「ひぐらし」竜騎士07と敏腕編集 太田克史 「平成展」で00年代の“セカイ系“を語る

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「ひぐらし」竜騎士07と敏腕編集 太田克史 「平成展」で00年代の“セカイ系“を語る

平成展 2000-2009 トークセッション『セカイ系の系譜』

POPなポイントを3行で

  • 「平成展」トークセッションが開催
  • 竜騎士07×太田克史が登壇
  • 2000年代に論じられた「セカイ系」の系譜を探る
森ビル 東京シティビューKAI-YOUが共同で開催している平成と未来を紐解く「平成展」において、2月8日(金)、「セカイ系の系譜」をテーマにトークセッションが行われる。

イベントにはシナリオライターの竜騎士07さん、星海社の太田克史さんが登壇する。一度は開催延期となったが、日程を変更して開催の運びとなった。

竜騎士07と太田克史 2000年代に論じられた「セカイ系」の系譜

「平成展」は平成のポップカルチャーを鑑賞者の記憶とともに振り返る3連展。締め括りとなる第3回は2019年3月8日(金)より開催を予定している。

今回のトークセッションは竜騎士07さんのインフルエンザ罹患から予定日を延期しての開催となる。

竜騎士07さん

トークセッションに登場するのは同人サークル07th Expansionの主催者であり、シナリオライターとしてノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」などを発表しているシナリオライターの竜騎士07さん。

そしてセッションの相手は、講談社ノベルスで西尾維新さんや奈須きのこさん、そして竜騎士07さんらを担当し、文芸誌『ファウスト』創刊、新レーベル「講談社BOX」を立ち上げてきた、現星海社副社長・太田克史さんだ。

太田克史さん

2人のトークテーマは、2000年代にインターネット内外で論じられて、初出から20年近くが経とうとしている「セカイ系」。

主に批評の言葉として使われてきた「セカイ系」の基本的な定義は、主人公とヒロイン、つまり「君と僕」の関係が、世界の危機や破滅に直結するような作品群を指す。

「前景と遠景が結びつき、中景が一切描写されない想像力」などとも解釈されている。

ゼロ年代の物語たちがポップカルチャーに与えた影響や、「セカイ系」と呼ばれた作品群の変化を振り返り、これから生まれる日本の小説やアニメ、漫画といった作品が何を描いていくのかに迫っていく。

そして同時に平成という時代が成し遂げてきた文化的な画期性、特異性についても探りながら、太田克史さん、竜騎士07さんにとって2000年代はどのように映ったのか?そして、この10年間を含む平成という30年間は、未来にどのような影響を与えていくのかを紐解いていく。

トークセッション『セカイ系の系譜』チケット予約はこちら

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イベント情報

「平成展 2000-2009 トークセッション『セカイ系の系譜』」

出演者
竜騎士07、太田克史(敬称略)
モデレーター
米村智水(KAI-YOU)
日時
2月8日(金)19:00 ~ 20:30
場所
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
住所
〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10−1
料金
六本木ヒルズ展望台 東京シティビューのチケットで入場できます。
※以下からチケットの申し込みが必要です。
一般1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳〜中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円
チケット申し込み
https://heisei2.peatix.com

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