『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』、『のんのんばあとオレ』などで知られる漫画家の水木しげるさんが、11月30日(月)朝7時ごろ、東京・調布市の病院で心不全のため亡くなった。
93歳という大往生ながら、各界から無念の声や冥福を祈る声があがっている。
復員後は、紙芝居の画家などを経て、漫画『ロケットマン』で貸本漫画家としてデビュー。妖怪やお化けの伝承からイメージした『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』などの漫画が大ヒットし、アニメ化や映画化を果たすなど、一大妖怪ブームを巻き起こした。自らの体験をもとに戦争をテーマとした、戦記漫画『総員玉砕せよ!』など戦争をテーマとした作品も多く描いてきた。
水木さんは、1991年に紫綬褒章、2010年には文化功労者に選ばれており、故郷の鳥取県・境港市の妖怪たちの像が並んだ名所・水木しげるロードには、多くの観光客が訪れている。また、妻の武良布枝さんによる自伝『ゲゲゲの女房』が、2010年にNHKの連続テレビ小説でドラマ化。「ゲゲゲの~」がその年の流行語大賞に選ばれた。
水木さんは2014年12月に心筋梗塞で入院。2015年2月に退院してから仕事場にも顔を出していた。そんな折、11月11日に自宅で転倒し頭を打って入院したという。
一時代を築いた妖怪漫画の巨匠の訃報とあって、死を悼む声が多数あがっている。
93歳という大往生ながら、各界から無念の声や冥福を祈る声があがっている。
妖怪ブーム巻き起こした水木しげる先生の訃報
水木しげるさんは1922年、大阪府に生まれ、鳥取県・境港市で育ち、徴兵の年齢に達すると南方戦線に従軍。爆撃のため左腕を失った。復員後は、紙芝居の画家などを経て、漫画『ロケットマン』で貸本漫画家としてデビュー。妖怪やお化けの伝承からイメージした『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』などの漫画が大ヒットし、アニメ化や映画化を果たすなど、一大妖怪ブームを巻き起こした。自らの体験をもとに戦争をテーマとした、戦記漫画『総員玉砕せよ!』など戦争をテーマとした作品も多く描いてきた。
水木さんは、1991年に紫綬褒章、2010年には文化功労者に選ばれており、故郷の鳥取県・境港市の妖怪たちの像が並んだ名所・水木しげるロードには、多くの観光客が訪れている。また、妻の武良布枝さんによる自伝『ゲゲゲの女房』が、2010年にNHKの連続テレビ小説でドラマ化。「ゲゲゲの~」がその年の流行語大賞に選ばれた。
水木さんは2014年12月に心筋梗塞で入院。2015年2月に退院してから仕事場にも顔を出していた。そんな折、11月11日に自宅で転倒し頭を打って入院したという。
一時代を築いた妖怪漫画の巨匠の訃報とあって、死を悼む声が多数あがっている。
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