世界最大のアニメ映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭にて発表された。
フル3DCGとモーションキャプチャー駆使した『ULTRAMAN』
4月に全世界で配信されたNetflixのオリジナルアニメ『ULTRAMAN』。原作は、2011年より『月刊ヒーローズ』で連載されている、ウルトラマンが地球を去ったその後の世界を描く同名コミック。コミックス累計発行部数は280万部を超える。
Netflixオリジナルアニメを紹介する<スタジオ・フォーカス・セッション>パネルに登壇した両監督。
50年の歴史を誇る「ウルトラマン」シリーズを21世紀に新しく生まれ変わらせることについてや、最新の3DCGアニメがどのようにつくられたか、モーションキャプチャーのメイキング映像を踏まえてプレゼンを実施。シーズン2の制作もサプライズ発表された。
神山監督は「シーズン1が多くの人から支持されたと聞いて嬉しい。表現方法に縛られず面白いものを伝えていきたい」、荒牧監督は「作っている我々が心底楽しめた作品にまた取り組めることを喜びたい。皆さんの期待を超えるものを作りたい」と意欲を見せている。
監督コメント全文
神山健治監督コメント
モーションキャプチャーを使った3DCGアニメーションとして制作した「ULTRAMAN」が、多くの人の支持を得たと聞いて嬉しく思います。
表現方法に縛られず、面白い物語を伝えられると確信しました。シーズン2でもこの方法を突き詰めたいと思います。
(c)円谷プロ (c)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (c)ULTRAMAN製作委員会荒牧伸志監督コメント
「ULTRAMAN」は作っている我々がその困難なプロセスも含めて心底楽しめた作品です。
シーズン2が決定して、このタイトルにまた取り組めることを今はシンプルに喜びたいと思います。
シーズン1を見ていただいた皆さんの期待を超える物を見せたいと思っています。
『ULTRAMAN』シーズン1の場面写真を見る
『ULTRAMAN』巡っては様々な評価
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イベント情報
Netflixオリジナルアニメシリーズ「ULTRAMAN」
- 原作
- 円谷プロダクション、清水栄一×下口智裕(「月刊ヒーローズ」連載)
- 監督
- 神山健治×荒牧伸志
- キャスト
- 木村良平 江口拓也 潘めぐみ ほか
- 制作
- Production I.G×SOLA DIGITAL ARTS
高校生の早田進次郎は、自分が“普通”ではない力を持っていることを自覚していた。そんなある日、進次郎は父・早田進が、かつてウルトラマンであったことと、地球に暗躍する宇宙人たちの存在を知る。進次郎は、科学特捜隊によって開発されたウルトラマンスーツを着用できる数少ない適合者として、戦うことを決意する。
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