VTuberグループ・にじさんじ所属の夢月ロアさんが外部配信者/VTuberに対して行っていた損害賠償請求訴訟について、8月13日(木)に和解が成立した。
にじさんじ運営のANYCOLOR株式会社、及び担当弁護士の小沢一仁さんから報告された。
本件について、被告にあたる外部配信者による「夢月ロアさんが特定のライバーに対して、いじめや不当な嫌がらせ行為を行った」という発信は事実無根であり、配信者が夢月ロアさんへ謝罪することで和解が成立したという。
VTuber金魚坂めいろとの関係を巡る誹謗中傷に見舞われた夢月ロア
夢月ロアさんを巡っては、かつてにじさんじに所属していた金魚坂めいろさんに対していじめや嫌がらせ行為を行ったとする旨の憶測が拡散。
これについて、VTuber業界のゴシップを取り沙汰する「物申す系VTuber」が、夢月ロアさんを名指しで批判する動画を複数回に渡って公開。当事者間にしか知り得ない情報やスクリーンショットなども動画内で公開され、誹謗中傷が巻き起こる事態となった。
その結果として、夢月ロアさんは2020年10月から活動を休止。2026年現在まで活動休止状態が続いている。
この流れの中で、同年10月21日、にじさんじ運営のANYCOLOR社(当時はいちから社)は金魚坂めいろさんを契約解除を発表。
解除通知を行った理由について、にじさんじ運営は「本人しか知り得ない運営との交渉などを含む秘密情報の第三者への漏洩」「秘密保持義務違反による契約上の禁止行為」によるものと説明している。
その後の2021年12月、夢月ロアさんは当該の配信者へ訴訟を行うと発表。以後、小沢一仁さんを担当弁護士として、訴訟が進んでいた。
名誉回復の観点から、和解手続を選択
弁護士の小沢一仁さんはX上で、今回の和解報告について詳細な説明を寄せている。
特に、和解手続を選択した理由として「単に金銭請求に関する判断を判決で得るよりも、どのような経緯で相手方VTuberの配信がされることになったのかを和解手続において確認する」ことが、夢月ロアさんの名誉回復という観点では適切だと、夢月ロアさんと共に判断したという。
また、小沢一仁さんは本件についてはこの和解報告をもって解決となるとも説明。一方、夢月ロアさんの代理人の立場にこそあれど、今後の活動については言及を控えた。
ANYCOLORは本件の解決について、ファンへの謝意を伝えつつ、「誹謗中傷や荒らし行為、悪質な情報漏洩等に対して、民事・刑事の両側面から、妥協のない厳正な法的措置を講じる体制を強化しております」と、誹謗中傷への姿勢を改めて示した。
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