美術雑誌『美術手帖』などで知られる美術出版社が、TSUTAYAや蔦屋書店などで知られるカルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ会社・カルチュア・エンタテインメントをスポンサー選定したことがわかった。
美術出版社は3月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しており、事業の再建を図っていた。
発表によると、民事再生法の適用と同時にスポンサー選定手続きも進めており、多数の候補者の中から5月15日付けで互いの支援に関する基本合意書を締結したという。
『美術手帖』の美術出版社、多額の負債で民事再生法を申請
雑誌『美術手帖』は、1948年の創刊以後、同社の看板雑誌として知られており、数多くのファンを抱えている。近年では現代美術だけでなく、ロボットデザインやポスト・インターネット、さらにはボーイズラブに初音ミクなど、国内のさまざまなポップカルチャーを特集し、幅を広げていた。
それだけに、今年3月に明らかとなった多額の負債による民事再生法の適用申請の報道は、多くのメディアに取り上げられ、驚きの声が続出。とはいえ、あくまで民事再生法は会社を再生することを目的に申請されるため、美術出版社の今後の動向に注目が集まっていた。
そんな中発表されたカルチュア・エンタテインメントへのスポンサー選定。カルチュア・エンタテインメントは、カルチュア・コンビニエンス・クラブにおける映像や音楽、出版等の企画制作を担う会社。
アート系の書籍や雑誌の出版をはじめ、美術関連事業にも注力していることから、極めて親和性が高いという判断に至ったという。
5月15日には、『美術手帖』によるアートニュースサイト「ビテチョー(bitecho)」が公開され、多くの読者から安堵の声と期待が寄せられている。
美術出版社は3月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しており、事業の再建を図っていた。
発表によると、民事再生法の適用と同時にスポンサー選定手続きも進めており、多数の候補者の中から5月15日付けで互いの支援に関する基本合意書を締結したという。
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美術関連事業にも注力するカルチュア・エンタテインメント
美術出版社は1905年に設立された老舗出版社。雑誌『美術手帖』は、1948年の創刊以後、同社の看板雑誌として知られており、数多くのファンを抱えている。近年では現代美術だけでなく、ロボットデザインやポスト・インターネット、さらにはボーイズラブに初音ミクなど、国内のさまざまなポップカルチャーを特集し、幅を広げていた。
それだけに、今年3月に明らかとなった多額の負債による民事再生法の適用申請の報道は、多くのメディアに取り上げられ、驚きの声が続出。とはいえ、あくまで民事再生法は会社を再生することを目的に申請されるため、美術出版社の今後の動向に注目が集まっていた。
そんな中発表されたカルチュア・エンタテインメントへのスポンサー選定。カルチュア・エンタテインメントは、カルチュア・コンビニエンス・クラブにおける映像や音楽、出版等の企画制作を担う会社。
アート系の書籍や雑誌の出版をはじめ、美術関連事業にも注力していることから、極めて親和性が高いという判断に至ったという。
5月15日には、『美術手帖』によるアートニュースサイト「ビテチョー(bitecho)」が公開され、多くの読者から安堵の声と期待が寄せられている。
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