いよいよ12月15日に公開が迫った『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。ナンバリングタイトルとしては通算8本目。
前作『フォースの覚醒』のラストでついに登場したルークや、謎めいた出自を持つヒロインであるレイ、そして最強の悪役なのかと思いきやインターネットのオタクのような行動とあまりのおじいちゃん大好きっぷりが一部好事家の評判を呼んだカイロ・レンのその後が描かれる。
赤(『スター・ウォーズ』において赤は悪役の色なのだ)がイメージカラーであることや予告の内容から、ダークな内容になるのでは……と予想されている超大作だ。「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」日本版本予告
この『最後のジェダイ』のプロモーションのため、同作の製作を務めるルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディが、監督のライアン・ジョンソンやキャスト陣とともに来日した。監督の降板劇や大幅な撮り直しなど、波乱に見舞われることも多い近年のスター・ウォーズの製作。これらについての彼女の考えや、将来的な見通しについて話をうかがった。
取材:しげる 編集:新見直
ルーカスは、『スター・ウォーズ』というコンテンツを生み出した造物主であり、多くの企業が関わる巨大産業の王国に君臨する王であり、ファンを地獄に叩き落としてきた男である。
ルーカスがいなければ『スター・ウォーズ』という叙事詩は完成することはなかった。彼は世界をひとつ創造した男であり、そこに口を挟む余地はない。また、『スター・ウォーズ』は“映画の関連商品”の可能性を大きく広げ、「映像作品とそのマーチャンダイズをセットで展開する」という試みを世界で初めて成し遂げたタイトルでもある。
そして、ルーカスと『スター・ウォーズ』の歴史はファンとの戦いの記録でもある。ルーカスは随時『スター・ウォーズ』のアップデートを図り、その度に発生する改変箇所にファンが激怒。ジャー・ジャー・ビンクスのような絶世の不人気キャラ(筆者としては「もう認めてもいいでしょ」と思っている)まで誕生させ、創造主でありながらファンの脳内に残る美しい『スター・ウォーズ』の思い出を破壊しまくってきた。詳しくは『スター・ウォーズ』ファンの愛憎渦巻く心情に迫った傑作ドキュメンタリー『ピープルVSジョージ・ルーカス』をご覧いただきたい。
このようにルーカスは、良くも悪くも彼にしかできない仕事を成した人物であった。これは裏を返せば、何をしでかしても「ルーカスがやることだから」という無理が効いたということでもある。そんな『スター・ウォーズ』は、9作目までつくると言っていたのに(やはりルーカスによって)急遽予定を変更され、2005年公開の『シスの復讐』をもってナンバリングタイトル全6作の製作が終了。これでファンも心安らかに生活できるはずだった。さよなら、ジョージ。色々あったけど、あんたと一緒に見たタトゥイーンの夕焼けはキレイだったよ……。
しかし2012年、7年の時を経て沈黙は破られる。なんとルーカスフィルムがウォルト・ディズニー・カンパニーによって買収され、ルーカスが経営から身を引いたのである。ほどなく「『ジェダイの帰還』の続きを制作する」というアナウンスがあり、全世界のオタクたちは不安と混乱と期待の渦に突き落とされた。キャスリーン・ケネディ氏がルーカスフィルムの社長に就任したのは、まさにこのタイミングだった。
そんな彼女がルーカスフィルムの社長に就任するというのは、筋としては正しい。彼女を中心にJ.J・エイブラムスや若手監督が起用され、新たな『スター・ウォーズ』サーガを生み出す。ルーカスによる絶対王政からケネディによる議会民主制への移行のような変化が発生したと言えるだろう。
しかし、近年の『スター・ウォーズ』の制作現場から伝わってくるニュース中には、不穏なものもあった。ギャレス・エドワーズを起用した『ローグ・ワン』の大幅な撮り直しや、先日正式タイトルが発表されたスピンオフ『ハン・ソロ』でのフィル・ロードとクリス・ミラー両監督の降板劇。せっかく起用された若手監督たちとの間に次々にトラブルが発生しているかのような状況は、外からは「船頭多くして船山に上る」という諺のような印象を受ける。
