小説家・筒城灯士郎さんの最新作『世界樹の棺』が11月15日(金)に刊行される。
本作は小国の王城でメイドとして仕える少女が、城内町の巨木「世界樹の苗木」の調査に出向いた際に謎の棺を洋館へ運び込む少女たちと出会い、密室殺人に巻き込まれていくファンタジー×SF×ミステリー巨篇となる。
2016年、『時をかける少女』などの有名作を生み出してきたSF作家・筒井康隆さんが執筆した初のライトノベル『ビアンカ・オーバースタディ』の続編を、本人に許可をとらずに無断で書き上げて「第18回星海社FICTIONS新人賞」に投稿。
筒井康隆さんはもともと『ビアンカ・オーバースタディ』のあとがきにて「誰か続篇を書いてはくれまいか」と綴っていたこともあって(外部リンク)、筒井康隆さん本人の許可を得た上でデビュー作として2017年に無事刊行された。それが、傑作SFとして高評価を集めた『ビアンカ・オーバーステップ』だ。
KAI-YOU編集部では当時、それらすべてはユーモラスな巨匠である筒井康隆さんの仕組んだ悪巧みではないかと疑い、出版社に取材して本当のところを追求したが、紛れもなく無断で続編が執筆され、その作品の完成度の高さから受賞を果たしたことが明かされた。 実際、KAI-YOUの代表も編集長も、口を揃えて「とても新人のデビュー作とは思えないほどの傑作」という評価で一致したという(外部リンク)。
筒井康隆さんは『ビアンカ・オーバーステップ』の帯に「よき後輩に恵まれた幸福をつくづく満喫しているところです」とコメントしており、「筒井康隆が認めた異才」と大きな話題になった。
その後2018年には月間小説誌『小説すばる』で『ベイビートーク』などの作品を発表、現在は小説投稿サイト「カクヨム」にて異世界ファンタジー作品『天国に流れつきまして』を連載中だ(外部リンク)。
『世界樹の棺』が、単行本としては2作目、2年ぶりの待望作となる。
本作は小国の王城でメイドとして仕える少女が、城内町の巨木「世界樹の苗木」の調査に出向いた際に謎の棺を洋館へ運び込む少女たちと出会い、密室殺人に巻き込まれていくファンタジー×SF×ミステリー巨篇となる。
異例のデビューを果たした小説家・筒城灯士郎
筒城灯士郎さんは、小説家としては“異質”な経歴を持っている。
2016年、『時をかける少女』などの有名作を生み出してきたSF作家・筒井康隆さんが執筆した初のライトノベル『ビアンカ・オーバースタディ』の続編を、本人に許可をとらずに無断で書き上げて「第18回星海社FICTIONS新人賞」に投稿。
筒井康隆さんはもともと『ビアンカ・オーバースタディ』のあとがきにて「誰か続篇を書いてはくれまいか」と綴っていたこともあって(外部リンク)、筒井康隆さん本人の許可を得た上でデビュー作として2017年に無事刊行された。それが、傑作SFとして高評価を集めた『ビアンカ・オーバーステップ』だ。
KAI-YOU編集部では当時、それらすべてはユーモラスな巨匠である筒井康隆さんの仕組んだ悪巧みではないかと疑い、出版社に取材して本当のところを追求したが、紛れもなく無断で続編が執筆され、その作品の完成度の高さから受賞を果たしたことが明かされた。 実際、KAI-YOUの代表も編集長も、口を揃えて「とても新人のデビュー作とは思えないほどの傑作」という評価で一致したという(外部リンク)。
筒井康隆さんは『ビアンカ・オーバーステップ』の帯に「よき後輩に恵まれた幸福をつくづく満喫しているところです」とコメントしており、「筒井康隆が認めた異才」と大きな話題になった。
その後2018年には月間小説誌『小説すばる』で『ベイビートーク』などの作品を発表、現在は小説投稿サイト「カクヨム」にて異世界ファンタジー作品『天国に流れつきまして』を連載中だ(外部リンク)。
『世界樹の棺』が、単行本としては2作目、2年ぶりの待望作となる。
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