バイクをカスタムするとなると、相当な上級者向けと思われるかもしれませんが、今回、あえて、バイクのことを全然知らない女の子たちに、バイクの中でも有名な、あのゴッツい「ハーレーダビッドソン」をカスタムしてもらいました!
カスタムに挑戦してもらったのは、クリエイターとして活動しながら愛されるアイドルを目指す「つくドル!プロジェクト」からうまれたユニット・虹のコンキスタドールから、奥村野乃花さん、根本凪さん、重松佑佳さんの3人。
左から、奥村さん・根本さん・重松さん
バイクってどんなのりもの?
今回カスタムするのは、アメリカを代表するバイク・ハーレーダビッドソンから、「スポーツスター883」。ハーレーの中でも軽めの車体でキビキビとした走りが特徴のモデルです。今回カスタムするハーレーダビッドソン・スポーツスター883
とはいえ、本人は免許も持っていないバイク初心者なので、カスタムを考える前に、まずは今回のバイク制作をお願いする川崎市のハーレー専門カスタムショップ・BLACKTOP MOTORCYCLEの店長・植田さんと一緒に、簡単にバイクについて勉強してみます。
整備中のバイクを見学する3人。分解されていて普段見えないような部分のパーツも気になります
重松「左右で足元のペダルが違うのは、何か意味があるんですか?」
店長「役割が違ってて、右がリヤブレーキで、左がギアチェンジをするためのペダル。ハンドルのレバーも、右がフロントブレーキ、左がギアを変えるときにペダルとあわせて使うクラッチだよ」
3人「全部機能が違うんですね、全然しらなかった…!」
バイクのイメージは?
重松「男のロマンみたいなイメージがつよいかな? ヘルメットを取った時に髪がファサってなるところもカッコイイと思います!」
根本「地元が田舎なので、乗ってる人が結構多くって!やっぱり男の人が憧れるイメージ」
奥村「わたしは特撮が好きでよくバイクが登場するので、助けてくれるヒーローが乗ってるっていうイメージです」
この3人のイメージに対して、どれも間違ってはいないと答える店長。
店長「特にハーレーは、バイクの中でも実用性より趣味で乗るバイクかなと思います。性能よりも、雰囲気や独特の音が好きで乗る人が多い。なので乗っている人のイメージも様々で、うちのお店にも性別・年齢に関係なくいろんな人がお客さんとしてやってきますよ」
しかも、ハーレーの魅力の一つには、カスタムの幅広さがある。自分のイメージでいかようにも見た目も性能も変えられるハーレーの奥深さにハマる人も多い。
またがってみた感想は?
今回カスタムするバイクにも、実際にまたがってみた3人。奥村さん
根本さん
重松さん
どんなカスタムにしていこう?
店に置いてあったバイク雑誌を見ながらイメージ固め。誌面で店長さんがインタビューされているページを発見して「さすが!」と声をあげる一幕も
ハーレーは特にカスタムできるパーツも多く、溶接などでオリジナルパーツをつくることもできるということで、夢が広がります。
メーカーとしての歴史も長いハーレー。それだけカスタムの幅も広く、雑誌で紹介されている車体もそれぞれに個性が
倉庫に置かれた沢山のパーツ。形も様々で見ているだけでもイメージが湧いてくる?
それを聞いた3人は、それなら普段でも乗れてカッコいいものを考えなくちゃ、と少し方向転換。最終的に黒をメインにワンポイントで虹コンのテーマカラーやロゴを入れる案に落ち着きました。
カスタムイメージを考えるためにメモ帳にスケッチ
・男の人でもカッコよく乗れるようにしたい!
・実用性よりも見た目重視!
・虹コンのロゴやテーマカラーを入れたい!
・太いマフラーがいい!
・ハート型のミラーとかつけたいな!
が、今回特に挑戦したいポイントになりそうです。
さて、バイクを運転したことのないアイドル3人からこのようなアイデアを受けた植田店長。果たしてどのようなカスタムをしてくれるのか!?
【次ページ】3人のアイデアをもとに一体どんなバイクができたのか!?
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