ドワンゴが展開する「ニコニコ超会議」と「闘会議」が、2020年4月18日(土)と19日(日)に初めて合同開催される。
4月に開催された「ニコニコ超会議2019」は過去最高となる会場来場者数16万8248人を記録。1月に8万4214人を記録した「闘会議」との合同開催ということで混雑は必至。
イベントの詳細は今後随時発表される。
会場のブースでニコニコ動画やニコニコ生放送で親しまれているコンテンツを展開し、ネットの世界を実際に体験共有できる場がリアル・ネットともに来場者を楽しませてきた。
4月の「ニコニコ超会議2019」は、ニコニコ動画事業の低迷及び位置情報ゲーム『テクテクテクテク』の終了とネガティブなニュースが続く中で、過去最高となる16万8248人が来場。前年から取り入れたバーチャルYouTuber(VTuber)関連の企画も好評を博した。 一方、2015年から冬に開催される「闘会議」は、デジタルからアナログまで、古今東西のゲームが集まる日本最大級のユーザー参加型イベント。2019年は会場来場者数8万4214人、ネット視聴者数459万4715人を記録している。
ネットの世界を体験共有できる「超会議」の来場者の男女比はほぼ半々であり、体験・参加したいブースや出演者を目的に来場する人が多い。 対して「闘会議」はゲームをプレイする目的の来場者が多く、男性の来場者が全体の7割に及ぶ。
ドワンゴとしてはこの合同開催によって、来場の動機となる企画・展示やブースコンテンツを集約することで、相乗効果によってさらなる集客を目指すという。
動画サービスでの回線強化やVRコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」のリリース、3Dアバター作成アプリ「カスタムキャスト」におけるアイテム課金の導入など、施策を打ち出しているが、業績貢献には至っていないことが明かされていた。 翌3月には、スマホ用の位置情報ゲーム『テクテクテクテク』の終了を発表。「現在の課金規模では事業として成立しない」として、6月17日にわずか半年でサービスを終了している。 「ニコニコ超会議2019」後の7月には、カフェやイベントスペース、サテライトスタジオなどを有する「ニコニコ本社」及び、様々な生放送やイベントを開催していた六本木の「nicofarre(ニコファーレ)」が7月31日(水)をもって営業を終了すると発表。
一方で、「リアルとバーチャルの融合」をコンセプトに、新サテライトスタジオ「ハレスタ」を池袋の新ランドマーク・Hareza池袋に11月1日(金)にオープンすることも明らかにしている。
事業展開における転換期を迎えているドワンゴだけに、合同開催となった2020年の「ニコニコ超会議」と「闘会議」の行方も大きく注目を集めそうだ。
4月に開催された「ニコニコ超会議2019」は過去最高となる会場来場者数16万8248人を記録。1月に8万4214人を記録した「闘会議」との合同開催ということで混雑は必至。
両イベントともに次回の開催は告知されていた中での発表にネット上は、「実質縮小」「目に見えるスペース不足」「合同で2日間じゃ足りないのでは?」といった声が上がっている。【「ニコニコ超会議2020」2020年4月18日・19日に開催決定!】
— [公式]ニコニコ超会議2020@4/18-19開催決定 (@chokaigi_PR) July 25, 2019
開催日時:2020年4月18日(土)・19日(日)
会場:幕張メッセ国際展示場1~11ホール、イベントホール
今回は「闘会議2020」と合同開催!https://t.co/vdElZfF3fC
#超会議2020 #chokaigi pic.twitter.com/SkNoX2pgeg
イベントの詳細は今後随時発表される。
ネガティブな話題の中、過去最高を記録した「ニコ超」
「ニコニコ超会議」は、「ニコニコのすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに、2012年から毎年春に開催されてきたドワンゴのビッグイベント。会場のブースでニコニコ動画やニコニコ生放送で親しまれているコンテンツを展開し、ネットの世界を実際に体験共有できる場がリアル・ネットともに来場者を楽しませてきた。
4月の「ニコニコ超会議2019」は、ニコニコ動画事業の低迷及び位置情報ゲーム『テクテクテクテク』の終了とネガティブなニュースが続く中で、過去最高となる16万8248人が来場。前年から取り入れたバーチャルYouTuber(VTuber)関連の企画も好評を博した。 一方、2015年から冬に開催される「闘会議」は、デジタルからアナログまで、古今東西のゲームが集まる日本最大級のユーザー参加型イベント。2019年は会場来場者数8万4214人、ネット視聴者数459万4715人を記録している。
合同開催の狙いは?
そんな両イベントが合同開催となるわけだが、「ニコニコ超会議」と「闘会議」はそれぞれコンセプトも異なり、そのため来場者のモチベーションも異なる。ネットの世界を体験共有できる「超会議」の来場者の男女比はほぼ半々であり、体験・参加したいブースや出演者を目的に来場する人が多い。 対して「闘会議」はゲームをプレイする目的の来場者が多く、男性の来場者が全体の7割に及ぶ。
ドワンゴとしてはこの合同開催によって、来場の動機となる企画・展示やブースコンテンツを集約することで、相乗効果によってさらなる集客を目指すという。
変化が際立つ「ニコニコ」の動き
ニコニコ動画などの事業に関連するトピックスとしては2月、カドカワがドワンゴをKADOKAWAの完全子会社化する組織再編を発表。 その中で、ドワンゴが事業主体となるWebサービス事業は競争の激化などを背景に業績が低迷していると指摘。動画サービスでの回線強化やVRコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」のリリース、3Dアバター作成アプリ「カスタムキャスト」におけるアイテム課金の導入など、施策を打ち出しているが、業績貢献には至っていないことが明かされていた。 翌3月には、スマホ用の位置情報ゲーム『テクテクテクテク』の終了を発表。「現在の課金規模では事業として成立しない」として、6月17日にわずか半年でサービスを終了している。 「ニコニコ超会議2019」後の7月には、カフェやイベントスペース、サテライトスタジオなどを有する「ニコニコ本社」及び、様々な生放送やイベントを開催していた六本木の「nicofarre(ニコファーレ)」が7月31日(水)をもって営業を終了すると発表。
一方で、「リアルとバーチャルの融合」をコンセプトに、新サテライトスタジオ「ハレスタ」を池袋の新ランドマーク・Hareza池袋に11月1日(金)にオープンすることも明らかにしている。
事業展開における転換期を迎えているドワンゴだけに、合同開催となった2020年の「ニコニコ超会議」と「闘会議」の行方も大きく注目を集めそうだ。
「ニコニコ超会議2019」レポート
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イベント概要
ニコニコ超会議2020・闘会議2020
- 日時
- 2020年4月18日(土)、19日(日)
- 会場
- 幕張メッセ国際展示場1〜11ホール、イベントホール
関連リンク
46件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:3047)
ニコニコのことなのに、自前のニコニコニュースじゃなく、ここにリンクを結んでる時点で、自前のネットサービスを棄ててるとしか見えない。
匿名ハッコウくん(ID:3043)
動画サイトのくせに動画が低品質で運営管理もgdgdというギャグ
匿名ハッコウくん(ID:3039)
やるのはええんやけど、リアルイベントに集中しすぎて動画自体が衰退していった歴史だけは忘れないでくれよ