サンリオが主催するVRChatイベント「Sanrio Virtual Festival(サンリオVfes)」。
様々なアーティストやクリエイターがパフォーマンスを披露し、その他にも多種多様なコンテンツを体験できる大規模イベントです。
特に、アーティスト/クリエイターのパフォーマンスは演出にも大きく力が注がれており、一部の公演は世界的な映画祭で紹介されるほど。「バーチャルクリエイティブの最前線」と呼んでも過言ではないイベントです。
2026年2月~3月に「Sanrio Virtual Festival 2026」が開催されましたが、そのサテライト公演となる「Sanrio Virtual Festival 2026 Summer Edition」が8月28日(金)~9月6日(日)に開催されます。
本記事では、長年「サンリオVfes」を見てきた筆者が独断で、特にVRChatにまだ馴染みがない人にも体験してほしいコンテンツをピックアップ。
VRChatの凄まじさを体感できる絶好の機会へ飛び込んでみてください!
目次
前説:大まかな参加の流れと、VRChatの基本知識
まずはイベントのざっくりとした解説から。サンリオVfesは、上記の通りVRChat上で開催されます。
大まかな参加の流れを説明すると、公式サイト経由でチケットを購入後、チケット情報とVRChatアカウントを連携。アーティスト/クリエイターのパフォーマンス会場へ、専用のWebサイトを経由して入場します。
前段となるアカウント開設も含めて、図説つきの詳細な流れは、公式サイトのガイドが大いに参考になります(外部リンク)。
なお、「Sanrio Virtual Festival 2026 Summer Edition」は基本的には「Sanrio Virtual Festival 2026」の再演となりますが、一部出演アーティストに変更があります。詳細な出演アーティストは公式サイトをご確認ください。
また、各アーティスト/クリエイターの公演を楽しむには、PC版VRChatからのアクセスが必要な場合が多いです。詳しくは、以下記事もあわせてご確認ください。
チケットは3種類! 冬に参加した人はちょっとオトク
本イベントの参加には、有料チケットが必要になります。
PCからのアクセスが必須だけど、全ての公演が観覧できる「スタンダードチケット」が4400円。VRヘッドセット「Meta Quest」単体やAndroid端末からもアクセスできる公演のみ見られる「スタンダードLightチケット」が880円です。
なお、2月~3月の「Sanrio Virtual Festival 2026」でチケットを買った人は、1100円の「アンコールチケット」を購入すれば全演目が観覧できます。“おかわり”はちょいオトクなのです。

サンリオVfesチケット一覧/画像は公式サイトスクリーンショット
ちなみに、「スタンダードチケット」と「アンコールチケット」には、会場となるVRChat内テーマパーク「Virtual Sanrio Puroland」の有料パスも含まれます。
後述しますが、この有料パスは一部の「Virtual Sanrio Puroland」内コンテンツの体験に必要となるので、ライブ以外にも楽しむものがあります。「ピューロランドの入場チケットつきライブチケット」と考えてもらえばよいかなと思います!
前提知識不要! みんな見てほしいパフォーマンス6選
それではここから、前提知識がない人でも楽しめそうなアーティスト/クリエイターパフォーマンスをご紹介していきます!
なお、各アーティスト/クリエイターの出演日時は、公式サイトの情報が正確なのでそちらをご確認ください(外部リンク)
SOS団
「SOS団って、あのSOS団?」と思われた方。その通り!
あの「涼宮ハルヒ」シリーズのSOS団です。涼宮ハルヒはもちろん、長門有希、朝比奈みくる、キョン、古泉一樹の5人が全員登場します。

一応イベント上はアーティストライブと呼ばれていますが、その実態は「フル3Dで展開される涼宮ハルヒの完全新作OVA」。上演時間はだいた30分くらい。
謎の異空間(=VRChat)に飛ばされたSOS団たちのドタバタ劇が、観客の眼前で展開されます。もちろん、オリジナルキャストのフルボイスです。

「Sanrio Virtual Festival 2026」SOS団/筆者撮影

「Sanrio Virtual Festival 2026」SOS団/筆者撮影
「涼宮ハルヒ」シリーズの新作が見られるだけでもだいぶすごいのに、ハルヒたちが歌い踊るライブパートつき。
楽曲は2024年に実施されたクラウドファンディングから生まれた楽曲がメインですが、MVの再現要素も豊富なので、そちらも見ておくとなお楽しめるはずです。
眼前でアニメの世界が繰り広げられる体験はなかなかのインパクト。往年のファンの方にはぜひ見届けてほしいステージ(?)です!
■公演日時
8月30日(日)20:30
9月1日(火)23:00
9月3日(木)23:00
9月5日(土)20:30
ヒプノシスマイク
SOS団と同じくアニメ作品からの出演として、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- 3DCG from HYPED-UP』のステージも見逃せません。

「Sanrio Virtual Festival 2026」ヒプノシスマイク/筆者撮影
ラップバトルが要となる本作には、日本各都市で活躍するクルーが数多く登場。このステージは、6チーム・18名のキャラクターが全員登場します。全員。全員です。もちろんフル3Dです。
多種多様な美形メンズが、著名なラッパーやトラックメイカーたちから提供されたガチのラップを見せていくステージは圧巻の一言。キャラクターたちはステージ上に立ちますが、その背後には巨大な投影映像があるので、どんな位置からでもMV的に楽しむことができます。

