『ひぐらしのなく頃に』竜騎士07、過度な同人・ファン活動に警告

『ひぐらしのなく頃に』竜騎士07、過度な同人・ファン活動に警告
『ひぐらしのなく頃に』竜騎士07、過度な同人・ファン活動に警告

画像は『ひぐらしのなく頃に 業/卒』 公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • 竜騎士07が同人誌活動・ファン活動に声明発表
  • 自身の二次創作文化に対するスタンスを明言
  • 未許可でトラブルが発生した場合、法的措置も検討
ひぐらしのなく頃に』などで知られる同人サークル・07th Expansion(セブンス・エキスパンション)が、同人誌活動・ファン活動に対する声明をTwitterで発表した。

代表の竜騎士07さんが、同サークルの著作物に基づくグッズの制作販売、聖地巡礼などの企画、金銭の授受・寄付の募集について、公式Twitterで許諾した旨を発表しているもの以外は一切許可していないことを明言。

未許可のものについてトラブルが発生した場合、法的措置をとることもありうると警告した。

竜騎士07「二次創作は許諾を取って行うものではない」

竜騎士07さんは声明にて、07th Expansionは公式Twitterや公式サイトに言及のないものについては許諾していないと認識してほしい、と関係者に対して訴えかけている。

また、二次創作文化に対する自身のスタンスを「同人誌活動やファン活動などは、基本的に許諾を取って行なうものではありません。ですので、これらについては許諾はしないものの、黙認する形を取っております」とコメント。

しかし、ファン活動の体を取りながら、竜騎士07さんや07th Expansionとの関係性を騙って活動が行われているという報告が複数あるということにも触れている。

また、声明中でも特に言及されているのが、少なくない金銭の収受や、宿泊などを含む長時間の拘束を伴う企画だ。

実際に、そうしたものに抵触するケースも報告されており、竜騎士07さんは「ご自身の安全とも関係しますので、くれぐれも慎重にご検討の上、自己責任でご判断をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。」と呼び掛けている。

ゼロ年代を代表するメディアミックス『ひぐらしのなく頃に』



『ひぐらしのなく頃に』は、架空の村落・雛見沢村で昭和58年に起こった事件を描くホラーサスペンス。

2002年、サウンドノベル形式の同人ゲームとしてプロジェクトを開始。その後商業作品としてTVアニメ化、小説家、コンシューマー機への移植なども行われ、ゼロ年代を代表するメディアミックス作品のひとつに数えられている。

2020年10月には、シリーズとしては7年ぶりとなるテレビアニメ『ひぐらしのなく頃に 業』が、2021年7月にはその続編『ひぐらしのなく頃に 卒』が放送され話題となった。

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