“本と過ごすためのビール“開発へ 入場料のある書店「文喫」が推進

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文喫×TRYPEAKSによる「本と過ごすためのビール」

POPなポイントを3行で

  • 書店「文喫」とクラフトビールをつくるTRYPEAKSがコラボ
  • 「本と過ごすためのビール」開発へクラウドファンディング開始
  • リターンには選書体験、本棚特設権など
六本木にある、入場料の発生する書店「文喫」とクラフトビールメーカー・TRYPEAKSがコラボし、「本と過ごすためのビール」を開発するプロジェクトが発足した。 支援者を募るため、クラウドファンディングもスタート。目標金額は200万円で、3月3日16時の時点で60万円超の支援金が集まっている。 支援へのリターンには、「文喫」のブックディレクターがヒアリングの下、自分に合った本を選んでくれる"選書体験"や、自分がセレクトした本を「文喫」の特設本棚に1週間並べることができるコースなど、いつもと違った角度から本に携わることができるものがいくつも用意されている。

本×ビールで新たな読書体験を

"本と出会うための本屋"として、2018年12月、六本木にオープンした文喫。入場料1500円(平日)が発生するが、店内に並ぶ3万冊の本との出会いを求めて連日多くの人で賑わっている。

2019年12月には開業1周年を迎え、特別企画を開催した。 TRYPEAKSも、2019年1月に設立された新進気鋭のクラフトビールメーカー。製造したビールは居酒屋や販売店には置かず「挑戦がおきる場所」へ置くことに徹底的にこだわり、コミュニティスペースなどに届けてきた。

2社がタッグを組んでつくるのは「新しい読書体験」を生み出すクラフトビール。まだ見ぬ本との出会いや、大好きな本を読む時間のかたわらにあるビールをつくるという。

本とビールを文喫で楽しむ。

それは、「新しい読書体験」、「新しい読者」との出会いになるだろう。

一方でこれは紛れもなく、読書体験を拡張してきた文喫の歴史の延長線上にある挑戦なのだ。

本との出会いをよりやわらかく、多様にするビール。
本を読む体験に寄り添うビール。
本の性質をemphasizeするビール。 今回のプロジェクトの魅力/りょかちさんの文章より一部抜粋

プロジェクト支援でさらに読書が楽しめる

現在クラウドファンディングが行われている"本と過ごすためのビール"開発プロジェクトには、応援購入のリターンとしてビールのプレゼントや選書体験を受けられるコースなどが設けられているほか、「プロジェクトメンバーと共にビールの味を決める会に参加する権利」を得られるものもある(30,000円の応援購入)。

新しい本や人、読書と出会える場「文喫」に、新たなお供としてビールが加わろうとしている。

まだ見ぬ作品と出会おう

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