バンダイナムコフィルムワークスとバンダイナムコピクチャーズが、6月26日(金)より公開中の映画『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』の制作過程における不手際を謝罪した。
声明によれば、本作のパロディ演出・表現(声明内では「他作品を想起させる演出・表現」と記載)が、一部作品の権利者の「意向に反するもの」となっていたという。
特に諫山創さんの『進撃の巨人』のパロディ演出・表現については、事前に権利者から明確な意思表示があったにもかかわらず、「社内の深刻な伝達不備」により制作が進行していたことが発覚した。
福田雄一監督が手がける『ケロロ軍曹』新作劇場版
『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』は、アニメ「ケロロ軍曹」シリーズ(原作:吉崎観音さん)の16年ぶりの新作劇場版。
制作はバンダイナムコピクチャーズ、配給はKADOKAWAおよびバンダイナムコフィルムワークス。
総監督および脚本は、実写映画「銀魂」シリーズやドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズなどで知られる福田雄一さんがつとめた。
『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』場面写真
また、福田雄一さんが監督をつとめた過去作品「勇者ヨシヒコ」「変態仮面」「銀魂」シリーズの出演キャストがゲスト声優として出演。
山田孝之さん(ヨシヒコ役)や鈴木亮平さん(HK役)、小栗旬さん(坂田銀時役)ら総勢12名が、実写版と同じキャラクターとして劇中に登場している。
「作品をつくり、守る企業として、本来果たすべき責任に対し、真摯かつ十分な配慮ができていなかった」
バンダイナムコフィルムワークスおよびバンダイナムコピクチャーズは、今回の声明の中で「関係する権利者の皆様ならびに作品を愛するすべての皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪。
「作品をつくり、守る企業として、本来果たすべき責任に対し、真摯かつ十分な配慮ができていなかった点を重く受け止めております」とコメントした。
一連の問題について、バンダイナムコフィルムワークスおよびバンダイナムコピクチャーズは「劇場アニメ制作スタッフの皆様、『ケロロ軍曹』原作者様ならびに編集部様は一切関与しておりません」と説明。
再発防止に向けて社内チェック体制を見直し、権利者を含めた関係者への確認内容が確実に反映されるよう、一層の管理体制の強化につとめるとしている。
旧キャスト陣にとって最後の「ケロロ軍曹」
バンダイナムコフィルムワークスおよびバンダイナムコピクチャーズは、加えて「このような状況にもかかわらず、『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』の上映についてご理解をいただいた関係者の皆様に対し、深く感謝を申し上げます」と、関係各所への感謝も表明した。
なお、アニメ「ケロロ軍曹」シリーズは、2026年秋放送の新作TVアニメ『ケロロ軍曹☆』より、キャストが一新されることが決定。
渡辺久美子さん(演:ケロロ軍曹)、桑島法子さん(演:日向冬樹)ら旧キャスト陣にとって、今回の映画は最後の作品となる。
©吉崎観音/KADOKAWA・劇場版ケロロ軍曹製作委員会





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