それでもケネディ氏はエピソード9以降も『スター・ウォーズ』の製作を続行することを発表した。それについて今回、彼女は次のように語ってくれた。
「今後制作される『スター・ウォーズ』の新しいトリロジーが、エピソード10~12となるかはまだ未定です。ライアン・ジョンソンが関わることは決まっていますが、明確なビジョンの確定についてはこれからの作業になります。新しい場所に行って新しいキャラクターも登場するとは思うのですが、今はエピソード9の方に集中していて、そちらがある程度できあがってからの作業になるので。ちなみに、エピソード9の撮影は来年の夏からになる予定です」
また、問題の火種となっている若手監督の起用についてはこうも述べる。
「できるだけ『スター・ウォーズ』という作品を新しいビジョンや違った視点からつくっていきたいので、新しい監督は起用し続けていきたいと思っています」
「製作体制について様々な変更があったとしても、それはただ最高の映画をつくるための変更だと考えています。確かに何百人ものキャストやスタッフを指揮するのは非常に大変な仕事で、明確なビジョンを持ちながら準備をしっかりした上で作業に取り掛からないとうまくいきません。このような現場に(若手監督が)圧倒される気持ちというのもよく理解できます」
なんせ相手は『スター・ウォーズ』だ。しかも若手監督にとってはプレッシャーは凄まじいはずである。
「とにかくこれだけ大きな作品を全部監督しなくてはいけないということで、経験が浅い人だとそれが難しい場合もあります。トレーニングの機会があるわけでもないので。本当に小さい映画から『スター・ウォーズ』のような大作にいきなり挑むと、戸惑いを感じたり経験が不足したりすることもあります」
想像してはいたが、やはり若手監督にとって「自分の仕事がいきなり『スター・ウォーズ』になる」というのは並大抵のことではないのが伝わってくる。また、彼女の口調からは「降板させたいわけではなく、映画の品質を保つためである」という意図は伝わってきた。
これらの問題に対する対策を、ルーカスフィルムとしてどう考えているのかという質問にはこう答える。
「こういった問題には、急に『この方法で全てがうまくいく』ということは起こりません。毎日の仕事の中でどうやったらよりうまくいくか対処していくことになるので。でも、これからも新しい才能は発掘していきたいし、そういう人に機会を与えたいと思っています。より慎重に人選したいとは思っていますし、本当にこの仕事ができるのかはもちろん考えます。けれども、それがはっきりとわかるのは彼らが一旦作業を始めてみたときであって、初めからわかるわけではないのです。そこを見極めるのは大変ですね」
要約すると「現状、こればっかりはやってみないとわからない」ということになるのだろう。現に『フォースの覚醒』のJ.J・エイブラムスや『最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンは無事に映画を完成させているので、うまく着地できる監督もいるのだ。ルーカスのような強権的人物が存在せず、そして『スター・ウォーズ』がフレッシュな才能を貪欲に欲する以上、監督の起用に関して、ある程度今後も博打を打つことになるのは仕方がないのかもしれない。
「映画に登場する要素は、ディズニーではなくストーリーチームや監督からの提案で生まれたものです。例えばポーグはライアンがつくったキャラクターですし、『フォースの覚醒』の時はJ.JがBB-8を発想してくれました。だいたいはフィルムメーカーやストーリーチームが楽しんでつくっています。ディズニーからの指示は一切ないですが、喜んでいると思いますよ」
正直な話、「映画を当てるためにキュートなキャラやわかりやすいコミックリリーフを入れるべし」という指示がディズニーから出ているのでは……と邪推していたのだが、これらは明確に製作スタッフから出たアイディアだとのこと。クリエイティブ面でのディズニーの干渉はほぼないと見られる。
最後に、この先も『スター・ウォーズ』の公開を続ける上で大きな課題であろうファンの存在についても聞いてみた。『フォースの覚醒』以降、オールドファン以外の新たな客層を掘り起こすことができた実感はあるのだろうか。
