「PR表記」2人に1人が知らない インフルエンサーやSNSの影響力調査で明らかに

「PR表記」2人に1人が知らない インフルエンサーやSNSの影響力調査で明らかに
「PR表記」2人に1人が知らない インフルエンサーやSNSの影響力調査で明らかに

「“売りにつながる”ソーシャルメディアとインフルエンサーの実態調査」

POPなポイントを3行で

  • 約5000人を対象にソーシャルメディア別の影響力を調査
  • Instagramの隆盛が目に見えてわかる結果に
  • 企業タイアップであるPR投稿を知らない人は半数に
Twitter、Instagram、YouTube、LINE、Facebookといったソーシャルメディアの投稿が、ユーザーにどのような影響を及ぼすか。

──トライバルメディアハウスが「“売りにつながる”ソーシャルメディアとインフルエンサーの実態調査」の結果を発表した。

「#PR」表記された投稿への信頼性をはじめ、メイク用品/スポーツ用品/医薬品などのカテゴリー別に商品を分類し、どのソーシャルメディアが売り上げに繋がるのかなどを明らかにしている。

なお前提として、この調査におけるインフルエンサーとは「フォロワー数や登録者数が多く、発信内容が多くの人の商品購入などに影響をもたらす発信者」としている。

インフルエンサーの影響力は友人・知人と同程度

まずは投稿者の属性(「インフルエンサー」「特定のカテゴリーや領域に詳しい投稿者」「ライフスタイルや趣味などが自分と似ている投稿者」「(それらに)当てはまらない友人・知人」)による影響力について。

意外なことに、「インフルエンサー」は他の投稿者と比べて大きな影響力を持っていないことがわかる。

それどころか、「(それらに)当てはまらない友人・知人」とほぼ同等の影響力しかない。より影響力を持つのは、「特定のカテゴリーや領域に詳しい投稿者」「ライフスタイルや趣味などが自分と似ている投稿者」である。

信頼よりも「自分にとって役に立つか」

次はそれぞれの投稿者から影響を受ける理由について言及。

グラフを見ると、「信頼できる内容だから」「商品知識や経験が豊富だから」「自分にとって役立つ内容だから」の3つの理由が高い値を示している。

注目すべきは、信頼できるか否か以上に、「自分にとって役立つ内容だから」という理由が高い支持を集めていることだろうか。

企業の依頼「#PR」表記について半数が知らない

またトライバルメディアハウスによれば、企業とのタイアップ投稿を意味する「#PR」投稿の意味を知らない回答者が、全体の半数にあたる51%にのぼったという(性年代別では、10代~20代の約40%が「知らない」と回答)。

なお「#PR」投稿の意味を理解している回答者の48%が、「魅力的な内容なら気にならない」と回答。

一方で「#PRは信用できない」と回答している人は29%で、特に20代女性では38%と他の性年代に比べて高くなっている。

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