Activ8株式会社が展開するバーチャルYouTuberのプロデュース・支援を行うプロジェクト「upd8」が12月31日(木)をもって終了することが発表された。
かつてActiv8株式会社は、バーチャルYouTuberの第一人者であるキズナアイ(Kizuna AI)さんを開発・運用。
現在、キズナアイさんはKizuna AI株式会社に所属しており、その移籍と同時に「upd8」を脱退。現在もおめがシスターズをはじめ、多くのVTuberが「upd8」に在籍しており、その動向が注目されていた。
個人や企業所属に関わらず、在籍するVTuberを募集し、VTuberという概念のパイオニアであるキズナアイさんも所属することからVTuber産業・ブームの中核的な存在として知られていた。
「upd8」は通常のタレント事務所とは異なり、あくまで支援を目的としたプロジェクトという位置付けとなっている。
しかしながら現在、絶大な人気を見せている「にじさんじ」「ホロライブ」のような画一的なブランディングをもたず、「upd8」内のコラボレーションや企画なども前述する2組に比較すると非常に少なかった。
2020年4月には、中心的な役割を担っていたキズナアイさんが脱退。併せて、あにまーれ、ハニーストラップ、織田信姫さんといった有力なユニットやタレントも脱退。
今後の展開がファンから心配される中での発表となった。
「upd8」には、事務所に所属せずに活動を行う「個人勢」も多く在籍しており、彼らの今後の活動への影響が懸念されるが、発表内では「今後も継続していく」と明言されている。upd8、終わります。
動画では、Activ8株式会社の代表取締役社長・大坂武史さんが出演。
おめがシスターズの質問に答え、「upd8」は赤字で事業継続が難しくなってしまったこと、しかし今後もチャレンジを続けていくことなどが赤裸々に語られた。
大坂さんがメディアに出演することは久しぶりのことで、「upd8」事業にかけた強い想いを垣間見ることができる。
かつてActiv8株式会社は、バーチャルYouTuberの第一人者であるキズナアイ(Kizuna AI)さんを開発・運用。
現在、キズナアイさんはKizuna AI株式会社に所属しており、その移籍と同時に「upd8」を脱退。現在もおめがシスターズをはじめ、多くのVTuberが「upd8」に在籍しており、その動向が注目されていた。
2020年12月31日をもちまして、「upd8」を終了することとなりました。ファンの皆様方には多くの応援を賜りまして厚くお礼申し上げます。突然のお知らせとなり深くお詫びするとともに、今後もご参加バーチャルタレントの皆様は活動を継続いたしますので、変わらぬ応援を何卒よろしくお願いたします。 pic.twitter.com/ANTtQQsDNh
— upd8 (@project_upd8) November 1, 2020
VTuberブームを牽引したプロジェクト「upd8」
「upd8」は2018年5月31日にスタート。個人や企業所属に関わらず、在籍するVTuberを募集し、VTuberという概念のパイオニアであるキズナアイさんも所属することからVTuber産業・ブームの中核的な存在として知られていた。
「upd8」は通常のタレント事務所とは異なり、あくまで支援を目的としたプロジェクトという位置付けとなっている。
しかしながら現在、絶大な人気を見せている「にじさんじ」「ホロライブ」のような画一的なブランディングをもたず、「upd8」内のコラボレーションや企画なども前述する2組に比較すると非常に少なかった。
2020年4月には、中心的な役割を担っていたキズナアイさんが脱退。併せて、あにまーれ、ハニーストラップ、織田信姫さんといった有力なユニットやタレントも脱退。
今後の展開がファンから心配される中での発表となった。
「upd8」には、事務所に所属せずに活動を行う「個人勢」も多く在籍しており、彼らの今後の活動への影響が懸念されるが、発表内では「今後も継続していく」と明言されている。
おめがシスターズの動画にて、撤退に至る経緯を社長が自ら説明
「upd8」に在籍する人気VTuberユニット・おめがシスターズのチャンネルにて、今回のプロジェクト終了に関する動画が公開された。おめがシスターズの質問に答え、「upd8」は赤字で事業継続が難しくなってしまったこと、しかし今後もチャレンジを続けていくことなどが赤裸々に語られた。
大坂さんがメディアに出演することは久しぶりのことで、「upd8」事業にかけた強い想いを垣間見ることができる。
変容を続けるバーチャルYouTuberという文化
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