プロと呼ばれるコスプレイヤー・えなこ
国内外で活躍するコスプレイヤー・えなこさん。Twitter、Instagramはフォロワーは共に100万人以上、SNSに載せたコスプレ写真は、たびたび多くの反響を呼んでいる。「コミックマーケット」をはじめとしたイベントに参加すれば、カメラマンの大きな輪が生まれ、「えなこりんぐ」や「えなこウォール」と呼ばれ、イベントの風物詩になりつつある。 なお、自主制作しているコスプレ写真集の売り上げは、1日の手売りで1000万円。公式コスプレイヤーとして、アニメやゲームから正式な依頼を受けてコスプレする機会も多い。
現在は、個人のコスプレ活動だけではなく、TVに雑誌、声優などとしても活動。2020年1月から3月まで、TOKYO MXで自身の名前を関した番組「えなコスTV」も放送された。
コスプレシーンに影響を与えたえなこの存在
趣味や同人文化の一角であったコスプレで、プロと呼ばれる数少ない存在の1人であり、彼女の登場はコスプレシーンに大きな影響を与えた。2019年3月には1stメジャー写真集『えなこ cosplayer』(集英社)を発売。珍しいオールコスプレの写真集は初版2万3000刷、発売から4日で重版が決定した。
『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』など、総発行部数5億部を超える人気漫画から正式に版権許諾を得たことでも注目を集めた。
えなこ「身の引き締まる思いです」
政府が推進する「クールジャパン戦略」は、映画や音楽、アニメ、マンガなどに限らず、食文化や現代アートなど、日本の魅力を世界に発信し、多くの日本ファンを獲得することを目的とする政策。【お知らせ】
— えなこ (@enako_cos) April 1, 2020
政府が進めているクールジャパンを推進するため、
内閣府から『クールジャパン・アンバサダー』に任命されました。
大好きなポップカルチャーという文化を広めるため、アンバサダーとしてコスプレイヤーとして、出来る事を精一杯頑張りたいと思います! pic.twitter.com/AknxJbS13M
TwitterやInstagramに代表されるSNSのフォロワー数が共に100万人を超えるえなこさんは、その高い発信力を活かして、クールジャパンに関する情報を世界へと発信。
日本ファンの拡大に繋げることやコスプレイヤーとしての活動を通して、知的財産に関する正しい理解や適切な利活用の普及・啓発を行うことが期待される。
なお、今回のえなこさんの「クールジャパン・アンバサダー」就任はコスプレイヤーでは初、ポップカルチャーの分野では声優の平野綾さん、松本梨香さんに続く3人目となる。
えなこさんコメント
──クールジャパン・アンバサダー就任おめでとうございます。国の代表として、日本の魅力を海外にも伝えるという大役を務めるわけですが、緊張はないですか?
コスプレイヤーがアンバサダーに任命されるのは“日本初”ということで、これまでの活動を評価して頂き、このような大役を仰せつかったことは、嬉しさもある反面、今後も今まで以上に、知財に対する意識を持ち、活動していかなければと、身の引き締まる思いです。
──アンバサダーとしての意気込みも教えて下さい。
大好きな日本の、大好きなポップカルチャーという文化を広める為に、アンバサダーとして出来る事を、精一杯頑張りたいと思います。国内外問わず、日本の良いところや、オタク文化を知って頂き、もっともっと日本を好きになって頂けるよう努めたいと思います。
トップコスプレイヤーの胸中
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