モバイル端末「PocketCHIP」で数百種のドットゲームを改造して遊べる!

「PocketC.H.I.P.」

小型コンピューター「C.H.I.P.」をベースとした携帯ゲーム機風のモバイル端末「PocketC.H.I.P.」が、アメリカのコンピューターメーカー・Next Thing Co.より発売される。

本製品に、ドット絵スタイルのゲームをプレイ・開発できるゲームエンジン「PICO-8」が同梱されるということが発表され、一部ギークの間で話題を呼んでいる。

価格は69ドル(約7,400円)で、現在は期間限定として49ドル(約5,300円)で予約を受付中。発送は6月中を予定しており、日本からの注文も可能となっている。

小型コンピューター「C.H.I.P.」を搭載した「PocketC.H.I.P.」

「C.H.I.P.」

「C.H.I.P.」は、Next Thing Co.が開発した、わずか9ドル(約960円)の小型コンピューター。クラウドファンディングサイト・Kickstarterにて資金募集を行い、200万ドル以上の支援を得て量産化が実現した。

オープンソースのオリジナルOSが組み込まれており、ディスプレイに接続することで、デスクトップPCのようにインターネットやゲーム、プログラミングなどを楽しむことができる。Wi-FiやBluetoothを利用した通信も可能だ。

「PocketC.H.I.P.」

「PocketC.H.I.P.」には、バックライト付きタッチスクリーンとQWERTY配列のキーボード、イヤホンジャックなどが搭載されており、背面に「C.H.I.P.」を取り付けることでモバイル端末として機能する。

「PICO-8」で数百種類のゲームがプレイ&書き換え可能に!

Pico-8 Demos: Editing Levels
同梱されるゲームエンジン「PICO-8」を使用することで、「PocketC.H.I.P.」上で数百種類以上のドット絵スタイルのゲームがプレイ可能に。

さらに、ゲーム内の設定や音響効果、難易度といったゲームの内容を自由に書き換えたり、オリジナルゲームを作成することもできるのが特徴だ。ただし、コードを編集する場合は、「PICO-8」の使用言語「Lua」の知識が必要となる。

公式Webサイトでは、「PocketC.H.I.P.」で遊べるゲームのサンプルを公開中。PCのWebブラウザより体験可能となっている。

※ 画像はすべてNext Thing Co.公式Webサイトより
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