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  • 「pixiv」のユーザー企画「pixivファンタジア」10周年記念で公式と共同開催
  • 10年続く唯一にして最古参のユーザー企画、人気の秘訣は?
  • 主催のarohaJさんにインタビュー

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10年続く名物企画「pixivファンタジア」初の公式開催 主催のarohaJインタビュー

「pixivファンタジア Last Saga」(ピクシブファンタジア ラスト サガ)

イラストコミュニケーションサービス「pixiv」のユーザー企画として10年続く「pixivファンタジア」をご存知だろうか?

いくつかの勢力に分かれてユーザーがファンタジー作品を投稿し、その閲覧数を競い合う、というイラスト企画。

イラストレーター向けの参加型企画であるため、聞いたことがないという人も多いかもしれないが、ある意味で「pixiv」というサービスを象徴する企画だとも言える。

その「pixivファンタジア」が10周年を記念して、「pixiv」公式と共同開催による新イベントを2019年2月1日(金)から開催する。

10年続く「pixivファンタジア」とは?

イラストを投稿して交流を楽しめる「pixiv」は、ユーザー自身の行動がメディアの根幹を担う「CGM」(コンシューマー ジェネレイテッド メディア)にカテゴライズされる。

その中で、運営ではなくユーザー自身が企画を練って参加を呼びかけるユーザー企画は、「pixiv」というメディアの性質を体現した象徴的な企画と言える。

2007年に「pixiv」がリリースされ、翌2008年に立ち上がったのが「pixivファンタジア」だ。
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昨年2017年には「pixiv」が10周年を迎え、創設者である馬骨さんと、最初期からのヘビーユーザーである虎硬さんにその歩みを振り返ってもらった。

2人は「pixivファンタジア」について、当時生まれたユーザー企画の中でもその盛り上がりがずば抜けていたと口を揃えて語った。

その人気の理由として「世界観設定のつくり込み」「細やかな運営」などが挙げられていた。 「pixivファンタジア」は、ファンタジー系イラストを盛り上げたいという思いからイラストレーター・arohaJさんが企画。

企画開催初期から三嶋くろねさんやhukeさん、redjuiceさんといった実力派イラストレーターが参加し、その後も回を重ねるごとにユーザーは広がっていった。

今では『Fate/Grand Order』で活躍しているRyota-HさんやAzusaさん、古海鐘一さん。

『刀剣乱舞』に参加しているしきみさんや石商さん、くにみつさん。

さらに『竜と勇者と配達人』の漫画家・グレゴリウス山田さんや『とんがり帽子のアトリエ』白浜鴎さん。列挙していけばキリがない。

ついに初めて公式との共同開催という形でバトル型投稿企画「pixivファンタジア Last Saga」(ピクシブファンタジア ラスト サガ)が開催される。 開催にあたって、主催のarohaJさんにインタビューを行った。

10年続く企画を支える思い aroha Jインタビュー

──ユーザー企画「pixivファンタジア」の始動のきっかけや経緯は?

arohaJ 2008年、pixivサービス開始初期は、多くのユーザーがより新しいことをなそうとしていました。

その中のひとつとして「企画目録」というタグを付けて告知と詳細を投稿し、同一のテーマで作品制作を呼びかけるものがあります。

その文化の誕生と合わせて、イラストの個人ホームページ時代には無かった、pixivのブックマークや閲覧数、タグの機能などがゲームエンジンとして機能すると思い浮かびました。

それに加えて、僕個人が、今まで楽しんできたファンタジーRPGや歴史戦記の要素と合わせてできた企画が、「pixivファンタジア」になります。

──10年続いたユーザー企画はほかにありません。ここまで継続できた理由はどこにあるとお考えですか?

arohaJ 全ては毎年この企画を楽しみにしてくれる参加者の存在、イラストにおいてファンタジーが好きな方が多く絶えないことにありますね。また、僕自身が現在においてもファンタジー作品を飽きることなく楽しめていることもあります。
「pixivファンタジア Last Saga」(ピクシブファンタジア ラスト サガ)

「pixivファンタジア Last Saga」(ピクシブファンタジア ラスト サガ)

──ユーザー企画の中でも多くのイラストレーターが参加するアクティブな企画となっていると思いますが、その要因はなんだと思いますか?

