ゲーム「どこでもいっしょ」シリーズを手がけたゲーム開発会社・ビサイドが、ソーシャルVR・VRChat向けアバター制作に参入をはじめている。
7月24日に自社開発ゲームのメインキャラクターをVRChatアバター化し発売。8月7日には完全オリジナルのVRChat向けアバターを発売している。さらに、VRChat内にアバター試着ワールドも公開している。
各アバターはビサイドのBOOTHショップで販売中。定価は5000円。8月16日(日)まで20%OFFの4000円で販売されている。
「どこでもいっしょ」を送り出したゲーム会社・ビサイド
ビサイドは東京都・立川に本社を構えるゲーム開発会社。代表作は「どこでもいっしょ」シリーズ。
トロをはじめとしたキャラクターとのゆるやかな交流が楽しめる本作は一世を風靡し、初代タイトル『どこでもいっしょ』は第4回日本ゲーム大賞を受賞している。
「どこでもいっしょ」登場キャラクターたち/画像は公式サイトより
なお、「どこでもいっしょ」は7月22日にシリーズ27周年を迎えており、トロとクロのぬいぐるみ発売や、それと連動したフォトコンテストも開催している。
ゲームの3DモデルをVRChatアバター化。さらに完全オリジナルアバターも発売
ビサイドがこれまで発売したVRChat向けアバターは2つ。
1つ目は、同社が手がけた異変探しゲーム『狐のかえり道』のヒロインのアバター「狐々路(こころ)」。狐巫女のキャラクターで、ゲーム内で実際に使用されている3DモデルをVRChat向けに調整したものだという。
VRChat向け3Dアバター「狐々路」/画像は公式サイトより
通常衣装だけでなく、色違い衣装やセーラー服などの衣装バリエーションも同梱。容姿を切り替えるギミックも搭載されている。
2つ目は「ニュイ(Nuit)」。VRChat向け3Dアバターとして制作された完全オリジナルキャラクターだ。
VRChat向け3Dアバター「ニュイ」/画像は公式サイトより
ジト目でピンク髪、ゴシックな装いの少女といったアバターで、キャラクターとしての詳細な設定などは記載されていない。プレイヤーの分身としての利用を想定した設計と考えられる。
いずれのアバターも、VRChat利用を想定しつつ、利用規約の範囲であればVRChat以外の用途でも使用できる。同様に、利用規約の範囲で外見をカスタマイズすることもできるようだ。
試着ワールドも公開中 第3弾アバターも登場か?
2種のアバターだけでなく、ビサイドはVRChat上にアバター試着ワールド「BeXide Avatar Trial World」を公開している。
VRChatワールド「BeXide Avatar Trial World」/筆者撮影
ワールド内には「狐々路」と「ニュイ」のサンプルが設置。購入前に実際に着用し、使用感などを試すことができる。サンプルのすぐそばには姿見もあるので、鏡越しにじっくりとアバターを眺めることも可能だ。
せっかくなので、それぞれのアバターを試着してみよう。
「狐々路」サンプルアバター/筆者試着・撮影
まずは「狐々路」から。ちょっと尊大だけどお茶目な一面もありそうな狐巫女……というキャラクター性は表情からも伝わってくる。質感もよさげだ。
ゲーム本編では声優の内田真礼さんが演じているので、VRChat上で声付きで使えるかどうかはその人次第かもしれない。ファングッズとして写真撮影に利用する使い道もアリだろう。
「ニュイ」サンプルアバター/筆者試着・撮影
お次は「ニュイ」。袖を通してみると、ファーストルックからの想像以上に表情豊かだと気付かされる。デフォルメのジト目がかわいい。
比較的シンプルな女性アバターということもあり、VRChatユーザーになじみやすそうだ。少し分かる人向けの話をすると、デフォルトでアバターパフォーマンスランクがPoorに収まっている点もポイントだ。
一方はゲーム内キャラクターの3Dフィギュア的な利用も見出だせる3Dアバター、もう一方はスタンダードなVRChat向けアバター。
カラーは異なるがクオリティの高い3Dアバターを、ビサイドは短期間に2つもリリースしている。ゲーム開発会社がこうした展開を見せることに、驚く人も少なくないだろう。
なお、試着ワールドのサンプルコーナーには一つだけ空きスペースが見られる。今後も同社から、VRChat向けアバターが送り出されていきそうだ。
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