アメリカを代表するバイクメーカーのハーレーダビッドソンが初の電動バイクを発表しました。
ハーレーといえば、「ドゥルルルルン……」という独特なエンジン音を発する大型バイクで知られるメーカー。革ジャンにサングラスを好む“ちょいワルおやじ”風ファッションも含め、設立以来111年に渡ってバイク文化に絶大な影響を与えてきました。そのハーレーが、自らが開拓してきたバイク文化に大転換を迫ることになるのかもしれません。
ハーレー初の電動バイクは「Project LiveWire」と銘打たれた全米試乗ツアーと同時に発表されました。6月24日のニューヨークを皮切りに、全米30以上の都市で試乗体験会が開催され、そこで得たユーザーからの声を実際の製品にフィードバックしていくとしています。
プロトタイプとして開発された電動バイクは、1回の充電で210km走行可能、ゼロ発進から4秒で時速96kmまで加速、最高時速148km、74馬力といったスペックを備えています。戦闘機のジェットエンジンの音に似た“電動エンジン”の走行音が、従来のファンからどこまで支持を得られるのかに注目が集まりそうです。
同社はこのプロジェクトを次の111年のための重要な戦略と位置付け、EV技術者を積極的に雇用するなど、電動バイクの開発に本気で取り組む姿勢を見せています。
動画:Harley-Davidson Project LiveWire(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=t6F8O5A__Ds [リンク]
画像:ハーレーダビッドソン公式サイトより引用
http://project.harley-davidson.com/en_US [リンク]
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執筆者:ガジェ通ウェブライターこの記事どう思う?
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