かつては著作権保護の観点などから、「あくまでグレーゾーン」という暗黙の了解のもと行われていたゲーム実況。しかし最近では、ゲームメーカーをはじめとした各企業により、ゲーム実況主を支援するさまざまな取り組みが展開されているのをご存知だろうか?
今回は、そんな激動の時代を迎えたゲーム実況界の最前線に迫る。
任天堂がゲーム実況動画配信を許諾
「クリエイター奨励プログラム」適用作品
「クリエイター奨励プログラム」とは、その名の通り、ニコニコ動画や生放送で活動するクリエイターを支援する制度。投稿作品の人気度に応じて、クリエイターには奨励金が支払われる。
これ以降、ゲームメーカーをはじめとした各企業が、ゲーム実況を容認する動きを見せはじめた。この任天堂の取り組みは、ゲーム実況界における大きなターニングポイントとなったといえる。
企業の公式イベントに実況主が登場
「DREAM MATCH feat. Destiny」
PS4には、ゲームプレイ動画を配信できる「SHARE」機能がついており、誰でも簡単にゲーム実況配信ができるようになった。
そこで本イベントに13名の有名ゲーム実況主が登場し、抽選で選ばれた一般プレイヤーとチームを組み、トーナメントイベントを実施。各プレイヤーによってPS4から配信された動画にプロの実況や解説を交え、その様子はUstreamの公式番組として生中継された。
任天堂とドワンゴのコラボブース「任天道場」
このような企業の公式イベントに、「ゲーム実況」がひとつのコンテンツとして取り入れられる事例も見受けられるようになった。
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