『二ノ国』の原作は『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』など数多くの名作を開発したゲーム会社・レベルファイブが製作したRPGゲーム。映画化の構想に10年もの年月をかけ、スタジオジブリが制作協力したことでも注目を集めた。
既に発表されているキャスト陣だけでも豪華だが、そこに今作がアニメーションの声優初挑戦となる新田さんと永野さんが加わり、ますます目が離せない要チェックの作品となった『二ノ国』。2019年8月23日(金)より全国ロードショーだ。
現実世界「一ノ国」と魔法世界「二ノ国」が舞台の青春ファンタジー
『二ノ国』は、魔法の世界“二ノ国”が舞台の青春ファンタジー。現実の世界(一ノ国)で暮らす高校生の主人公ユウと幼なじみのハルは、同じく幼なじみでハルのガールフレンド・コトナを巡るある出来事をきっかけに、命がつながっているもう1人の自分が存在する魔法世界「二ノ国」世界に迷い込む。
そこでは、「コトナの命を救うには二ノ国の姫・アーシャの命を奪わなければいけない」という残酷なルールが存在し、2人は究極の選択を突きつけられるというストリーとなっている。
スタッフ、キャストともに豪華な超大作
2010年にニンテンドーDSソフトとして発売され、以降ハードを変えながら次々と作品が発表されてきた『二ノ国』シリーズ。多くの人に親しまれプレイされてきたゲームのアニメ劇場版は製作陣、キャスト陣ともに豪華メンバーが集結している。製作総指揮/原案・脚本は『レイトン』シリーズを手がける日野晃博さん、監督をつとめるのはスタジオジブリ製作の名作映画『おもひでぽろぽろ』の原画を担当した百瀬義行さん。そして音楽を担当するのは、数々のジブリ音楽を生み出してきた久石譲さんだ。
高校の秀才、車いすで生活する主人公・ユウ役をつとめるのは俳優の山﨑賢人さん。今回、参加が発表された新田真剣佑さんはユウの親友・ハル役、永野芽郁さんはコトナとアーシャの2役を演じる。
ほかにも、宮野真守さん、津田健次郎さん、坂本真綾さん、梶裕貴さん、山寺宏一さんらの豪華声優陣、そしてムロツヨシさんや伊武雅刀さんらの人気実力派俳優の参加がすでに公表されている。
意気込みを語るアニメーション声優初挑戦の2人
新田さんも永野さんもアニメーション作品に声優として参加するのは今作が初めてだと言う。2人からは、声優に挑戦した感想と自身の演じた登場人物への印象についてコメントが寄せられた。声優というお仕事は新しいチャレンジで、アニメのアフレコは、いつもの芝居と違い声だけで伝えなけばならない難しさもありましたがとても楽しかったです。
僕が演じるハルという役は、見習いたいぐらい真っすぐな人で、親友のユウと共に現実の世界「一ノ国」と魔法の世界「二ノ国」をある出来事をきっかけに行き来し、コトナを巡る究極の選択に迫られていきます。是非、完成を楽しみにしていてください。 ハル役・新田真剣佑さん
現実世界と異世界が舞台にした、「大切な人」を巡る作品。完成、公開を楽しみに待ちたい。2役を演じるのはとても難しくて、頭をフル回転させました。自分ひとりで画面と向き合って演じるというのも不思議な感覚で、体力を使ったという気がします。普段は学生を演じることが多いので、私自身はアーシャ姫の方が難しいと思っていたのですが、日野さんから『お姫様の方が、声が合っている』とおっしゃっていただけたことは新しい発見でした。
『二ノ国』は緊迫感とワクワク感が伝わる作品で、女子の私も楽しめる映画です。皆さんも楽しみに待っていて下さい。 コトナ/アーシャ姫役・永野芽郁さん
(C)2019 映画「二ノ国」製作委員会
待望の劇場版
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作品情報
二ノ国
- 上映開始日
- 2019年8月23日(金)
- 製作総指揮/原案・脚本
- 日野晃博
- 監督
- 百瀬義行
- 音楽
- 久石譲
- 原作
- レベルファイブ
- アニメーション製作
- オー・エル・エム
- 製作
- 映画「二ノ国」製作委員会
- 配給
- ワーナー・ブラザース映画
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