連載 | #11 コミックマーケット90

【コミケ90】なぜかバーベルを持ち上げる人続出! 大盛況のinゼリーレポ

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【コミケ90】なぜかバーベルを持ち上げる人続出! 大盛況のinゼリーレポ
【コミケ90】なぜかバーベルを持ち上げる人続出! 大盛況のinゼリーレポ

コミックマーケット90「森永製菓」inゼリー/リー先生と「プリーチャーカール」に挑戦する筆者。腕がもげるかと思った

8月12日に開幕となった世界最大級の同人即売会「コミックマーケット90」(コミケ/C90)。

今回は、2日目となる13日(土)の企業ブースに出展していた森永製菓による「inゼリー」を取材。

コミケを勝ち抜くアスリートに捧げる」という思いが一貫していた、熱い熱いブースの模様をお伝えしていく。

コミケはスポーツ 10秒コミケサイズで強くなる

そもそも「inゼリー」とはなんなのか。コミケに行かれる方で知らない方はいないだろうが、森永製菓が販売している「ウイダー」ブランドのゼリー飲料。「10秒チャージ」というキャッチコピーがあるように、すばやくエネルギー補給できる優れもの。

毎年、コミケの開催期間になると近隣のコンビニは「inゼリー」だらけになり、コミケの客層からも愛されている。

そんなコミケ利用者からのラブコールに応えて、昨年からコミケの企業ブースに出展。

昨年出展時の様子

今年はコミケをスポーツと捉え、コミケを勝ち抜くアスリートに捧げる運動「inゼリー、10秒コミケサイズ」の動画を公開するなど、コミケ開催前から注目を集めていた。
inゼリーpresentsエクササイズムービー『10秒コミケサイズ』

25キロのプリーチャーカール挑戦に大行列

西2ホールのNo.2215に出展された「inゼリー」ブースでは、12時前の段階で大勢のお客さんが列をなすほどの大盛況。

中でも、コミケサイズの1つとして、己の筋力を見極める「プリーチャーカール」のチャレンジ企画の盛り上がりが大きかった。 バーベルの重さは、左右の本を合わせて25キロ。コミケの灼熱の暑さの中で持ち上げるには少々キツい気もするが……。 全然、そうでもないようだ。

体験した人に話を聞いてみると、「普段、水ばっかり運んでるので全然余裕でしたね」(20代男性)「余裕ぶっこいてたんですけど、思ってたよりもガチだったのでノリで挑戦するものじゃなかったですね」(20代男性)「余裕すぎました」(20代男性)「持てないかな?って思ったんですけど、意外と持てちゃったのでびっくりしました!25キロ!? それはヤバいですね……」(20代女性)と、意外とみなさんすんなりと持ち上げていたので驚いた。

座っている状態から、立った状態になった時の謎の異常な盛り上がりには、別の企業ブースにいた人が興味本位で一気に駆け寄ってくる様子が見受けられた。

ちなみに初日では、ブースが空いたころに最高で何キロまで持ち上げられる人がいるのか挑戦していたようで、その時は75キロまで持ち上げる猛者が現れたそうだ。

もう少し体力があったら、もっとコミケが楽しめるかもしれない

先ほど少し触れた、「プリーチャーカール」の左右に入っている本は、コミケではおなじみの「薄い本」。

今回「inゼリー」がコミケのために製作した作品で、inゼリーを2個以上購入するとかならずもらえる。 こだわりについて、ブース担当者の小川さんに聞いてみると、「コミケのあるある話がたくさん詰まっています。レイヤーさんの撮影だったりとか、コミケならではの笑えるクスッとした話があるので、みなさんにもご好評いただいているようです」と教えてくれた。 ちなみにあとがきには、「自分にもう少し体力があったなら、もっとコミケを楽しめるのになぁ、という思いからオリジナルのエクササイズをつくりました」と、製作のきっかけが綴られている。

その思い通り、疲れて西棟までたどり着けない少年とリー先生の出会いから始まる物語は、コミケに参加された方なら共感できる内容であり、中には本当に役立ちそうなことも載っているので、ぜひチェックしてみてほしい。

行列に驚き もっと他に行くところがあるんじゃないか?笑

コミケの数ある企業ブースの中でも、多くの人を巻き込み、大盛況だった「inゼリー」。昨年の初出展に続き、今年は2度目の出展だ。

「コミケに来るみなさんは、10時にオープンしたらグッズを買いに行ったりすると思うんですけど、今年は10時の段階から行列ができていて、思っていたよりも盛況でびっくりしてます。もうちょっと他に行くところがあるんじゃないか?って思ってたので(笑)」 (小川さん)と語る。

中でも、今年から販売した「inゼリー差し入れ3個セット」(600円)については、オープンから1時間程で200個すべて完売したという。

事前に公開していた「10秒コミケサイズ」しかり、今回頒布している「薄い本」しかり、「コミケを勝ち抜くアスリートたちに捧げる」というコンセプトを一貫していた「inゼリー」。ブースの大盛況ぶりは、そのコンセプトがしっかりと来場者に伝わっていたからだろう。

企業ブース縮小のため、コミケ最終日となる8月14日(日)は残念ながら出展していないが、熱中症対策にもなる「inゼリー」はぜひチェックしてみてほしい。
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