売却先は鶏卵生産大手の「イセ食品」。同紙の報道によると、当面の間「スーパー玉出」の屋号は維持されるものの、特色の一つである24時間営業が見直される可能性もあるという。
報道を受けてやはりTwitterでもトレンド入りを果たし、大きな話題を呼んでいる。
スーパー玉出とは?
「スーパー玉出」は、日本一の安売り王のキャッチコピーで知られるスーパーだ。筆者は大阪出身だが、周りには名前と見た目のせいでパチンコ屋と間違えている人もいたほど、派手なネオンや電飾が印象的だった。1978年、西成区に1号店をオープンさせ、驚異的な1円セールや、24時間営業を展開。
大阪府民以外には馴染みが薄いかもしれないが、2016年の「SMAP解散報道」の際には、スポーツ新聞上でSMAP報道の横に入った「玉出」のロゴの方が目立つとネット上でも話題になっていたので、府外の方でも記憶にあるかもしれない。
SMAP解散の見出しよりスーパー玉出の文字に目がいくのなんとかしないと...
— ササキノゾミ🐰 (@P_L_nozomi) 2016年1月12日
激安過ぎるから仕方ないか pic.twitter.com/xbdHjtAflk
玉出売却! ネット上の反応は?
そんなスーパー玉出だが、とにかく話題には事欠かない。常温で売られているチルド食品や、鮮魚コーナーに堂々と並ぶ北海道産のクリオネ。2011年には社長の自宅兼店舗に4人組の強盗が押し入るも、何も取らせずに押し返したという伝説(外部リンク)もある。
ほかにも(にわかには信じられないかもしれないが)、鮮魚コーナーで金魚が買える、うな重のうなぎ抜きこと「うなぎたれ飯」は見事なまでの価格破壊に成功している。
また、同じ方が上げていたがふぐを一匹まるまる販売していることもあるようだ(筆者は見かけたことがなく悔しい気持ちだ)。gulico69によるベストオブスーパー玉出です。
— ファーストサマーぐりこ (@gulico69) 2018年6月15日
1:鮮魚コーナーに当然のごとくおいてある「金魚」
2:鮮魚コーナーに当然のごとくおいてある「クリオネ」
3:ごはんにうなぎのタレをかけただけの「うなぎたれ飯」
4:サイケデリック活トランス状態になれる「1円乱発名物チラシ」 pic.twitter.com/IwMflw1Rni
西成情報を発信してくれるVTuberの日雇礼子さんも、チルド食品の常温売りがなくなるかもしれないと嘆いている。スーパー玉出ベストオブベスト忘れていました
— ファーストサマーぐりこ (@gulico69) 2018年6月15日
\ふぐ無許可販売/ pic.twitter.com/OghLs0S5MB
ちなみに、記載されている原材料名からは全くつながらない素材が入っているであろうお惣菜などもある(ニンジン? と思しきオレンジ色の素材が多くの惣菜に入っているが記載はない)。スーパー玉出が売られるらしいけど
— ⛏️日雇礼子🔨バーチャルドヤ街暮らしお姉さん (@hiyatoireiko) 2018年6月15日
結構普通の会社が買うみたいだから
秘技プリン、チルド食品常温売りが見れなくなるかもしれないわね… pic.twitter.com/4hvuNYIoUy
にわかには信じられないかもしれないが、それでも大阪では多くの人に利用されている。スーパー玉出、激安スーパーと言われてるが実際のところ安いのは産地が謎の野菜とブラジルの鶏肉と、素材が謎いお惣菜くらいであとはライフにでも行ったほうが安い。
— K3@FGO残1.3 (@K3flick) 2018年6月15日
7月上旬に事業売却が行われるということなので、現状の「玉出」を味わいたい方は今のうちにどうぞ。
ストリート感あふれてます
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