arohaJ 3つあると思います。

1.年に一度のペースで必ず開催する、お祭りの様な開催形式であること

2.企画の自由さ

3.毎回内容を一新し、企画を知らない人でも楽しめる企画であること

長い期間で開催しても飽きてしまうし、自然と良い開催期間に調整できたと感じます。

企画が終わった際のカタルシス、次回始まる時の待ち遠しさ、両方の楽しみを味わうことができます。また、僕自身も、常に誰でも参加できるような企画にできるように努めています。

──過去10年で印象的なエピソードや出来事は?

arohaJ コミックマーケットにサークル参加していた時に、参加者の方が挨拶に来てくれることがあるのですが、「pixivファンタジアで出会ったきっかけで結婚しました。」と報告を受けた時は驚きました。

また、開催の際に毎回、舞台となる世界の地図を描いているのですが、仕事でイラストではなく「地図」を描いてほしいと依頼が来たことがあります。
aroha Jによる「pixivファンタジア」の地図

aroha Jさんによる「pixivファンタジア」の地図

arohaJ そのほか、pixivファンタジアは海外のユーザーも多く参加しているのですが、海外の方からのお声がけやメッセージをいただくことが増えました。

──「pixiv」自体も2017年で10周年を迎えました。イラストレーターにとっての「pixiv」の魅力とは?

arohaJ 現在はTwitterなどのSNSでもイラストを投稿する流れがありますが、10年経過した今でも「pixiv」はイラストレーターにとっては欠かすことのできないサービスだと思っています。

自身のポートフォリオとして、現在の流行を俯瞰して見れる場、現11年間のイラストのアーカイブなど「pixiv」でなければ成立しない要素がこのサービスには存在しています。 「pixivファンタジア Last Saga(ピ クシブファンタジア ラスト サガ)」 ──10年で「pixiv」、あるいはイラスト文化自体も様変わりしています。その移ろいについて、どのようにご覧になっていますか?

arohaJ 10年同じサービスを見ているとユーザーの移り変わりも感じますね…!

初期にpixivファンタジアに参加していたユーザーの方が、今ではプロのクリエイターとして活躍していたり、若いイラストレーターの方も、昔に比べて技術や情報に気軽に触れることができるため10代でものすごい画力やアイディアを持つ方がいて驚きます

──「pixivファンタジア」をはじめユーザー企画自体、CGMである「pixiv」を象徴するような企画だと思いますが、CGMの魅力とはどのようなところにあるとお考えでしょうか?

arohaJ 僕はpixivやpixivファンタジアを含めCGMに触れて生きてきた人間なので、その魅力や恩恵は強く感じています。

一番の魅力は同じ趣味、同じ志の人々が世界各地から集うことのできる理想の場であると思っています。これらのCGMコンテンツがなければ今の人生は今よりも充実したものではないでしょう。

「pixivファンタジア」もそんな理想の場になれるコンテンツに成長できればと思っているので、興味のある方はぜひ参加していただければと思います。

独自の進化遂げる日本のイラストレーション

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イベント情報

「pixivファンタジア Last Saga(ピ クシブファンタジア ラスト サガ)」

日付 2019年2月1日(金)から
開催 pixivにて

■pixivファンタジア Last Sagaについて
「pixivファンタジア Last Saga」は、3つの国家のいずれかに属して競い合う投稿バトル企画です。ファンタジー作品の合計閲覧数で対決し、勝敗によって公式ストーリーが変化します。 作品を投稿して、自国を勝利に導きましょう。

▼ストーリー 偉大なる冒険家《開拓王アラン》が発見した新大陸ー『ラスト大陸』。

この大陸では、新天地を求めて世界各地からやってきた人々による争いが続いていた。
武装船団を祖とする氷の帝国『ノーザリア』
魔族との戦いに勝利した五王国連合『ファイアランド』
追放されし者達の同盟『エルダーグラン』
三国による大陸全土を巻き込んだ最後の戦いが今、始まろうとしている。

▼pixiv Sketch・pixiv chatstoryにてスピンオフ企画を同時開催
pixiv Sketch・pixiv chatstoryにて「pixivファンタジア Last Saga」のスピンオフ企画を開催い たします。共通の世界観を元に、それぞれのサービスの特徴を生かした企画になっております。 各企画の詳細は、後日発表予定です。

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