「それはもちろん実感しています。新しい世代のキャラクターなどが登場する作品なので、昔の作品を知らない人もファンになってくれました。古くからのファンの反応に関しても、新しいシリーズや新しく追加した要素を受け入れて、さらにファンになってくれていることを実感しています」
これは言葉通り、新しいシリーズならではの方法で新規ファンの獲得に成功している、と受け取りたい。現に『フォースの覚醒』は「シリーズを見ていなくても、ここから見れば大丈夫!」という作品だった。そういった方法でシリーズを再起動させた意味は、多かれ少なかれ存在したのだろう。 短いインタビュー時間の中で、不躾な質問にも言葉を選びつつ即座に返答してくれたキャスリーン・ケネディ氏。その受け答えからは、やはり並みではない頭の回転の速さがうかがえた。頑迷なオタクの御多分に洩れず、筆者も「『スター・ウォーズ』はルーカスの仕事だからこそ認められる」と信じ込んでいるクチなのだが、正直ちょっと毒気を抜かれてしまったところがある。
このインタビューでケネディ氏が答えた内容をどう受け取るかは、読者の判断に委ねたい。だが、全ては映画を実際に見なければわからないのもまた事実。いよいよ15日に迫った『最後のジェダイ』の公開を、ガタガタ震えて待ちたいと思う。ああ、面白いといいなあ……。
前作『フォースの覚醒』のラストでついに登場したルークや、謎めいた出自を持つヒロインであるレイ、そして最強の悪役なのかと思いきやインターネットのオタクのような行動とあまりのおじいちゃん大好きっぷりが一部好事家の評判を呼んだカイロ・レンのその後が描かれる。
赤(『スター・ウォーズ』において赤は悪役の色なのだ)がイメージカラーであることや予告の内容から、ダークな内容になるのでは……と予想されている超大作だ。
取材:しげる 編集:新見直
ジョージ・ルーカスという人物と『スター・ウォーズ』という作品を巡って
キャスリーン・ケネディ氏とはどのような立場の人物か。それを述べる際には、どうしても彼女の"前任者"であるジョージ・ルーカスについて触れざるを得ない。ルーカスは、『スター・ウォーズ』というコンテンツを生み出した造物主であり、多くの企業が関わる巨大産業の王国に君臨する王であり、ファンを地獄に叩き落としてきた男である。
ルーカスがいなければ『スター・ウォーズ』という叙事詩は完成することはなかった。彼は世界をひとつ創造した男であり、そこに口を挟む余地はない。また、『スター・ウォーズ』は“映画の関連商品”の可能性を大きく広げ、「映像作品とそのマーチャンダイズをセットで展開する」という試みを世界で初めて成し遂げたタイトルでもある。
そして、ルーカスと『スター・ウォーズ』の歴史はファンとの戦いの記録でもある。ルーカスは随時『スター・ウォーズ』のアップデートを図り、その度に発生する改変箇所にファンが激怒。ジャー・ジャー・ビンクスのような絶世の不人気キャラ(筆者としては「もう認めてもいいでしょ」と思っている)まで誕生させ、創造主でありながらファンの脳内に残る美しい『スター・ウォーズ』の思い出を破壊しまくってきた。詳しくは『スター・ウォーズ』ファンの愛憎渦巻く心情に迫った傑作ドキュメンタリー『ピープルVSジョージ・ルーカス』をご覧いただきたい。
このようにルーカスは、良くも悪くも彼にしかできない仕事を成した人物であった。これは裏を返せば、何をしでかしても「ルーカスがやることだから」という無理が効いたということでもある。そんな『スター・ウォーズ』は、9作目までつくると言っていたのに(やはりルーカスによって)急遽予定を変更され、2005年公開の『シスの復讐』をもってナンバリングタイトル全6作の製作が終了。これでファンも心安らかに生活できるはずだった。さよなら、ジョージ。色々あったけど、あんたと一緒に見たタトゥイーンの夕焼けはキレイだったよ……。
しかし2012年、7年の時を経て沈黙は破られる。なんとルーカスフィルムがウォルト・ディズニー・カンパニーによって買収され、ルーカスが経営から身を引いたのである。ほどなく「『ジェダイの帰還』の続きを制作する」というアナウンスがあり、全世界のオタクたちは不安と混乱と期待の渦に突き落とされた。キャスリーン・ケネディ氏がルーカスフィルムの社長に就任したのは、まさにこのタイミングだった。
