シャンパンタワー。多くの人がホストクラブの名物として連想するだろう、シャンパングラスが高く積み上げられた塔。
シャンパンタワー職人さんのツイート投稿から話題になっていたのは、ここに、とある郷土料理を入れる一風変わった趣向を凝らしたシャンパンタワーだった。
見た目はたこ焼きと区別がつかないが、明石焼きは「たこ焼きのルーツ」とも言われている兵庫県明石市の郷土料理。卵を多く含んでいるためたこ焼きよりも柔かく、出汁に浸して食べると優しい香りが引き立つ。
観光協会のお祭りなどで用意されたのかと思いきや、話を聞くと、なんと歌舞伎町の「CANDY」というホストクラブで行われたお祭りイベントで披露されたものだった。
そもそも、このシャンパンタワーを手がけた「シャンパンタワー職人」こと小泉智さんとは何者なのか?
これまで『タモリ倶楽部』に出演し、タモリさんにシャンパンタワー作成の手ほどきをしたこともある。 元々は飲食店内の飾り付けなどを行っていたが、お客さんから「シャンパンタワーできないの?」と聞かれ、「やってみたら何となくできちゃった」。それが、シャンパンタワー職人になるきっかけだった。
シャンパンタワー職人への注文の8割は、やはり歌舞伎町のホストクラブだ。
シャンパンタワーのつくり方としては、数百個から1000個にものぼるグラスを持ち込んで、下段から順にグラスを設置。そして、色とりどりのタワーを演出するため、食紅やカルピスなどで色付けした「ワリモノ」と呼ばれる水をあらかじめグラスに注いでおく。
そのため、実はシャンパンタワーにシャンパンを注いでグラスから飲むと、実際は「シャンパンの水割り」になる。
では、ホストクラブのトレンドにも移り変わりがあるように、シャンパンタワーにもトレンドはあるのだろうか?
「皆さんが想像するシャンパンタワーはオーソドックスな四角形のピラミッド型がほとんどだと思いますが、最近は形もデザインも様々です」(小泉智さん) また、最近では「やはり今のSNS時代において、いかに『映えるタワーか』というところに重点が置かれた注文が増えています」という。 確かに、小泉さんのTwitterにはバラエティーに富んだタワーの写真の数々が投稿されている。 今回、明石焼きタワーが大きな話題を集めて注目されたシャンパンタワー。小泉さんは、実はこれまでにも「綿菓子タワー」や「そうめんタワー」などを手がけてきたという。もちろん、そうめんタワーに注ぐのはシャンパンではなく麺つゆだろう。 なお、小泉さんがこれまでで一番驚いた注文は「オムライスタワーですね😅」とのこと。
シャンパンは一本数万円は下らないため手が届きにくいが、明石焼きタワーやそうめんタワーは是非地域のお祭りなどで取り入れてほしいものだ。
筆者もパーティーの余興で数回ほど見たことがあるくらいだが、「もっと一般の方にもシャンパンタワーを身近に感じていただけるような活動をしていきたいと思っています」と小泉さんは語ってくれた。
シャンパンタワー職人さんのツイート投稿から話題になっていたのは、ここに、とある郷土料理を入れる一風変わった趣向を凝らしたシャンパンタワーだった。
写真だけ見るとアイスのように見えるが、実は中に入っているのは明石焼き。ここに、シャンパンの代わりに出汁を注いで食べるのだという。長いことシャンパンタワーを作っていますが、いわゆる粉物を入れたのは初めてかもしれません。⠀
— シャンパンタワー職人 (@TowerCraftsman) 2018年8月29日
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明石焼きという郷土料理みたいですが、シャンパンの代わりにお出汁を注いで召し上がるそうです。⠀
お祭りイベントならではですね😉pic.twitter.com/2U16EeOLH0
見た目はたこ焼きと区別がつかないが、明石焼きは「たこ焼きのルーツ」とも言われている兵庫県明石市の郷土料理。卵を多く含んでいるためたこ焼きよりも柔かく、出汁に浸して食べると優しい香りが引き立つ。
観光協会のお祭りなどで用意されたのかと思いきや、話を聞くと、なんと歌舞伎町の「CANDY」というホストクラブで行われたお祭りイベントで披露されたものだった。
そもそも、このシャンパンタワーを手がけた「シャンパンタワー職人」こと小泉智さんとは何者なのか?
この道14年のベテラン、シャンパンタワー職人とは?
この道14年、これまで1万台以上のシャンパンタワーをつくってきた「シャンパンタワー職人」こと小泉智さん。これまで『タモリ倶楽部』に出演し、タモリさんにシャンパンタワー作成の手ほどきをしたこともある。 元々は飲食店内の飾り付けなどを行っていたが、お客さんから「シャンパンタワーできないの?」と聞かれ、「やってみたら何となくできちゃった」。それが、シャンパンタワー職人になるきっかけだった。
シャンパンタワー職人への注文の8割は、やはり歌舞伎町のホストクラブだ。
シャンパンタワーのつくり方としては、数百個から1000個にものぼるグラスを持ち込んで、下段から順にグラスを設置。そして、色とりどりのタワーを演出するため、食紅やカルピスなどで色付けした「ワリモノ」と呼ばれる水をあらかじめグラスに注いでおく。
そのため、実はシャンパンタワーにシャンパンを注いでグラスから飲むと、実際は「シャンパンの水割り」になる。
シャンパンタワーのトレンドは?
あのシャンパンタワー、一台どれくらいの代金なのかも気になるところだが、「依頼される段数や形によってかなり変わってくるので、一概にいくらという金額を提示できないのです」とのこと。では、ホストクラブのトレンドにも移り変わりがあるように、シャンパンタワーにもトレンドはあるのだろうか?
「皆さんが想像するシャンパンタワーはオーソドックスな四角形のピラミッド型がほとんどだと思いますが、最近は形もデザインも様々です」(小泉智さん) また、最近では「やはり今のSNS時代において、いかに『映えるタワーか』というところに重点が置かれた注文が増えています」という。 確かに、小泉さんのTwitterにはバラエティーに富んだタワーの写真の数々が投稿されている。 今回、明石焼きタワーが大きな話題を集めて注目されたシャンパンタワー。小泉さんは、実はこれまでにも「綿菓子タワー」や「そうめんタワー」などを手がけてきたという。もちろん、そうめんタワーに注ぐのはシャンパンではなく麺つゆだろう。 なお、小泉さんがこれまでで一番驚いた注文は「オムライスタワーですね😅」とのこと。
シャンパンは一本数万円は下らないため手が届きにくいが、明石焼きタワーやそうめんタワーは是非地域のお祭りなどで取り入れてほしいものだ。
筆者もパーティーの余興で数回ほど見たことがあるくらいだが、「もっと一般の方にもシャンパンタワーを身近に感じていただけるような活動をしていきたいと思っています」と小泉さんは語ってくれた。
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