2月8日24時からの放送には、ゲストに女性アイドルユニットのベッド・イン」が登場。中尊寺まいさんの胸の谷間に挟まれていたメモの内容が読み上げられ、番組終了が明らかとなった。
2010年より音楽、アイドル、アニメ、漫画など様々なポップカルチャーに焦点を当て続けてきた番組が、11年の歴史(前身番組「ミュ〜コミ」を含めると15年)に幕を下ろすこととなる。
最終回までは、同番組にゆかりのあるゲストが多く登場する予定だ。
ラジオの枠を超えて発信/受信する番組
「ミューコミプラス」は、ニッポン放送アナウンサー・吉田尚記さんがパーソナリティーを担当し、2010年1月より放送されてきたラジオ番組。吉田尚記さんといえば、数々のアニメ・ゲームなどカルチャー系イベントの司会でお馴染みの聞き手のプロ。自身も大のアニメ好きで、「コミックマーケット」でアニメ系のネタを落語と混ぜた独自の落語CDを頒布。会場で、ブースから耳馴染みのいい声が聞こえたと思ったら吉田さんだった、という人も多いはず。
番組としては、2019年にプチリニューアルを果たし、番組名を「ミューコミプラス」に改名。吉田さんが「中の人」をつとめるバーチャルMCの一翔剣(いっしょう けん)さんが活動を開始したのもこの時である。
「ミューコミプラス」は、こうした配信や番組のTwitterアカウントの積極的な運用によって、生放送ラジオのリアルタイム感に加え、リスナーと直接的で双方向なやり取りをも実現させた番組とも言えるだろう。
リスナーからもゲストからも驚きの声上がる
突然(そして突拍子もない形で)発表された「ミューコミプラス」終了の報せに、多くのリスナーから驚きの声が上がっている。#ミューコミプラス
— よっぴー/吉田尚記 (@yoshidahisanori) February 8, 2021
が終わります。#note にしました。本当に、ありがとう。https://t.co/l2ed905K5B
加えて、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さん、かつて番組アシスタントをつとめた声優/アーティスト・田所あずささんなど、これまでに同番組に出演したアーティストから感謝や寂寥の思いが多く寄せられている。
一方で、番組開始からパーソナリティーをつとめ続けている吉田さんは自身のnoteを更新。
「意外とやれることはやりきった、と自分で思えるので、手を抜いてた瞬間はなかった、と思います。(中略)番組終了を告げられたときも、驚きませんでした。いつか来るはずのこと、当然。という気持ち」と、番組終了をフラットな気持ちで受け止めたことを綴っている(外部リンク)。
ラジオ番組としてゲストとリスナーを受け入れ続け、そしてリスナーとの相互発信の場をつくり出した「ミューコミプラス」が築いた新しいメディアの土壌は、今後も様々な形をとりながら引き継がれていくのだろう。
ミューコミは本当にお世話になったし僕がオールナイトニッポンをやらせてもらうきっかけにもなった番組。
— 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー) (@kiryuintw) February 9, 2021
終わるなんて微塵も考えてなかったから超超驚いた…
本当にありがとうございます🙏とても感謝しています🙏感謝しきれないです🙏
3月まで頑張って下さい!😊
ミューコミさんが😭😭😭😭
— 田所あずさofficial (@AzusaTadokoro) February 8, 2021
悲しい!!!!
(あずさ)#ミューコミプラス https://t.co/530WeoyP0A
ミューコミはなんでかずっと終わらない気がしてた。ドルヲタの端くれとして、そしてラジオ好きの端くれとして、感謝しかないです。ありがとう!!!!#ミューコミプラス
— ぺんぺん草 (@pempemRZ) February 8, 2021
3月でミューコミ終わっちゃうのか…
— くりしょー! (@8_show_k) February 8, 2021
2012年夏に聴き始めましたが、自分の趣味の幅を沢山広げてくれたので本当に感謝しかないです。。
#ミューコミプラス
越境して発信を続ける
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番組情報
「ミューコミプラス」最終回
- 放送日
- 2021年3月25日(木)
- 放送時間
- 24:00〜24:53
- 放送局
- ニッポン放送/STVラジオ
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