タトゥーアーティスト・大島托さんとフォトグラファー・ケロッピー前田さんによるアートプロジェクト”縄文族”による展覧会「縄文族 JOMON TRIBE」が、9月16日(金)から9月27日(火)まで、東京・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYにて開催される。
一方のケロッピー前田さんは、90年代半ばから伝説の雑誌『BURST』などで世界のアンダーグラウンド・カルチャーをレポート、現在もそのドキュメントを続けているフォト・ジャーナリストであり、近年はアーティスト/キュレーターとして国内外での作品展示を行ってきた。
この2人が日本という地において、新たなるタトゥームーブメントとして始動したのが“縄文族”だ。
縄文時代にタトゥーが存在していたかについては、ケロッピー前田さんの著書『クレイジートリップ』(三才ブックス)によれば、「1969年に考古学者の高山純が『縄文人の入墨』(講談社)を著し、縄文時代の土偶にみられる文様はタトゥーではないかと指摘。また『魏志倭人伝』に、日本人が文身(いれずみ)をしていた記述があることは海外のタトゥー研究家たちにも広く知られている。」とある。 縄文タトゥー復興プロジェクトは、素晴らしい伝統刺青を残す日本において、まさに世界から望まれていたものといわれている。日本発のアートプロジェクト”縄文族”の展示に大いに期待したい。
新たなタトゥームーブメントとして始動した“縄文族”
大島托さんは、黒一色の文様を刻むトライバル・タトゥーおよびブラックワークを専門とするアーティストとして、世界各地に残る民族タトゥーを現地に出向いてリサーチ、現代的なタトゥーデザインに取り入れたことで高い評価を受けている。一方のケロッピー前田さんは、90年代半ばから伝説の雑誌『BURST』などで世界のアンダーグラウンド・カルチャーをレポート、現在もそのドキュメントを続けているフォト・ジャーナリストであり、近年はアーティスト/キュレーターとして国内外での作品展示を行ってきた。
この2人が日本という地において、新たなるタトゥームーブメントとして始動したのが“縄文族”だ。
縄文時代にタトゥーはあったのか?
縄文族の2人は「縄文時代にタトゥーはあったのだろうか?」という、いまだ答えの出ない太古からの謎に実践的に取り組み、21世紀の日本における身体、太古の文様に秘められた未来のビジョン、縄文時代から受け継がれた生命エネルギーといったものをギャラリー空間を使って表現しようと挑んでいる。縄文時代にタトゥーが存在していたかについては、ケロッピー前田さんの著書『クレイジートリップ』(三才ブックス)によれば、「1969年に考古学者の高山純が『縄文人の入墨』(講談社)を著し、縄文時代の土偶にみられる文様はタトゥーではないかと指摘。また『魏志倭人伝』に、日本人が文身(いれずみ)をしていた記述があることは海外のタトゥー研究家たちにも広く知られている。」とある。 縄文タトゥー復興プロジェクトは、素晴らしい伝統刺青を残す日本において、まさに世界から望まれていたものといわれている。日本発のアートプロジェクト”縄文族”の展示に大いに期待したい。
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イベント情報
大島托×ケロッピー前田「縄文族 JOMON TRIBE」
- 期間
- 2016年9月16日(金)〜9月27日(火)
- 会場
- 東京都 阿佐ヶ谷 TAV GALLERY
- 時間
- 13:00~20:00
- 休廊日
- 9月20日、9月21日
- 料金
- 無料
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西田編集長
編集者 / フリーランス編集長
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