「Sanrio Virtual Festival 2026」ヒプノシスマイク/筆者撮影
もちろん、ステージ上のラッパーたちをしっかり見届け、カメラシャッターを切っていくのも醍醐味。
各チームごとの特色もよく活かされたステージも見どころ。このステージ自体が「ヒプノシスマイク」シリーズの入口になるかもしれません!
■公演日時
8月29日(土)20:00
9月1日(火)22:00
9月4日(金)22:30
9月5日(土)20:00
LuminaPalette
VRChat発アーティスト/クリエイターの公演はややハイコンテクストなものも多いのですが、クリエイターチーム「LuminaPalette」のパフォーマンス「Noctiluca」は例外です。

「Sanrio Virtual Festival 2026」LuminaPalette/筆者撮影
パフォーマンスの内容は「精霊が舞う幻想世界への旅」。その導入は直立して観覧するのではなく、神秘的な結晶があちこち生える洞窟を“実際に移動する”ことではじまります。
クリエイターの創った世界をただ見るのではなく、自らの足で踏み込んでいく体験はワクワクすること間違いなし!
さらに、移動中にはファンタジーRPGで聴けそうな幻想的な音楽が流れ続けます。楽曲はアーティスト/クリエイターのel ma Riu(えるまりう)さんが手がけたもので、歌詞はなんと架空言語。耳からも異世界の空気が注がれるという二段構えです。

「Sanrio Virtual Festival 2026」LuminaPalette/筆者撮影
パフォーマンス全体の構成は、洞窟を歩む最初のパートから、二度シーン転換があります。後半では、el ma Riuさんのアバターが舞い、それに合わせて幻想的な光が大量に舞う、きらびやかな光景が広がります。
いわゆる「パーティクルライブ」と呼ばれる様式の作品ですが、あらゆる面でハイレベルな一作です。ちなみに本作、ヴェネチア国際映画祭のXR作品部門・Venice Immersiveにも選出されています。世界にも通用する空間表現作品を体験できる、貴重な機会でもあります。
■公演日時
8月29日(土)15:30
9月4日(金)20:30
9月5日(土)15:00
Screaming Color
そしてもう一本、Venice Immersiveに選出されたパフォーマンスがあります。海外アーティスト・Screaming Colorさんの公演です。
ミュージシャンでもあり、VRChatワールドクリエイターでもあるScreaming Colorさんの持ち味は、極彩色の表現と、まるで予想がつかない空間やオブジェクトの展開。

「Sanrio Virtual Festival 2026」Screaming Color/筆者撮影
ビビッドなレインボーカラーや、コズミックな光の奔流が迫り、かと思ったら中央のステージが驚くような位置から“本が開くように”変形したり、人間の3Dモデルが予想外の位置で分裂したり……思わず「うおおっ!?」と叫びたくなるような演出が雪崩のように降ってきます。

「Sanrio Virtual Festival 2026」Screaming Color/筆者撮影
さらに、一部パートでは各ユーザーの手からレーザーが発射!
攻撃判定はありませんが、会場内に現れるオブジェクトに当てることで音を奏でることができます。観客参加型のライブとしても楽しめます。
あっと驚く視覚的演出が続く、シンプルに楽しいパフォーマンスであると同時に、全体を通してメッセージ性を宿しているのも見どころの一つ。見た後になにか持ち帰るものがある時間になるかもしれません。
■公演日時
8月30日(日)18:00
9月3日(木)20:00
9月6(日)18:00
※「スタンダードLightチケット」で観覧可
QuestMaker featuring サンリオキャラクターズとKUROMI
「サンリオのイベントなのに、サンリオキャラクターはいないの!?」となっている方。ご安心ください。サンリオキャラクターがふんだんに出てくるパフォーマンス、あります。

QuestMaker featuring サンリオキャラクターズ
タイトルは「QuestMaker featuring サンリオキャラクターズ」。QuestMakerは制作チームの名前です。パフォーマンス自体は、ハローキティ、こぎみゅん、ハンギョドン、リトルツインスターズがメインを張ってくれます。
ド直球なサンリオキャラクターによる音楽ライブなので、サンリオ好きにはたまらない内容。ここにポップな空間演出も加わって、とてもにぎやかなステージになっています。
そして、サンリオキャラクターの中でもトップクラスの人気を得ているクロミちゃんは、アーティスト名義・KUROMIで出演しています。

「Sanrio Virtual Festival 2026」KUROMI/筆者撮影

「Sanrio Virtual Festival 2026」KUROMI/筆者撮影
こちらもポップで華やかな空間演出とともに、KUROMIとして有する数々のオリジナル楽曲を次々に披露してくれます。
ちょっとひねくれものだけど、誰よりもまっすぐ正直で、自分らしく生きているクロミちゃんのステージは、MCパートも心震わせてくれるはずです。
■公演日時
・QuestMaker featuring サンリオキャラクターズ
8月29日(土)16:30
9月3日(木)19:30
9月6日(日)17:00
※「スタンダードLightチケット」で観覧可
・KUROMI
8月29日(土)17:30
9月1日(火)22:30
9月3日(木)22:30
9月5日(土)17:30
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