アンニュイな表情で机に向かう少女が目を引くアートワークを手がけたのは、イラストレーターの田代ほけきょさん。
ヒップホップの歴史を幅広くカバーしながらも、家でのんびりとすごす時間にぴったりの1枚だ。
ヒップホップの新たな入門盤になりそう
2019年からApple MusicやSpotifyなどサブスクリプション型ストリーミング配信サービスを中心に一大ムーヴメントとなっているローファイ・ヒップホップ。主にジャズなどをサンプリングしたメロディとゆったりとしたビートで構成されるインストゥルメンタル音楽で、「チルホップ」とも呼ばれている。
そんなローファイ・ヒップホップのトラックとして、ヒップホップグループ・RHYMESTERの宇多丸さんがパーソナリティーをつとめるラジオ番組「アフター6ジャンクション」内でのライブが話題を集めたNinjoi.(ニンジョイ)さんや、MCのShing02(シンゴツー)さんとの共作を発表した注目のビートメイカー・Yakkleさんら、現在精力的に活動しているアーティストの楽曲も多く収録されている。
また、一時代を築いたジャジー・ヒップホップとして、Hocus PocusやJazz Liberatorz、Specificsらのビッグネームはもちろん、A.Y.B.ForceやBulljun、そしてTonda Trioといった日本人アーティストの楽曲も収録。
mabanua「まずはこのアルバムから」
日常生活の様々な時間に寄り添うこのアルバムについて、音楽プロデューサーのmabanuaさんからもコメントが届いている。メインストリームでもなく、持て囃され続けたわけでもなく、ただ十数年色褪せることなく続いてきたこの音楽は2020年の今も自分にインスピレーションを与えてくれます。
まずはこのアルバムから。mabanua(origami PRODUCTIONS)さんコメント
トラックリスト
01. Ninjoi. - Give It To Me
02. Emapea - Jazzy
03. Fat Jon The Ample Soul Physician - Soundgirl Personal
04. Hocus Pocus - Pièce N°14 (Portrait Skit By DJ Greem)
05. Kero One - It's A New Day
06. Emapea - Please Chill
07. Mujo情, Hakone - Lazy Birdz
08. Bulljun - Lil Mo Coke
09. A.Y.B. Force - Asanova
10. Bodikhuu - Linda
11. Specifics - Interlude
12. Arts the Beatdoctor - Decreasing Daylight
13. Jazz Liberatorz – Cool Down feat. Raashan Ahmad
14. Dday One - Second Set
15. Tomppabeats - Far Away
16. Think Twice,David Ryshpan - Under The Hood
17. Hocus Pocus - Histoire D'une VHS
18. Kero Uno - Journey Together
19. Tonda Trio - 100 Miles Far
20. Yakkle - Manon
21. Ninjoi. - Introspection (feat. Chinsaku)
22. Tomppabeats - Monday Loop 『JAZZY TO LO-FI HIPHOP ~Chill Beat Collection』トラックリスト
Chillな時間を
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作品情報
『 JAZZY TO LO-FI HIPHOP ~Chill Beat Collection』
- 発売日
- 2020年3月18日(水)
- 価格
- 2,000円(税抜)
- 品番
- PCD-20421
- 日本語解説
- imdkm
- ジャケットイラスト
- 田代ほけきょ
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