9以降の展望、監督降板や撮り直しについてキャスリーン・ケネディが語ってくれたこと
キャスリーン・ケネディ氏は40年近くにわたってアメリカの映画ビジネスに関わってきた、生粋のプロデューサーだ。1982年にはスティーブン・スピルバーグらとともにアンブリン・エンタテインメントを設立し、大傑作『E.T.』で映画プロデューサーとしてデビュー。その後も『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『ジュラシック・パーク』などヒット作に携わってきた、80年代から連綿と続くブロックバスター映画(大作映画)の申し子のような存在である。そんな彼女がルーカスフィルムの社長に就任するというのは、筋としては正しい。彼女を中心にJ.J・エイブラムスや若手監督が起用され、新たな『スター・ウォーズ』サーガを生み出す。ルーカスによる絶対王政からケネディによる議会民主制への移行のような変化が発生したと言えるだろう。
しかし、近年の『スター・ウォーズ』の制作現場から伝わってくるニュース中には、不穏なものもあった。ギャレス・エドワーズを起用した『ローグ・ワン』の大幅な撮り直しや、先日正式タイトルが発表されたスピンオフ『ハン・ソロ』でのフィル・ロードとクリス・ミラー両監督の降板劇。せっかく起用された若手監督たちとの間に次々にトラブルが発生しているかのような状況は、外からは「船頭多くして船山に上る」という諺のような印象を受ける。
それでもケネディ氏はエピソード9以降も『スター・ウォーズ』の製作を続行することを発表した。それについて今回、彼女は次のように語ってくれた。
「今後制作される『スター・ウォーズ』の新しいトリロジーが、エピソード10~12となるかはまだ未定です。ライアン・ジョンソンが関わることは決まっていますが、明確なビジョンの確定についてはこれからの作業になります。新しい場所に行って新しいキャラクターも登場するとは思うのですが、今はエピソード9の方に集中していて、そちらがある程度できあがってからの作業になるので。ちなみに、エピソード9の撮影は来年の夏からになる予定です」
また、問題の火種となっている若手監督の起用についてはこうも述べる。
「できるだけ『スター・ウォーズ』という作品を新しいビジョンや違った視点からつくっていきたいので、新しい監督は起用し続けていきたいと思っています」
「製作体制について様々な変更があったとしても、それはただ最高の映画をつくるための変更だと考えています。確かに何百人ものキャストやスタッフを指揮するのは非常に大変な仕事で、明確なビジョンを持ちながら準備をしっかりした上で作業に取り掛からないとうまくいきません。このような現場に(若手監督が)圧倒される気持ちというのもよく理解できます」
なんせ相手は『スター・ウォーズ』だ。しかも若手監督にとってはプレッシャーは凄まじいはずである。
「とにかくこれだけ大きな作品を全部監督しなくてはいけないということで、経験が浅い人だとそれが難しい場合もあります。トレーニングの機会があるわけでもないので。本当に小さい映画から『スター・ウォーズ』のような大作にいきなり挑むと、戸惑いを感じたり経験が不足したりすることもあります」
想像してはいたが、やはり若手監督にとって「自分の仕事がいきなり『スター・ウォーズ』になる」というのは並大抵のことではないのが伝わってくる。また、彼女の口調からは「降板させたいわけではなく、映画の品質を保つためである」という意図は伝わってきた。
これらの問題に対する対策を、ルーカスフィルムとしてどう考えているのかという質問にはこう答える。
「こういった問題には、急に『この方法で全てがうまくいく』ということは起こりません。毎日の仕事の中でどうやったらよりうまくいくか対処していくことになるので。でも、これからも新しい才能は発掘していきたいし、そういう人に機会を与えたいと思っています。より慎重に人選したいとは思っていますし、本当にこの仕事ができるのかはもちろん考えます。けれども、それがはっきりとわかるのは彼らが一旦作業を始めてみたときであって、初めからわかるわけではないのです。そこを見極めるのは大変ですね」
