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映画『テッド2』をポップに楽しむための、ドープな6つのアメリカ事情

映画『テッド2』をポップに楽しむための、ドープな6つのアメリカ事情

『テッド2』/公式Facebookページより

愛らしいテディベアの中身は中年オヤジ……そんな設定が話題を呼んだ映画『テッド』の続編『テッド2』が、いよいよ8月28日(金)より公開されます。

本作では、前作でついにセクシーで美人な恋人を手に入れたテッドが、2人の間に子どもを持とうとした際に生じた、自分は一体ヒトなのか、モノなのか、という境界で悩み成長する姿が描かれます。

今回もギリギリのギャグで観客を笑わせにくる作品ですが、日本人の私たちにとっては何に対して笑っているのか分からない……という方も多いかもしれません。

実はこの『テッド2』、アメリカの社会や文化、言語といった背景に詳しくなればなるほど、面白くなる作品なのです。

今回は6つのポイントに分けて、映画を見る前に知っておきたいことを紹介していきます。ぜひこの機会にアメリカ事情に詳しくなって、映画をより楽しみましょう!

その1:英語のスラングを知る

英語には "seven dirty words(7つの言ってはいけない言葉、代表例がf*ckやsh*t)" という、日本語では表しきれないほど途方もなく汚い言葉があります。

本作の登場人物は、アメリカ人の中でもこのような言葉を口にすることが極めて多い人たちなのです。それはもう狂ったように、何かにつけて "What the f*ck!, Holy sh*t!" と連呼します。

例えば「ケーキ屋にさっき着いて今駐車場なんだけどめっちゃ人がいてかなり待ちそう」という文なら、「f*ckingケーキ屋にf*ckさっき着いて今sh*tty駐車場なんだけどholy sh*tめっちゃ人がいてdamn sh*tかなり待ちそうthat's f*cking crazy motherf*cker」という風に、1単語ごとに "seven dirty words" をわざわざ付け加えるほど。

英語の部分が全部「クソ」の100万倍くらい汚い言葉だと思ってもらうと、この異常さが少し理解できるのではないでしょうか。

その2:英語の言葉遊びにも注目!

映画『テッド2』日本版本予告

ひとつの言葉に二重の意味を持たせるという、日本で言うなぞかけのような言葉遊びは英語でもよく行われていて、映画予告編でもその一部分を聞くことができます。

テッドが「オレ 子供が欲しい」というと、親友のジョンが「いいじゃん! でもお前……」と言葉を濁します。

そこで答えるテッドの "That's the thing." という一言。字幕では「ぬいぐるみですけど」となっていますよね。

このフレーズは、「そこなんだよ」といった具合で、よく英語で強い同意を表す一言として使われているのです。その中の "thing=モノ" を「ぬいぐるみ」にかけているのですね!

こういった言葉遊びは、映画の原題によく使われている手法なのです。

例えば、7月18日より公開中のディズニー映画『インサイド・ヘッド』の原題 "Inside Out(中身が出ること、裏返し)" 。邦題では単に「頭の中」という意味にとれるのですが、原題では「頭の中身が飛び出す、カナシミは今まではいなくて良いと思われていたけれどいるべきだった」という物語の出来事を、一言で表しています。

なかなか映画を見ている中でこういった言葉遊びに気づくのは難しいのですが、映画から英語を勉強しようとしている方や、DVDを買って何度も見たいという方は、英語でどんなことが話されているのかにも、ぜひ注目してみてください。

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