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  • 第160回芥川賞、直木賞が発表
  • 芥川賞は上田岳弘と町屋良平がダブル受賞
  • 注目を集めた社会学者・古市憲寿は受賞ならず

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芥川賞/直木賞、上田岳弘と町屋良平がダブル受賞 古市憲寿、森見登美彦は受賞逃す

左から、芥川賞受賞の上田岳弘さん「ニムロッド」と直木賞受賞の真藤順丈さん「宝島」

第160回芥川賞、直木賞の選考委員会が1月16日に行われ、芥川賞は上田岳弘さんの「ニムロッド」と町屋良平さんの「1R(いちらうんど)1分34秒」、直木賞は真藤順丈さんの「宝島」が受賞した。

候補作として注目を集めた社会学者・古市憲寿さんの「平成くん、さようなら」、第10回角川春樹小説賞を受賞した今村翔吾さんの「童の神」、これまで2度直木賞候補にあがってきた森見登美彦さんの「熱帯」などは受賞を逃した。

上田岳弘と町屋良平、ダブル受賞となった芥川賞

芥川賞を受賞した上田岳弘さんは1979年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、法人向けソリューションメーカーの立ち上げに参画し、現在も同社で役員をつとめている。

2013年「太陽」で第45回新潮新人賞を受賞してデビュー。2015年「私の恋人」で第28回三島由紀夫賞を受賞。2016年には海外文芸誌が選ぶ「GRANTA Best of Young Japanese Novelists」に選出。

2018年『塔と重力』で第68回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞した。

もうひとりの受賞者・町屋良平さんは1983年生まれ。埼玉県立越ヶ谷高校卒業。

2016年「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞。同年、同作を収録した『青が破れる』でデビューを果たしている。

2018年年に発表した「しき」にて、第159回芥川龍之介賞候補および第40回野間文芸新人賞候補作となっていた。

真藤順丈、山田風太郎賞に続く直木賞

直木賞の受賞者である真藤順丈さんは1977年生まれ。2008年「地図男」で第3回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞してデビューすると、同年「庵堂三兄弟の聖職」で第15回日本ホラー小説大賞など、新人賞4賞をそれぞれ別の作品で受賞した。

2018年には、今回直木賞を受賞した「宝島」で第9回山田風太郎賞を受賞している。

芥川賞/直木賞 候補者一覧(作者名50音順)

芥川賞候補者名 候補作 掲載誌
上田岳弘(うえだ たかひろ) ニムロッド 群像12月号
鴻池留衣(こうのいけ るい) ジャップ・ン・ロール・ヒーロー 新潮9月号
砂川文次(すなかわ ぶんじ) 戦場のレビヤタン 文學界12月号
高山羽根子(たかやま はねこ) 居た場所 文藝冬季号
古市憲寿(ふるいち のりとし) 平成くん、さようなら 文學界9月号
町屋良平(まちや りょうへい) 1R(いちらうんど)1分34秒 新潮11月号

直木賞候補者名 候補作 出版社
今村翔吾(いまむら しょうご) 童(わらべ)の神 角川春樹事務所
垣根涼介(かきね りょうすけ) 信長の原理 KADOKAWA
真藤順丈(しんどう じゅんじょう) 宝島 講談社
深緑野分(ふかみどり のわき) ベルリンは晴れているか 筑摩書房
森見登美彦(もりみ とみひこ) 熱帯 文藝春秋

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