要約すると「現状、こればっかりはやってみないとわからない」ということになるのだろう。現に『フォースの覚醒』のJ.J・エイブラムスや『最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンは無事に映画を完成させているので、うまく着地できる監督もいるのだ。ルーカスのような強権的人物が存在せず、そして『スター・ウォーズ』がフレッシュな才能を貪欲に欲する以上、監督の起用に関して、ある程度今後も博打を打つことになるのは仕方がないのかもしれない。
すべては、映画を実際に見なければわからない
現在のルーカスフィルムとディズニーとの関係についても聞いてみた。ポーグやBB-8のような(これまでの『スター・ウォーズ』らしからぬ)見るからに愛らしいキャラクターや、デザインやクリエイティブの面などで、ディズニー側からの干渉や指定はあるのだろうか。「映画に登場する要素は、ディズニーではなくストーリーチームや監督からの提案で生まれたものです。例えばポーグはライアンがつくったキャラクターですし、『フォースの覚醒』の時はJ.JがBB-8を発想してくれました。だいたいはフィルムメーカーやストーリーチームが楽しんでつくっています。ディズニーからの指示は一切ないですが、喜んでいると思いますよ」
正直な話、「映画を当てるためにキュートなキャラやわかりやすいコミックリリーフを入れるべし」という指示がディズニーから出ているのでは……と邪推していたのだが、これらは明確に製作スタッフから出たアイディアだとのこと。クリエイティブ面でのディズニーの干渉はほぼないと見られる。
最後に、この先も『スター・ウォーズ』の公開を続ける上で大きな課題であろうファンの存在についても聞いてみた。『フォースの覚醒』以降、オールドファン以外の新たな客層を掘り起こすことができた実感はあるのだろうか。
「それはもちろん実感しています。新しい世代のキャラクターなどが登場する作品なので、昔の作品を知らない人もファンになってくれました。古くからのファンの反応に関しても、新しいシリーズや新しく追加した要素を受け入れて、さらにファンになってくれていることを実感しています」
これは言葉通り、新しいシリーズならではの方法で新規ファンの獲得に成功している、と受け取りたい。現に『フォースの覚醒』は「シリーズを見ていなくても、ここから見れば大丈夫!」という作品だった。そういった方法でシリーズを再起動させた意味は、多かれ少なかれ存在したのだろう。 短いインタビュー時間の中で、不躾な質問にも言葉を選びつつ即座に返答してくれたキャスリーン・ケネディ氏。その受け答えからは、やはり並みではない頭の回転の速さがうかがえた。頑迷なオタクの御多分に洩れず、筆者も「『スター・ウォーズ』はルーカスの仕事だからこそ認められる」と信じ込んでいるクチなのだが、正直ちょっと毒気を抜かれてしまったところがある。
このインタビューでケネディ氏が答えた内容をどう受け取るかは、読者の判断に委ねたい。だが、全ては映画を実際に見なければわからないのもまた事実。いよいよ15日に迫った『最後のジェダイ』の公開を、ガタガタ震えて待ちたいと思う。ああ、面白いといいなあ……。
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イベント情報
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
- 公開
- 12月15日(金)
- 監督・脚本
- ライアン・ジョンソン
- 配給
- ウォルト・ディズニー・ジャパン
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しげる
Writer
1987年岐阜県生まれ。プラモデル、アメリカや日本のオモチャ、制作費がたくさんかかっている映画、忍者や殺し屋や元軍人やスパイが出てくる小説、鉄砲を撃つテレビゲームなどを愛好。好きな女優はメアリー・エリザベス・ウィンステッドとエミリー・ヴァンキャンプです。
https://twitter.com/gerusea
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