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死後、フォロワーへ遺言を自動ツイートする「desubot」はなぜ生まれたのか?

死後、フォロワーへ遺言を自動ツイートする「desubot」はなぜ生まれたのか?

開発中の「desubot」/画像はすべてnwsaさん提供

POPなポイントを3行で

  • Twitterが自動で遺言をツイート
  • 学生クリエイターがつくった「desubot」
  • 安否確認への応答なければ遺言ツイート
遺言って意識したことありますか? いや、家族や恋人へではなくて、もしかすると顔も見たことがないSNS上の知り合いに向けて。

たぶんほとんどの人が「NO」じゃないかと。

どうすべきかと考えてみてもわからない。そんなときの選択肢の1つになりそうなのが遺言つぶやきシステム「desubot」です。

学生クリエイター・nwsaさんが開発し、1年ごとに送られてくるダイレクトメッセージに応答がなかった場合、予め設定した遺言をツイートするという仕組み。

nwsaさんがTwitter上で開発した旨を報告すると多くの反響が寄せられ、現在実装を準備中。3月中旬頃をめどにリリースされることになりました。

自動で遺言ツイート「desubot」で最後の挨拶

現実世界で繋がりがないフォロワーには、自分が突然死んだ場合、その事実を伝える手段がありません。そんな悩みを解決してくれるのが「desubot」です。

毎年送られてくるダイレクトメッセージに応答をしない場合、あらかじめ設定した遺言をツイートしてくれる──Twitterで発表したところ「実装はいつですか?」をはじめ、リプライが殺到。

一方で、「Twitterを放置していたら死亡扱いになってしまう」「めんどうになって遺言をツイートしてしまいそう」といった反応も寄せられています。

自分の死後といまをつなぐシステムを開発したのは、学生クリエイターのnwsaさん。ともすればタブーとされてしまう「死」を扱うシステムはなぜ生まれたのか。話を聞きました。

遺言botはなぜ生まれたのか?

遺言の内容は自由に決められる

「昔からものづくりが好きで、中学3年から高校2年にかけて、『Minecraft』のコミュニティサービスを運営していた」というnwsaさん。

現在は『Minecraft』で、友人たちと東京ディズニーリゾートを再現するチームとして5年ほど活動しているようですが、「desubot」が生まれた経緯は何だったのか?

「いままでの自堕落な生活を振り返りながら、最期に後悔することがないように生きたい、と思うようになりました」

高校卒業までの1ヶ月間、将来についてぼーっと考えていたnwsaさんはそんな思いを抱くようになったと言います。

後悔せず生きるために必要な「死」

このように、安否確認のメッセージがくる

後悔せず生きるために意識する必要があると感じたのは、身近な体験をしたことがないために、いままで真面目に向き合ってこなかったという「死」だった。

「『明日死ぬかもしれない』と心のどこかで意識しながら生活することで、より良い生き方に繋がるんじゃないかと考え、『desubot』のアイデアを思いつきました」

とはいえ、もともとは自作ツールを紹介しただけで、システムとして公開する予定はなかった「desubot」。しかし、現在までに8万件を超えるリツイートを記録するなど大反響。

需要に応える形で現在「3月12日(金)までのリリースを目標に開発を進めています」とnwsaさん。

導入にあたっては「『desubot』のサイトで、Twitterアカウントとしてログインすることで、誰でもbotとして導入することができる」ようです。

SNSと現代

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