漫画誌『月刊コロコロコミック』の男子小学生の読者1000人へのアンケートで作成された「なりたい職業ランキング」が発表され、「YouTuber」が見事に1位に輝いた。
なお、同ランキングにおいて「YouTuber」は、2018年から2024年までの7年間で6回もトップを獲得している。
2位〜10位までは、「ゲーム実況者」「プロゲーマー」「ゲームの仕事」「漫画家」「本や雑誌をつくる仕事」「サラリーマン」「学校の先生」「医者」「プログラマー」が並んだ。
小学館の新プロジェクト「コロコロコミック研究所」始動
漫画誌『月刊コロコロコミック』で、1977年の創刊以来続けている読者アンケートをもとに、男子小学生のリアルを定期レポートおよび分析する新プロジェクト「コロコロコミック研究所(ラボラトリー)」が発足。
本プロジェクトにより、メインの読者である男子小学生を巻き込みながら、様々な企画を提案・実施していくという。
今回の「なりたい職業ランキング」は、本プロジェクトの一環となる。
また、「これからやってみたいこと」「習い事」に関する『コロコロ』読者への調査結果もランキング化している。
【調査概要】
2024年コロコロコミック2月号 ビッグアンケート
・調査期間:2024年1月15日~2月14日
・調査対象:『コロコロコミック』読者またはそのご家族
・調査機関:自社調査
・有効回答数:応募総数:1775、集計数:1000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート
YouTuber、サラリーマン、プログラマーまで多様な職業がトップ10入り
なりたい職業ランキングで1位になったYouTuber、2位のゲーム実況者、3位のプロゲーマーと、トップ3は配信コンテンツ全盛時代らしい結果に。
4位にも“ゲームの仕事”がランクインしている。“ゲームの仕事”は2007年から2016年にかけて10年連続でトップを独占し、2017年以降も上位にランクイン中。
ゲーム開発をはじめとする、ゲームに携わる仕事を将来の夢に持つ男子小学生は、2000年代半ばから常に多い傾向になっている。
初のトップ10に入ったプログラマーと、人気の高いサッカー選手
そのほか、漫画家、“本や雑誌をつくる仕事”、サラリーマン、学校の先生、医者と馴染みのある職業がランクインする中、今回注目すべきは10位のプログラマー。
プログラマーは調査開始以来、初めてトップ10にランクインした。2020年度から小学校でのプログラミング教育必修化が開始されており、その影響も感じられる。
なお、トップ10には入っていないスポーツ選手の中で、最も多くの票が集まったのはサッカー選手だった。
サッカー選手は2023年に7位、2022年に10位、2021年に8位と、スポーツ選手で唯一近年トップ10入りを果たしており、高い人気を誇っている。
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