連載 | #9 ニコニコ町会議

ニコニコの祭典「町会議」「闘会議」「超パーティー」の詳細を発表! そして「超会議」の赤字額は?

ニコニコの祭典「町会議」「闘会議」「超パーティー」の詳細を発表! そして「超会議」の赤字額は?
ニコニコの祭典「町会議」「闘会議」「超パーティー」の詳細を発表! そして「超会議」の赤字額は?

ドワンゴ取締役・夏野剛さん

ニコニコ動画を運営するドワンゴ・ニワンゴは、6月26日(金)、六本木・ニコファーレにて「町会議+闘会議+超パーティー発表会~超会議の赤字額発表もあるよ~」を開催。

4月25日・26日の2日間にわたり千葉・幕張メッセで過去最大規模で開催された「ニコニコ超会議2015」における赤字額が発表された。

さらに「ニコニコ超会議2016」の開催日や、「ニコニコ町会議 全国ツアー2015」「ニコニコ超パーティー2015」「闘会議2016」などの詳細も明らかになった。

超会議赤字額発表! 「超会議2016」の詳細も

「ニコニコ超会議2015」赤字額発表の瞬間

もはや毎年恒例となっている「ニコニコ超会議」の運営赤字発表だが、「ニコニコ超会議2015」の赤字額は、4626万6656円ということが明らかになった。

「ニコニコ超会議」は、2012年に開催された第1回目で、運営側も想定の倍だったと語った4億7081万25円もの巨額の赤字となったことが後日明らかになり、毎回、その赤字発表に注目が集まってきた。

ドワンゴ・ニワンゴとして、これほど大規模なリアルイベントは初めてのことだったため、予想以上に金額が膨らんでしまったとのことだったが、回数を重ねる度に着実にその額は減ってきている。

2013年の「ニコニコ超会議2」では8854万2000円、2014年の「ニコニコ超会議3」では7039万3314円。そして今回も順当に赤字を減らし、4626万6656円となった。出費自体は増えているが、チケット収入や協賛企業の増加によって、年々赤字を減らすことができているとのこと。

同時に、「ニコニコ超会議2016」の開催日も発表。2016年4月29日(金・祝)・30日(土)と、今回も2日間にわたって開催される。

開催場所は、幕張メッセの1~11ホールとイベントホール。これは、前回の「ニコニコ超会議2015」と同規模での会場規模となる。

「ニコニコ町会議 全国ツアー2015」詳細発表!

「ニコニコ町会議 全国ツアー2015」発表会

また、日本各地の自治体で「ニコニコ超会議」を再現する「町」版イベント「ニコニコ町会議 全国ツアー2015」の詳細も発表された。

今年は、「ニコニコ超会議」だけではなく、ゲームの祭典「闘会議」、ニコニコの各カテゴリで活躍するユーザーが登場する大規模ステージイベント「ニコニコ超パーティー」も「町会議」バージョンとして再現するという。

開催地の選定にあたり、ニコニコユーザーから開催希望地を募集し、応募のあった市町村(応募総数2,889件)の中から、全国8カ所の開催地を決定。

開催場所は、岩手県平泉町、高知県いの町、広島県安芸太田町、福岡県福岡市、北海道札幌市、愛知県名古屋市、沖縄県うるま市、大阪府大阪市の順で発表。各自治体の祭りとコラボする形で行われる。残り2会場については、絶賛協議中のようだ。

ご当地ならではの企画はもちろん、「闘会議」の勲章システムも町会議にも登場。また、「ゲーム実況」を各地で開催する「町ゲーム実況」、「踊ってみたオフ」を再現した「町踊ってみた」などが実施される。

招致ユーザーからは、「超会議などのリアルイベントに遊びに行きたくても東京は遠いので、地元での開催はうれしい」とのコメントが寄せられた。

「ニコニコ町会議 全国ツアー2015」発表会スクリーンショット

会場には開催地のゆるキャラも登場! ……と思いきや、大阪市からはフリーザベジータという、まさかの「ドラゴンボール」シリーズからガチキャラが登場し、会場を湧かせていた。

また、「町ユーザー記者」の試みや、「町なるまげストリート」といった参加型イベントが多数開催され、各地のボランティアスタッフも募集中とのこと。

そして「町会議」で全国各地を巡る「ニコニコカー」の新たな仲間として、大手自動車メーカー・SUZUKIの車種「EVERY」が抜擢されていた。

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ニコニコ町会議

ニコニコ動画やニコニコ生放送などのサービスで知られるniconicoのほぼすべてを地上で再現した大きなイベント「ニコニコ超会議」。 その「ニコニコ超会議」を、全国各地を巡りながら、その町々で再現するのが、今回の「ニコニコ町会議」です! 「ニコニコ超会議」とは異なり、長野や名古屋、大阪、愛知、愛媛など、主に地方を中心に開催されるため、地元の祭りとの併催となる「町会議」。そのため、niconicoが運営しているイベントながら、非常に地元色が色濃く反映されるイベントであり、「超会議」とは違う地元ならではの感動や優しさが感じられる大人気のイベントです。 ちなみに「ニコニコ町会議」の読み方は「にこにこちょうかいぎ」。読み方は「ニコニコ超会議」と同じなので、会話するときに若干煩わしいのが難点です……。 ちょっとややこしくないですか? とドワンゴの人に尋ねたところ、ややこしいので我々は「まちかいぎ」と呼んでいますと言っていました。 たしかに、「まちかいぎ」だととてもわかりやすくていいですよね! そんな「ニコニコ町会議」ですが、協賛はなんとあの自動車メーカーのスズキ。毎年、スズキの車がニコニコカーとしてアレンジされて、全国各地の町会議に出展されています。 今年は一体どの町で開催されるのでしょうか? 気になりますね〜〜〜

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