アーティスト・天野喜孝さんが原作/原案をつとめるオリジナルアニメ『斬 -ZAN-』の制作が発表された。
『斬 -ZAN-』は、天野喜孝さんが2010年に『DEVA ZAN』として発表したアート作品集を原点とするダークファンタジー作品。
天野喜孝さんによる300点を超えるオリジナルアートをもとに、日本のアニメーター陣が手描きで映像化する。
天野喜孝の原案の新作アニメ『斬 -ZAN-』
『斬 -ZAN-』の主人公は、戦国時代の日本・安土城で激戦のさなかにあった若きサムライ・ZAN。
どこからともなく響く少女の声に導かれ、生命の象徴「トロープ」とそれを統べる支配者・RIKKA(リッカ)が秩序を司る異世界へと足を踏み入れる。
強敵やトロープとの戦いを重ねるうち、ZANは自らが戦う“正義”に疑問を抱きはじめる。機械生命体・パンサー、謎の少女・ウズメとともに、ZANは世界の真実を求めて斬り進んでいく。
『ガンダム』大河原邦男、『ボトムズ』高橋良輔らが参加
『斬 -ZAN-』の監督は『鎧伝サムライトルーパー』『機動戦記ガンダムW』『犬夜叉』の池田成さんと、『装甲騎兵ボトムズ』『蒼き流星SPTレイズナー』『機動戦士ガンダムSEED』に参加してきた吉田徹さん。
総作画監督は『装甲騎兵ボトムズ』『シティーハンター』『サムライチャンプルー』の谷口守泰さん。シリーズ構成は『装甲騎兵ボトムズ』『太陽の牙ダグラム』の高橋良輔さん、脚本は『小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女』などで知られる高島雄哉さんが担当する。
『斬 -ZAN-』公式サイトは7月3日(金)にオープン/画像は公式サイトのスクリーンショット
さらに、メカニックデザインに『機動戦士ガンダム』『ヤッターマン』『勇者王ガオガイガー』の大河原邦男さん、美術監督に『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』『Kill Bill』などに携わった西田稔さんが参加する。
パイロットフィルムは、現地時間の7月3日(金)にロサンゼルスで開催される「Anime Expo 2026」で世界初公開される。
『FF』『吸血鬼ハンターD』で知られる天野喜孝
天野喜孝さんは、1952年静岡市生まれのアーティスト/キャラクターデザイナー。
1967年にタツノコプロへ入社し、『科学忍者隊ガッチャマン』『新造人間キャシャーン』『タイムボカン』『ヤッターマン』などのキャラクターデザインを手がけた。
1982年に独立後、1987年にはゲーム『ファイナルファンタジー』のキャラクター&ビジュアルコンセプトデザインを担当。その美麗で幻想的なアートスタイルは、同シリーズを象徴するものとして、国内外で広く知られている。
そのほか、菊地秀行さんによる小説『吸血鬼ハンターD』、栗本薫さんの小説『グイン・サーガ』の挿画、押井守監督とのOVA『天使のたまご』など、多数の作品で知られる。
近年もイタリアの「Lucca Comics & Games 2024」やブラジルの「Além da Fantasia 2025-2026」など、国際的なアートイベントで活動を展開している。
「天野喜孝の世界を、新たなグローバル体験へと展開」新会社を設立
今回の発表では、「天野喜孝の世界を、新たなグローバル体験へと展開する」という理念を掲げた新会社・Yoshitaka Amano Inc.の始動も明らかになった。
同社はロサンゼルスを拠点に、「アート&エンタテインメント」をコンセプトとしたグローバル事業を展開。アニメーションの企画製作、アートマネジメント、ライセンス、アートイベントやギャラリーの運営などを手がける。
また、天野喜孝さんの世界を体験型イベントとして展開する「AMANO」も発表。ギャラリー展示や没入型展示、立体アート展示やアートカフェ、限定品販売などを一つの会場に集約する大型イベントとして、2027年以降、世界各地での展開を拡大していくという。
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