「平成展」は平成のポップカルチャーを鑑賞者の記憶とともに振り返る3連展。現在は2期目「平成展 2000-2009」が1月31日(木)まで開催中だ。
週末に2日連続で実施されるトークセッションには、歌手のぼくのりりっくのぼうよみさん、配信者のもこうさん、シナリオライターの竜騎士07さん、星海社の太田克史さんが登壇。
「組織から個人への変容」「セカイ系の系譜」という2つのテーマを取り上げ、平成という時代が成し遂げてきた文化的な画期性、特異性を探っていく。
ぼくりりともこう 強烈な才能が語る「組織から個人への変容」
1月でアーティスト活動終了を宣言している20歳の現役大学生・ぼくのりりっくのぼうよみさんと、ニコニコ動画のポケモン実況でブレイクした配信者・もこうさん。2人のトークテーマは「組織と個人の変容」だ。 ジャンルはゲームと音楽で異なりながらも、ニコニコ動画での動画投稿をキャリアのスタートにしつつ、様々な分野で活動の幅を広げ続けている2人の目に2000年代はどのように映っていたのか。
そして、この10年間が、今後の歴史にどのような影響を与えていくのかを紐解いていく。
竜騎士07と太田克史 2000年代に論じられた「セカイ系」の系譜
翌日には、同人サークル07th Expansionの主催者であり、シナリオライターとしてノベルゲーム「ひぐらしのなく頃に」などを発表しているシナリオライターの竜騎士07さんが登場する。セッションの相手は、講談社ノベルスで西尾維新さんや奈須きのこさん、そして竜騎士07さんらを担当し、文芸誌『ファウスト』創刊、新レーベル「講談社BOX」を立ち上げてきた、現星海社副社長・太田克史さん。 2人のトークテーマは、2000年代にインターネット内外で論じられ初出から20年近くが経とうとしている「セカイ系」。
それがゼロ年代の物語たちがポップカルチャーに与えた影響や、「セカイ系」と呼ばれた作品群の変化を振り返り、これから生まれる日本の小説やアニメ、漫画といった作品が何を描いていくのかに迫る。
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イベント情報
「平成展 2000-2009」
- 期間
- 2018年12月17日(月)~2019年1月31日(木)
- ※「平成展 2010-2019」は2019年3月より開催予定です。
- 時間
- 10:00~22:00 (最終入館 21:30)※不定休
- 場所
- 東京カルチャーリサーチ
- 六本木ヒルズ森タワー52階 THE SUN & THE MOON内、約17㎡の小展示スペース
- 入場料
- 無料(ただし、展望台・森美術館の入館料[一般1,800円他]が必要です)
- 企画
- KAI-YOU、東京シティビュー
- 制作協力
- bpm、牛嶋みさを、つむら工芸
■1. 「平成展 2000-2009 トークセッション『組織から個人への変容』」
出演者:もこう、ぼくのりりっくのぼうよみ(敬称略)
モデレーター:米村 智水(KAI-YOU)
日時:1月26日(土)19:00 ~ 20:30
場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
住所:〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10−1
料金:六本木ヒルズ展望台 東京シティビューのチケットで入場できます。
※以下からチケットの申し込みが必要です。
一般1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳〜中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円無料
チケット申し込み:https://heisei01.peatix.com
■2.「平成展 2000-2009 トークセッション『セカイ系の系譜』」
出演者:竜騎士07、太田 克史(敬称略)
モデレーター:米村 智水(KAI-YOU)
日時:1月27日(日)19:00 ~ 20:30
場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー
住所:〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10−1
料金:六本木ヒルズ展望台 東京シティビューのチケットで入場できます。
※以下からチケットの申し込みが必要です。
一般1,800円
学生(高校・大学生)1,200円
子供(4歳〜中学生)600円
シニア(65歳以上)1,500円無料
チケット申し込み:https://heisei02.peatix.com
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