セキュリティ面での懸念や米中の対立、国内でもその是非が議論され、今後の動向に注目が集まっている中国発の動画投稿アプリ「TikTok」。
社会的関心が高まる中、高校生向けのマーケティング・リサーチを行うアイエヌジーが、渋谷の女子高校生100名を対象に「TikTokに関するアンケート緊急調査」を実施した。
TikTokについて、ユーザーから位置情報や閲覧履歴、検索履歴などを自動的に収集すると指摘し、国家安全保障上のリスクがあることを説明した。
一方で、MicrosoftやApple、Google、Facebook、さらにはTwitterなどがTikTokの買収先候補として報じられるなど、TikTok関連の報道は相次いでいる。
日本でも6つの地方自治体が広報でTikTokとの連携を発表するも、セキュリティ面を問題視する報道の加熱を受けて、一部の市は公式アカウントを非公開に。
日本国内での同アプリの使用制限についても関心が高まる中で、ユーザーでもある渋谷の女子高生たちはどのような関心を抱いているのだろうか?
続いて、 TikTokへの動画投稿の有無については、75%が投稿したことがないと、見る専門のユーザーが多い様子がうかがえる。
投稿したことがある女子高生から「有名になりたいから」という意見が挙がる一方、投稿したことがない女子高生からは、「恥ずかしいから」などの意見もあった。
最後に、TikTokの使用禁止については、「毎日の楽しみが無くなる」などの理由から、9割近い89%が反対という結果に。
アイエヌジーでは、最近はコロナ禍における自粛生活の影響もあり、自宅でのTikTokの利用頻度が高まっているとしており、女子高生の間では「ポケットからきゅんです!」(ひらめ)や、「縄跳びダンス」(NiziU)といった曲に合わせてダンスする動画の投稿が流行しているという。
ユースを中心に新たなカルチャーを生み出したTikTok、直近でも「TikTok夏フェス2020」と題したイベントも配信されている。
しかし、買収やセキュリティ面を不安視する声を筆頭に、周囲を取り巻く環境は騒がしい。
女子高生にとっても日常的に利用するサービスとして身近な存在だが、今後の動向次第によっては、そうした状況も大きく変化してもおかしくはないだろう。
社会的関心が高まる中、高校生向けのマーケティング・リサーチを行うアイエヌジーが、渋谷の女子高校生100名を対象に「TikTokに関するアンケート緊急調査」を実施した。
トランプ大統領が「TikTok」を禁止
トランプ大統領は8月6日、「TikTok」を運営するByteDanceなど中国IT大手企業との取引を禁止する大統領令に署名。TikTokについて、ユーザーから位置情報や閲覧履歴、検索履歴などを自動的に収集すると指摘し、国家安全保障上のリスクがあることを説明した。
一方で、MicrosoftやApple、Google、Facebook、さらにはTwitterなどがTikTokの買収先候補として報じられるなど、TikTok関連の報道は相次いでいる。
日本でも6つの地方自治体が広報でTikTokとの連携を発表するも、セキュリティ面を問題視する報道の加熱を受けて、一部の市は公式アカウントを非公開に。
日本国内での同アプリの使用制限についても関心が高まる中で、ユーザーでもある渋谷の女子高生たちはどのような関心を抱いているのだろうか?
「TikTok」使用禁止に89%が反対
まず、普段から「TikTok」を見ているか、という質問については、87%が見ていると回答。同アプリが女子高生たちの間で、高い人気を誇っていることがわかる。続いて、 TikTokへの動画投稿の有無については、75%が投稿したことがないと、見る専門のユーザーが多い様子がうかがえる。
投稿したことがある女子高生から「有名になりたいから」という意見が挙がる一方、投稿したことがない女子高生からは、「恥ずかしいから」などの意見もあった。
最後に、TikTokの使用禁止については、「毎日の楽しみが無くなる」などの理由から、9割近い89%が反対という結果に。
アイエヌジーでは、最近はコロナ禍における自粛生活の影響もあり、自宅でのTikTokの利用頻度が高まっているとしており、女子高生の間では「ポケットからきゅんです!」(ひらめ)や、「縄跳びダンス」(NiziU)といった曲に合わせてダンスする動画の投稿が流行しているという。
使用禁止に賛成派「情報が取られるらしいから」
反対意見の一方で、使用禁止に賛成派からは「情報が取られるらしいから」といった意見もあり、女子高生もTikTokを取り巻く状況に少なからず関心を抱いているようだ。ユースを中心に新たなカルチャーを生み出したTikTok、直近でも「TikTok夏フェス2020」と題したイベントも配信されている。
しかし、買収やセキュリティ面を不安視する声を筆頭に、周囲を取り巻く環境は騒がしい。
女子高生にとっても日常的に利用するサービスとして身近な存在だが、今後の動向次第によっては、そうした状況も大きく変化してもおかしくはないだろう。
【調査概要】
・ 調査テーマ 【TikTokに関するアンケート調査】
・ 調査対象 女子高校生(15~18 歳)
・ 調査期間 2020 年8月7日
・ 調査方法 街頭アンケート調査
有効回答人数 100 名
TikTokを取り巻く話題
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント