両足で漕げる車いす「COGY」 VRやスマホアプリでリハビリを支援

両足で漕げる車いす「COGY」 VRやスマホアプリでリハビリを支援
両足で漕げる車いす「COGY」 VRやスマホアプリでリハビリを支援

COGY(コギー)

世界唯一の足で漕ぐ車いす「Profhand」(プロファンド)が、6月21日(火)より新たに「COGY」(コギー)とネーミングをリニューアルし、販売サイトを開設。国内外へ向けて本格展開をスタートした。

このリニューアルに合わせて、VR(バーチャルリアリティ)を活用したリハビリ支援システム「COGY VRシステム」と、スマホと連動して足の力やバランスを測定し、歩けるようになるためのサポート機能が充実したアプリ「COGY+」を、リハビリ施設などを中心に提供開始した。
COGY WEBmovie JP
また、足に不自由を持つ方々を対象とした「COGY試乗会」の模様を収録したブランドムービーも公開。驚きと感動の声をドキュメントしている。

両足で漕ぐ あきらめない人の車いす「COGY」

「COGY」は、東北大学大学院医学系研究科客員教授の半田康延博士のグループが研究開発した、世界初の足で漕ぐ車いす。

脳卒中で半身が麻痺した方、腰痛や膝関節痛などで歩行困難な方でも、自分の両足でペダルを漕いで移動できる画期的な介護福祉機器だ。 あきらめない人の車いす」をコンセプトに、販売開始以降、医療施設でのリハビリを中心に導入され、多くの人の足を動かす手助けとなっている。 ペダルを漕ぎながらハンドルを回すだけで、その場で回転も可能。例えば、狭いエレベーターの中でも、簡単に向きを変えることができる。

VRでリハビリ支援「COGY VR システム」提供開始

「COGY」は今回のリニューアルを機に、新たな最先端テクノロジーを取り入れたサービスを展開していく。 1つ目は、Webで公開されている世界中の地形データに基づいて生成された仮想空間を「COGY」を漕ぐことによって移動できるVRシステム。いつものリハビリをより楽しく行うことが可能になる。 2つ目は、センサーを埋め込んだ特殊なペダルとスマートフォンを連動させた足圧を測定するアプリ 利用者の踏み込む力を測定し、スマホからリアルタイムで確認することが可能。両足のバランスや、スムーズに重心を移動できているかなども確認できるため、リハビリの状況や段階をより分かりやすく把握できる。

これから高齢化が進むことが推測される日本で、ますます重要性が増す車いすにひとつの革新が起きそうだ。
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製品情報

COGY(コギー)

【COGY ソリッドイエロー】
利き手
左手推奨(※変更可能)
重量
14.8kg(M) / 17.3kg(L)
全体サイズ
全長:1155mm × 全幅627mm × 全高881mm(M)
全長:1346mm × 全幅635mm × 全高940mm(L)
タイヤサイズ
前輪16インチ 後輪8インチ(M)
前輪20インチ 後輪10インチ(L)
価格
M 329,000円 / L 370,000円
【COGY イタリアンレッド】
利き手
右手推奨(※変更可能)
重量
14.8kg(M) / 17.3kg(L)
全体サイズ
全長:1155mm × 全幅627mm × 全高881mm(M)
全長:1346mm × 全幅635mm × 全高940mm(L)
タイヤサイズ
前輪16インチ 後輪8インチ(M)
前輪20インチ 後輪10インチ(L)
価格
M 329,000円 / L 370,000円

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