新海誠監督の映画『天気の子』の音楽を手がけたRADWIMPSの特集番組「『天気の子』と僕ら~RADWIMPS×新海誠~」が本日11月4日(月・祝)23時からNHK総合テレビで放送される。
番組では「愛にできることはまだあるかい」「大丈夫」など映画主題歌4曲をパフォーマンス。三浦透子さんを迎えた「グランドエスケープ」と「祝祭」は、映画本編で使用されたものとは異なるフルバージョンを披露する。
さらに新海監督とRADWIMPSによるトークライブでは、夢を追いかける学生100人をスタジオに招き、未公開Vコンテや監督とメンバーによるメッセージのやり取りなど、初公開となる貴重な資料とともに、映像と共鳴する音楽がつくられた過程を語り尽くす。
なお、番組ナレーションは『天気の子』にも出演した声優の梶裕貴さんが担当する。
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日本映画の歴代興行収入ランキングでトップ10入りを果たすだけでなく、アメリカの第92回アカデミー賞の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)において日本代表にも選出。2020年1月に発表される本選ノミネートにも注目が集まっている。
当初は音楽オファーのつもりではなかったものの「この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかった」という新海監督はその後、野田さんから「愛にできることはまだあるかい」を受け取り「これはつくるべき映画になる」と強く思ったという。
その楽曲の完成度に監督は衝撃を受け、「あまりにもすばらしかったんです」「たとえ映画から切り離したとしても、すごい楽曲をもらってしまった」「これほどの曲があるなら、ストーリーの中で音楽がイニシアチブを握る時間をつくらなくてはいけない」とのちに振り返っている。 新海監督がそこまで語るRADWIMPSは、『天気の子』で前作以上にストーリーづくりの場に参加。音楽監督決定が発表されたときには「再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います」とコメント。
「そんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています」と、新海監督との密なやり取りや関係性の深さをユーモアを交えながら説明していた。
特別番組「『天気の子』と僕ら~RADWIMPS×新海誠~」では貴重なパフォーマンスとともに、両者の前作からさらに発展した関係性が、いかに『天気の子』を生み出したのかにも注目したい。
なおRADWIMPSは11月27日(水)に『天気の子 complete version』を発売。放送後の24時(11/5(火)0時00~)からは、iTunesほか主要配信サイトで「大丈夫」の先行配信がスタートする(iTunesではアルバムのプレオーダーもスタート)。
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番組では「愛にできることはまだあるかい」「大丈夫」など映画主題歌4曲をパフォーマンス。三浦透子さんを迎えた「グランドエスケープ」と「祝祭」は、映画本編で使用されたものとは異なるフルバージョンを披露する。
さらに新海監督とRADWIMPSによるトークライブでは、夢を追いかける学生100人をスタジオに招き、未公開Vコンテや監督とメンバーによるメッセージのやり取りなど、初公開となる貴重な資料とともに、映像と共鳴する音楽がつくられた過程を語り尽くす。
なお、番組ナレーションは『天気の子』にも出演した声優の梶裕貴さんが担当する。
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『天気の子』でより深まったRADWIMPSと新海誠
観客動員数1000万人、興行収入137億円突破した新海誠監督のアニメーション映画『天気の子』。天候をモチーフに運命に翻弄される少年少女の姿が描かれた。日本映画の歴代興行収入ランキングでトップ10入りを果たすだけでなく、アメリカの第92回アカデミー賞の国際長編映画賞(旧外国語映画賞)において日本代表にも選出。2020年1月に発表される本選ノミネートにも注目が集まっている。
歴史的なヒットを記録した『天気の子』ですべての音楽を手がけたRADWIMPS。新海監督とは2016年の『君の名は。』以来のタッグであり、監督が『天気の子』の脚本を書き上げたとき、最初に読んでもらいたい人が野田洋次郎さんだったと言うほど、両者の関係は深い。続き)僕は『天気の子』の脚本を書き上げた時にそれを誰かに読んでほしくて、その「誰か」を考えた時に最初に浮かんだのが洋次郎さんだったのです。それが一昨年の夏でした。以来、RADとスタッフ達、帆高や陽菜たちと一緒にずいぶん長く旅してきた気がします。早く皆さんの元まで辿り着けますように。
— 新海誠 (@shinkaimakoto) April 9, 2019
当初は音楽オファーのつもりではなかったものの「この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかった」という新海監督はその後、野田さんから「愛にできることはまだあるかい」を受け取り「これはつくるべき映画になる」と強く思ったという。
毎日メールのやり取りをした新海監督と野田洋次郎
前作『君の名は。』において、制作の初期段階で新海監督が一緒にやることを決めていたというRADWIMPS。当時は、脚本を渡されてから3〜4カ月で「前前前世」や「スパークル」といった楽曲のラフを上げている。その楽曲の完成度に監督は衝撃を受け、「あまりにもすばらしかったんです」「たとえ映画から切り離したとしても、すごい楽曲をもらってしまった」「これほどの曲があるなら、ストーリーの中で音楽がイニシアチブを握る時間をつくらなくてはいけない」とのちに振り返っている。 新海監督がそこまで語るRADWIMPSは、『天気の子』で前作以上にストーリーづくりの場に参加。音楽監督決定が発表されたときには「再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います」とコメント。
「そんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています」と、新海監督との密なやり取りや関係性の深さをユーモアを交えながら説明していた。
特別番組「『天気の子』と僕ら~RADWIMPS×新海誠~」では貴重なパフォーマンスとともに、両者の前作からさらに発展した関係性が、いかに『天気の子』を生み出したのかにも注目したい。
なおRADWIMPSは11月27日(水)に『天気の子 complete version』を発売。放送後の24時(11/5(火)0時00~)からは、iTunesほか主要配信サイトで「大丈夫」の先行配信がスタートする(iTunesではアルバムのプレオーダーもスタート)。
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放送までに読んでおきたいインタビュー
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番組情報
「天気の子」と僕ら~RADWIMPS×新海誠~
- 放送日時
- NHK 総合テレビ 11月4日(月・祝) 23:00~ 23:40 (予定)
- 出演
- RADWIMPS/新海誠/三浦透子 ほか
- 語り
- 梶裕貴
- パフォーマンス楽曲
- 「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ feat.三浦透子」
- 「祝祭 feat.三浦透子」「大丈夫」
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