バイクレースから生まれた楽曲!? コヤマシゲトが描くミクさんがかわいい

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「LIGHT TO THE FUTURE」

2月11日(水)、名古屋の電動バイクチーム・TEAM MIRAI、ベテランDJの木村コウさん、会津若松のスタジオを拠点に世界に音楽を発信するボカロPのZANIOさんによるミニアルバム『LIGHT TO THE FUTURE』が発売となる。

CDジャケットには、映画『ベイマックス』に登場するロボット・ベイマックスのコンセプトデザインを行った日本人デザイナー・コヤマシゲトさんを起用。レースクイーン姿の、セクシーでかわいい初音ミクが描かれている。

電動バイクの「近接音」がきっかけで生まれたミニアルバム

米国で最も歴史のあるレースイベントの一つであるパイクスピークの電動バイク部門では、沿道の観客のために電動バイクが近づく際に「近接音」を出さないといけないルールが存在する。2014年6月にアメリカで開催されたレース内で、TEAM MIRAIのマシンから流すための近接音として制作されたのが、「TO THE FUTURE」だ。

これは、ZANIOさんが2013年にデジタルリリースした、初音ミクを使用した本格的ダンスミュージック「Worlds」をリミックスした木村コウさんへTEAM MIRAIが依頼して実現したもの。DJの技術や経験だけではなく、木村コウさんのバイクへの造詣の深さも、オファーの理由だったという。

発表以来、これまでレースの現場やWeb上でしか聴くことが出来なかった楽曲への音源化の要望が相次ぎ、いよいよ本作のリリースが決定した。

発売に先駆け、SoundCloudでは、ZANIOさんが収録曲の「Hikari」を公開。レースに向かう前のワクワク感を、初音ミクによるプログレッシブ・ハウスで表現している。
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