流行りの「マーダーミステリー」にボドゲ大手のアークライトが参入

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流行りの「マーダーミステリー」にボドゲ大手のアークライトが参入

『純白の悪意』(左)『インスマスから届いた手紙』(右)

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POPなポイントを3行で

  • 流行の会話型ゲーム「マーダーミステリー」
  • 日本のボードゲーム大手が参戦
  • 日本にマーダーミステリーの仕掛け人など豪華な作家陣
登場人物を演じながら殺人事件を追体験する会話型ゲーム・マーダーミステリー。中国で大流行し、現在、日本でも配信や公演などが盛んに行われている。

そこに、日本のボードゲーム大手・アークライト社と、長年ファンタジーや歴史、ミリタリー関連などの資料書籍を手がけてきた新紀元社が参戦することが明らかになった。

その第一弾として、中国最大手のボードゲームメーカー・Yoka Gamesの作品群から人気の高い3作を、公演形式のシナリオとしてリリース。

さらに、新しく体験してみたい人向けに、体験会はもちろん個人でも手軽に遊べる「ミステリーポータブルシリーズ」も展開される。

【画像】マーダーミステリーが気になる人への入門用

マーダーミステリーってどんなゲーム?

マーダーミステリーは、様々な事件の巻き起こるシナリオに参加し、登場人物を自分なりに解釈してそれになりきる会話型のゲーム。

役それぞれに目標が設定されており、とにかく犯人を見つけたい人、誰かをかばいたい人、犯人を仕立て上げたい人など、様々な陰謀や人間関係が交錯する。

各シナリオは、一度体験するとタネがわかってしまうので基本的には一度しか遊べない。

しかし、架空の世界への没入感、そして何より、生涯一度の貴重な体験が味わえるのもマーダーミステリーの醍醐味だ。

日本でも、セットが用意されていてその世界に入り込める体験型の形式や、会話のみでパッケージとして売り出されている商品を囲んでプレイするといった形で親しまれている。

ほかにも、実力のあるプレイヤーたちがキャラクターになりきって魅せるドラマや推理の配信も人気だ。
【マーダーミステリー】狂気山脈 陰謀の分水嶺 / 1st Climb

大流行中の中国発のマーダーミステリー名シナリオ

今回、アークライトが企画・編集、新紀元社が発行元となって、マーダーミステリー作品をリリース。

公演用には、中国最大手のボードゲームメーカー・Yoka Gamesの豊富な作品群から、特に評価の高い『純白の悪意』のリニューアル版を含めた3タイトルが用意されている。

昭和の日本を舞台に展開する『純白の悪意』は、日本で最初に紹介されたマーダーミステリーとしてもファンの間で支持されている。

作品内容に深くかかわらない「探偵役」を排し、新たなキャラクターを用意して、プレイヤー全員がストーリーに参加できるようにアレンジされている。

『純白の悪意』

演出を手がけるかわぐちまさしさんは、日本におけるマーダーミステリーの仕掛人の一人であり、ボードゲームやマーダーミステリーを提供する「ディアシュピール」のオーナー。

『漆黒の鎌鼬』は、この『純白の悪意』の続編にして前日譚であり、前作を遊んだ人なら絶対にプレイしたくなる内容。

『漆黒の鎌鼬』

『水面下の殺意』は日本初上陸の作品で、ロシアの潜水艦のなかで展開される息も詰まるような密室劇だ。

マーダーミステリー用のスペースやショップなどで体験可能してみてほしい。

『水面下の殺意』

マーダーミステリー初心者でも楽しみやすい「ミステリーポータブルシリーズ」

「ミステリーポータブルシリーズ」ラインナップ

加えてリリースされるのが、入門用の「ミステリーポータブルシリーズ」。

こちらは個人で購入してプレイできるパッケージとして、2,200円(税込)という手ごろな価格で店頭に並ぶ。

初めてマーダーミステリーに触れる人でも、友達同士で気軽に楽しめる。

今回リリースされるうち、かわぐちまさしさんが手がける『消えたパンツと空飛ぶサカナ』がマーダーミステリー作品。

残る2作品、TRPGのシナリオライターなどを務める内山靖二郎さんの『インスマスから届いた手紙』と秋山真琴さんの手掛ける『白猫はどこに消えた ~寝古屋探偵最初の事件~』は、1人から遊べる協力型の謎解き風ゲームとなっている。

さらに、10月3日(土)に開催される「マーダーミステリーコンベンションvol.01」では謎解き風ゲーム『クトゥルフが目覚める前に』の無料体験会などを実施。

このゲームは10月中旬ごろから、アークライトゲームズの公式サイトで公開される。

【画像】マーダーミステリーが気になる人への入門用

今、アナログゲームがアツい

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