日本マーダーミステリー作家協会(略称・JMMAA:ジマー)の発足が10月6日に発表された。
本協会は、マーダーミステリー作家の「交流」「知識共有」「連携」「地位向上」の4つの目的のもと運営・活動する組織。
共同代表のしゃみずいさん、檜木田正史さん、九尾まどかさんのほか、現在34名の役員・運営委員が所属。公式サイトは現在準備中で、会員の募集については追って発表されるという
体験会話型の推理ゲーム「マーダーミステリー」
マーダーミステリー(通称・マダミス)は、(主に)殺人事件を題材にした体験会話型の推理ゲーム。参加者は物語の登場人物を演じ、会話を通して参加者の中にいる犯人を推理する。
また、役にはそれぞれサブミッションが設定されており、自分にかけられた疑いを晴らし、事件の真相を追究しながら、それぞれ自分のサブミッションを達成することを目指す。
なお、一度遊んでしまうとトリックのタネがわかってしまうので、それぞれのシナリオは基本的には人生で一度しか遊べない。
2019年ごろ、中国でブームとなったことを機に日本でも再注目され、現在専門店も全国各地にオープンしている。
共同代表「たくさんの仲間と、たくさんの作品が世に出るお手伝いができたら」
日本マーダーミステリー作家協会の発足は、10月6日に東京・表参道で開催されたマーダーミステリー作家と専門店のミートアップイベント「マダミスコネクト」内で発表された、。
具体的な活動内容について、同協会の公式Xは次のように説明している。
■交流
気軽に話せる、聞ける、マダミス作家だけの Discord。創作のアドバイスをしあったり、悩みを相談したり。オンライン、時には対面の交流会で、 作家同士の仲間づくりの「場」を作ります。
■共有
実力あるマダミス作家が書くノウハウ記事の共有、 契約や権利に関するセミナーの開催、テーマに沿って作家同士で語り合う会など、 知識を共有して学べる「場」を作ります。
■連携
作品を求めるメーカーや店舗と作家をつなげたり、 イラストレーターや楽曲提供者など、 求める人材を紹介しあったり。作品が活きる「場」を広げるお手伝いをします。
※注:個別に契約を斡旋するわけではありません。
■向上
メーカーや店舗に対して作家の諸条件を良くしたり、 多くの作家が従事していることを理解してもらうよう行政機関に働きかけるなど、マダミス作家を取りまく 「場」 の環境を整備し、地位向上を目指します。【日本マーダーミステリー作家協会(略称:JMMAA)について】/出典:公式Xより
共同代表のひとりであるしゃみずいさんは発表に際し、「マダミス界隈とマダミス作家にとって、発展の一助となれますよう尽くしてまいります」と自身のXでコメント。
「なにせ、たくさんの仲間と、たくさんの作品が世に出るお手伝いができたら嬉しいのです。何卒お見守りくださいませ」と呼びかけている(外部リンク)。
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