8月26日に近畿大学東大阪キャンパスのオープンキャンパスで実施された近畿大学e-Sportsサークルの特別イベントを、本格スマホカードバトル「
シャドウバース 」が公式にサポートした。
特別イベントでは、YouTuber/ゲーム実況者として活動する
もこう さんが対戦相手として登場。オープンキャンパスへ参加した高校生の中から抽選で選ばれた10名と、「シャドウバース」で熾烈な闘いを展開した。
もこうと高校生、熾烈な戦いとe-Sportsの未来
高校生との6回の対戦を終えたもこうさんは「
学生と交流することで、今後e-Sportsはもっと発展していくのを強く感じた 。その中でe-Sportsへの関わり方は様々。僕のようにゲーム配信をする人が出てくるかもしれないし、e-Sports関連の仕事に就く人が増えていくのは間違いない」とコメント。
また、もこうさんとの対戦に臨んだ高校生は「負けて悔しかった。将来の夢は、もこうさんのように強いゲームプレイヤーになること」と感想を口にした。
戦いを実況中継したフリーアナウンサー/e-Sportsキャスターとして活躍する平岩康佑さんは、「日本のe-Sportsをさらに盛り上げていくには若者の力は非常に重要。引き続きこのようなイベントを続けていくなど、頑張って欲しい」とe-Sportsへの熱い想いとともに、学生たちにエールを送った。
ゲーム実況の王、もこうとは?
もこうさんは、ファンからは「
ゲーム実況の王 」とも呼ばれるゲーム実況動画投稿者。
もともとはニコニコ動画において、「ポケットモンスター」の対戦実況動画を中心に投稿して頭角を現し、その後ゲームだけでなく「歌ってみた」や雑談配信も行い、歯に衣を着せない言動や独自の理論からゲームを考察し、プレイする姿勢が話題となり、若者を中心に人気を博している。
動画投稿を休んでいた時期があったものの、現在はYouTubeを中心にゲームの実況動画を投稿するYouTuberとしての才覚も発揮し、その勢いは止まることを知らない。
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インターネットにおける動画配信活動だけでなく、「シャドウバース」公式イベントへの参加や、「ぷよぷよ」のプロゲーマーライセンスを取得するなど、国内のe-Sportsシーンにおいても欠かせないプレイヤーの1人になりつつある。
「人材のゆりかご」大学とe-Sports産業
今回のイベントでは「シャドウバース」の大会に加え、「世界と日本のe-Sports」をテーマに、「シャドウバース」プロダクトマネジャー・
森慶太 さんによる「
世界と日本のe-Sports 」をテーマにした特別講演会も実施。
森さんは世界でのe-Sportsの盛り上がりについて、“e-Sportsにはビジネス的広がりの可能性があるから”だとしつつ「日本のe-Sportsにおいても世界の基準からは遅れてはいるものの、関連事業やスポンサーに参加する企業が増加しており、注目をあびている」と説明した。
さらに「
これからの日本のe-Sports文化の発展において、人材のゆりかごとされる大学に注目が集まりつつある 」と述べた。
選手以外にも、ゲーム制作や広告代理店業など、e-Sportsに通じる専門的人材やその候補生へのニーズが高まっている背景から、学生時代での経験が将来のキャリアに通じてくるようになると学生たちにメッセージを送った。
もこうさんと振り返る、インターネットとゲーム
米村 智水
執筆
/ KAI-YOU CEO / Producer / Editor
KAI-YOU inc. CEO. 1986年生まれ。2011年にKAI-YOUを創業。2013年にKAI-YOU.netをリリース。書籍編集者やWebサービスのコミュニティディレクター等を経験して現在に至る。様々なポップカルチャーコンテンツのプランニング・マーケティング・プロデュースを行う。記者としては、インターネットやストリートなどで発生する面白い文化やポップな現象を取材・編集・研究を行う。
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