びばかりやってたんですよね。たとえば人狼は紙とペンがあればできるし、ワードウルフも頭を使うだけでできる。
オリジナルのゲームも考えて、友達と「こういうの、どう?」「やってみようぜ!」みたいな感じでやってて。それをホロスターズのみんなともやれたら楽しいなと思って、頭を使う系のゲームを企画してるんです。
天真 そうですね。何回かやっていると、うまい人と苦手な人が出てくるんですよ。アステルとかロベルは結構自分を隠すのがうまくて、嘘がバレなかったりするんですけど。
たとえば1期生の花咲みやびとか、3期生の影山シエンとかはもう嘘をついてるのが露骨にバレるタイプで(笑)。じゃあ次は嘘をつくのが苦手な人だけ集めてみようとか、その逆を試したりとか。
──どう転んでも、メンバーの新しい一面が見られますね。
天真 そうですね、楽しいです。もはや一番楽しいのはゲームマスターなんじゃないかって思いますね。お題をつくって渡すのも自分だから、「これにしたらどんな反応するのかな」って。変な発言が飛び出してもそれはそれで面白いし……僕、Sなのかもしれない。
出会いも別れも“ひょんなことから”だからこそ
──アステルさんは『Apex Legends』での活躍が注目を集めています。配信で同作をやる楽しさについて教えてください。アステル 今僕がいるのがAPEXの中で大体上位0.2%のレベル帯なんですけど、配信でやってないと、心が折れちゃうんですよね(笑)。
ひどい負け方をしたりすると、1人だと「今日はもうやめちゃおっかな」ってなるんですけど、コメントで励ましてもらえたら「もうちょっとがんばろうかな」と思える。逆に勝ったときには、1人で喜ぶよりもみんなが一緒に喜んでくれるほうが、断然嬉しいんです。
──コメントの声がモチベーションに大きく繋がるんですね。1期生のアルランディスさん・奏手イヅルさんとチームを組んで、「VTuber最協決定戦」や「RAGE PARTY」といった大会にも出場されています。
アステル 誰かと同じ熱量をもって1つのことにチャレンジするって、配信活動の中だと実はあんまりないんですよね。それに僕たちの出会いって、さっきも言ったんですけどマジでひょんなことからはじまっていて。
悲しい話ですが、去るときは急なタイミングだったりするし、去った後も一緒にいられるかというと、またわからないものだったりするんです。そんな中で一緒に時間を過ごして、後で振り返れる思い出をつくれたらいいなと思いながら、頑張ってますね。
アステル 僕たちにとっての一番大きな基準って、やっぱり視聴者さんなんですよね。本気でやってるぶん、正直見ていて辛い場面もあると思うし、言い合ったりする場面もあるんです。
それでも見守ってくれる方々に対しての一番の恩返しって、最後に僕たちが勝って、笑ってるところを見せることなんじゃないかなって、3人とも思っていて。
──そこは配信者である以上、みんな言葉にせずとも持っている、と。
アステル あ~、いや、語り合いました!(笑)。特にアルランディスに関しては元初心者というか、もともとAPEXをすごくたくさんやってるプレイヤーではなかったんですよ。
で、僕とイヅルくんで「けっこう険しい道だと思うから、もし練習とか辛かったら、言ってくれたら2人でできるだけフォローするけど、どうしたい?」みたいな話をしたら「いや俺だって本気でやりたいよ!」って返してくれて。
「それだったら僕たちも、直してほしいところとか改善できるところは容赦なく言うから、一緒に頑張っていこう」って話をして。
僕はチームリーダーとして、みんなの温度感を計っていかなきゃいけない立場だとは思っていて。もしラフな感じでやりたいなら、僕もその方向でと思ってたんですけど、そんな熱い気持ちがあるなら2人の熱意には応えなきゃいけないなと。
──めちゃめちゃ熱いエピソードですね。
アステル そう、めちゃめちゃ熱い奴らなんですよ!
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