サンホラの名盤『Roman』が小説化、十文字青・左タッグ再び 10周年イヤー延長

サンホラの名盤『Roman』が小説化、十文字青・左タッグ再び 10周年イヤー延長
サンホラの名盤『Roman』が小説化、十文字青・左タッグ再び 10周年イヤー延長

『Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語(上)』

独自の世界観を築くアーティスト集団・Sound Horizon(通称「サンホラ」)のアルバム『Roman』のリリースからちょうど9年が経つ11月22日(日)、本作をテーマとした小説が上下巻で刊行されることが発表された。

執筆は十文字青さん、イラストはさんという、同じくSound Horizonのアルバムを原作とした小説『Elysion 二つの楽園を廻る物語』を手がけるタッグ。

上巻『Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語(上)』は、2016年2月3日(水)に刊行予定で、Amazonとアニメイトでは予約受付が開始されている。

Sound Horizon 10周年イヤー絶賛延長中!

Sound Horizon主宰・Revoさん

Sound Horizonは、アニメ『進撃の巨人』主題歌でも知られるサウンドクリエイター・Revoさんが主宰するアーティスト集団。物語性のある歌詞と、組曲的な形式やパッケージ全体で魅せる「物語音楽」という独特の作風から、「幻想楽団」とも称される。

2014年10月にはメジャーデビュー10周年を迎え、2015年10月には『劇場版 9th Story Concert 『Nein』~西洋骨董屋根裏堂へようこそ~』が公開。

そのほかにも、これまでにリリースされた名盤をもとに、『月刊少年エース』では「ヴァニシング・スターライト」、『ヤングエース』では「Nein」のコミカライズ連載がそれぞれ2016年1月号より開始されるなど、メディアミックス展開での記念企画が、10周年イヤーを延長して進行中だ。

2006年にリリースされたアルバム『Roman』

今回刊行が発表された小説版『Roman』も、その特別企画のうちのひとつ。近日オープン予定の特設Webサイトでは、左さんによる上巻のカバーや、描き下ろしイラストが順次公開予定となっている。

アニメイトでは、予約購入特典としてクリアファイルが数量限定で用意されている。こちらの詳細も、特設Webサイトで後日発表される。
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書誌情報

Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語(上)

発売日
2016年2月3日(水)
予価
1,100円 判型B6版
原作
Sound Horizon
執筆
十文字青
想画

其処に物語(Roman)は在るのだろうか?
遠ざかってゆく少女達を「僕」は見送る――。「朝」と「夜」の狭間で。
今晩和、親愛なる地平線の旅人よ。これは朝とも夜ともつかない地平で目覚める君の為の物語(Roman)だ。傷つき敗れ、失う者達の物語(Roman)だ。それでも空を仰ぎ、彷徨い続ける者達の物語(Roman)だ。嗚呼、僕達は生まれて来る。そして、死んで行く。廻り続ける風車のように。これはそこにある物語(Roman)だ。どこにでもある特別な物語(Roman)だ。さあ、詩を灯そう。詠い続けよう。いずれ聖夜(ノエル)に生まれいづる彼のように。

■上巻収録エピソード
01 朝と夜の物語
a piece of Noël number"01"
02 緋色の風車
a piece of Noël number"02"
03 見えざる腕
a piece of Noël number"03"
04 星屑の革紐
a piece of Noël number"04"
05 呪われし宝石
a piece of Noël number"05"
06 焔
Extra 屋根裏物語

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