連載 | #9 Johnny's-POP

少年隊から嵐へ 「a Day in Our Life」が示すヒップホップ流ジャニーズの継承

嵐「a Day in Our Life」/画像はJ Storm公式サイトより

櫻井翔さんが総合司会をつとめる音楽番組『THE MUSIC DAY(ザ ミュージックデイ)』が、7月2日(土)15時から22時54分まで日本テレビ系列で放送される。

約8時間という大型番組。第10回目となる今回のコンセプトは、「もう一度、音楽で世代を超えてつながりたい」。

公式サイトでは、「家族・親子・友達・恋人…すべての方々に楽しんでいただける、世代を超えて愛される歌、誰もが口ずさみたくなる歌を、会場の熱気と共にお届けする」と説明されている(外部リンク)。

目次

先輩から後輩へ 世代を超えるジャニーズの“継承”

『THE MUSIC DAY』の定番と言えば、ジャニーズのアイドルたちが勢揃いするメドレー企画。今回は「シャッフルメドレー」が復活。

番組全体のコンセプトに合わせ、“先輩”たちが「1位をとった名曲」を、“後輩”たちがグループの垣根を超えて歌い継ぐ。 今回のシャッフルメドレー企画だけではない。デビューした“先輩”グループの楽曲を、デビュー前の“後輩”ジャニーズJr.がカバーするなど、ジャニーズのアイドルたちの間では、古くから世代を超えた“継承”が行われてきた。

1999年11月3日のデビューから2020年12月31日の活動休止まで、嵐のラップ担当として、数々のヒット曲を世に送り届けてきた櫻井翔さん。

ジャニーズの“継承”、そしてヒップホップとくれば、嵐の「a Day in Our Life」について語るほかないだろう。

1
2
この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

連載

Johnny's-POP

日本男性アイドルの代表的存在であるジャニーズ。 テレビ、舞台、雑誌、ラジオ、そしてインターネットと、メディアを越境して活躍する彼らもまたポップな存在だ。 彼らをポップたらしめているものは何か? その魅力を紐解く。

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。