性をタブーにしない『セックス・エデュケーション』が伝えるメッセージ

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Netflixオリジナルシリーズ『セックス・エデュケーション』シーズン1〜2独占配信中

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POPなポイントを3行で

  • Netflixオリジナルシリーズ『セックス・エデュケーション』
  • シーズン2がいよいよ配信開始
  • 主人公演じるエイサ・バターフィールドが明かした「性」への思い
Netflixオリジナルシリーズ『セックス・エデュケーション』シーズン2が1月17日(金)より、Netflixで全世界独占配信された。

童貞なのにセックス・カウンセラーという斬新な設定で人気を博し、異例の早さでシーズン2の制作が決定した本作は、性の知識は豊富な陰キャ高校生が同級生の様々な性の悩み相談に奮闘する姿を描く。
『セックス・エデュケーション』シーズン2 予告編 - Netflix
性をテーマにしたコメディー要素がふんだんに盛り込まれた青春ドラマだが、その裏には現代を生きる若者たちに向けた「性」を正しく理解するための大切な教えが込められていることを、主人公のオーティスを演じるエイサ・バターフィールドさんやメイヴ役のエマ・マッキーらの主要キャストたちが明かした。

エイサ・バターフィールド「話題になって議論を生むドラマでもある」

性というテーマは世界的にもセンシティブな領域であり、まだまだ「セックス=公にできないもの」という固定概念は強い。

例えば日本では、学校で行われる性教育において学習指導要領の中にある一定の内容について、扱い方を制限したり触れないことを定めた「歯止め規定」と呼ばれる規定があり、セックスに関わることをほとんど扱わないようになっている。

ヨーロッパなどには、小学校を通してカリキュラムが組まれ幅広く性教育を行う国もあるが、それでも日本のような国が多いのが性教育の現状。 そんな中、本作はドラマシリーズというエンターテイメントを通して、性に対しての新しい価値観、正しい知識を持たせることにつながる作品としても着目されている。

タブー視するのではなくしっかりと性について向き合うことで性差別をなくしたり、LGBTQを理解する一助にもなることを教えてくれたりという側面がある。

主演のエイサ・バターフィールドさんは「話題になって議論を生むドラマでもあると思うんだ。セックスに対する姿勢がこれまでの映画やドラマとはかなり異なるからね。」と語った。

メイヴ役のエマ・マッキーも「背景はなじみのあるハイスクール・ドラマの雰囲気なんだけど、テーマや問題は進歩的で現代的よ。それがこのドラマの強みであり、観客の心を捉える魅力だと思うのよ。」と、本作は単に性をテーマにしたコメディという見方だけでなく、その奥には現代へのメッセージも込められていることを明かした。 さらにオーティスの親友でゲイであるエリックを演じるンクーティ・ガトワさんは「配信されてから色々な反応が返ってきたけど、中でも“我々が若い頃こんなドラマがあったら良かった”という反応が特に上の世代から多かったんだ。」とコメント。

性との向き合い方に悩む思春期の若者たちに対して、「性」との正しい距離感を教えてくれる作品でもあると視聴者に呼びかけた。 『セックス・エデュケーション』場面写真をもっとみる

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